社長の独り言

資産運用コンサルタントの社長日記です

リーダー論

2008-02-26 10:05:19 | 日常
先日終わったサッカーの東アジア選手権、
日本は優勝を逃す、悔しい結果となりました。
日本に足りないものは何だったのか、
また、日本サッカーは進化しているのか、
それとも退化してしまったのか?

オシム監督が病気に倒れ、その後任に監督
就任したのが岡田氏です。
オシム監督という偉大な監督の後を受け継ぐ
ことは大変に難しいことでしょう。
日本サッカーの救世主といわれたオシム監督は
日本人独自の特性を生かした「日本サッカー」
を確立しようとしていました。
俊敏性、協調性、規律性、柔軟性、勤勉
という日本人の特性です。
今までの日本サッカーは南米スタイル、欧州
スタイルという様に、どこかの真似ごとでした。
オシム監督はそれを根底から変える、チーム創り
をしてきました。
そこには、経験と知識に裏づけさえた確固たる信念
がありました。どんな個性的な選手をも唸らせ、
従わせるカリスマを持っていました。
それは正にリーダーとしての資質と言えるものです。

リーダーとして組織をまとめることは、トップダウン
だけでは不可能です。メンバーから認められるものが
必要なのです。
「この人には敵わない、この人の言うことは間違いない」
と思わせるものが必要です。
特に、プロスポーツの世界のリーダーであれば、
結果をもって示すことになります。
選手もそれを求めています。

現日本代表の岡田監督には、選手から不協和音が
上がっているようです。
リーダーとしての資質を試されている状況なのでしょう。
選手が求めることは、自分を向上させてくれるリーダー
です。残念ながら、岡田監督は選手から認められて
いないのでしょう。

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