社長の独り言

資産運用コンサルタントの社長日記です

役所仕事

2007-12-27 00:20:07 | 日常
「役所仕事」というフレーズは昔からありました。
ニュアンスとしては、いい意味より悪い意味で使われています。
所謂、無気力、形式的、無愛想、融通の利かない等です。
最近、この「役所仕事」が官公庁の怠慢ぶりを顕すことが
目だってきました。

一つは社会保険庁です。
相次ぐ地方自治体、社会保険庁での年金横領事件。
多くの横領事件の中で、刑事告発されていないものが
相当数あります。
これは、国民の財産を役人が横領、着服した事件です。
それに対し、社会保険庁が刑事告発を行わない圧力をかけてきた・・
許されないことです。
社会保険庁は、事が明るみに出て、上層部の責任問題になることを恐れ
問題の隠蔽を図ったとしか思えません。
自分の身の保全だけを考え、国民の財産の侵害など二の次という
考え方です。
社会保険庁を始めとする行政の監査機構が全く機能出来ていないことにも
大きな疑問を感じます。
我々国民の税金がどの様に、正当に使われているか
そこをしっかり監査するべきです。
国民から税金を徴収する時は、国税の査察は厳しい姿勢をもって
臨みます。
しかし、その税金の使われ方に対する査察はまるでザルの様に
穴だらけです。
これでは、全うに税金を納めている国民が納得出来る訳がありません。
「取るときは厳しく、使う方は無法地帯」
これがマトモナ社会構造でしょうか?
結局「役所仕事」と言われる所以がここにあるのです。

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