空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

殺すか、殺されるか

2011年09月06日 08時10分57秒 | 思考試行

武器を持てば、対決した場合には、殺すか殺されるかになる。殺さないという立場は、殺されることを認めることに通ずる。

武器をもたなければ、殺すことはしないという意思表示をしている。それでもなおかつ相手が殺しにくれば、仕方がないと諦めるほかない。あるいは、武器以外で、ありとあらゆる抵抗をするほかない。

個人であれば、殺すぐらいなら殺してくれ、の方がいい、でいい。集団ともなれば、意見は当然分かれるだろう。みんな同じということは、今の時代では考えられない。

奴隷制度では、人を力ずくで連れてきて、労働させ自らの利益にしてきた。今も形は変われど、似たような状況がある。有利な立場にあって、人をクイモノにしている人がいる。

成功者として、「すばらしい人生」を歩んでいる。方や結婚もままならず生きていくことさえできないような人々もいる。飢えて死ぬ人もいる。

地球上には、さまざまな事情がある。これらは、殺すか殺されるか、というとらえ方では解決不可能だろう。人間は、この問題をどうすれば解決可能なのかと考えることは可能であるはずである。

どうしますか。人間さんたち。


BSフジ「プライムニュース」について

2011年09月06日 07時37分54秒 | 思考試行

午後8時から10時まで、反町氏と女性アナの司会で、平日は、毎日放送されているニュース番組である。昨日は、片山元総務大臣、ワタミの渡邊氏、被災地の陸前高田市長、テレビ局の解説委員、が出ていた。

被災地側からの「青写真の青写真」も示された。実現が決まっているわけではなく、政府からバッテンが出れば、また最初からという。枠組みが先か、プランが先か、復興債の裏づけとなる増税問題の扱いなどで、片山元総務大臣の自説が採用されなくて、力不足をなげく声がでたり、ナマ番組らしく始めてきくようなことが、どんどん出てくる。

ただ、疑問の本筋にはそれでもなかなか届かない。何か、タブーでもあるのか。たとえば、自民党の振る舞いについての言及はなされない。さまざまな遅れの事情の背景には、与野党ネジレ問題があるはずなのに、これには、あえてふれない様子がみえる。

報道番組の限界だろう。それでも、時間があるので、タップリと問題の所在が俎上にのる。問題解決の糸口になる可能性を秘めた番組ではないかと思う。視聴者からのメールも紹介される。数がすくなく深めた話にはしないのが残念だが、質問を充実させて、もしあるとすれば、タブーをなくしてしまうことも可能だと思う。

問題解決を念頭において、議論をすすめさせるという意志が番組サイドにあればできるという話しであるが、そこまでの意識があるのかどうか、はっきりしないのは、致し方ないのだろうか。