社長の独り言

資産運用コンサルタントの社長日記です

資産運用の鍵

2006-10-24 09:08:11 | 日常

今朝の新聞に日本版401k
確定拠出年金の記事がありました。

この制度が導入されてから5年
様々な問題点が浮かび上がってきました。

この記事で気になったのが2点ほど
あります。

まづ一つ目は
中小企業の導入が思うほど進んでいない点です。

これは、ある程度事前に予想出来たことです。
つまり、中小企業に勤務する多くの
社員は、金融・資産運用というもの
には疎い人が多い筈です。

預金といえば、郵便局だけという人も
少なくないでしょう。

そのような人達に、自己責任で
自分のお金を運用させることは
無理な話でしょう。

2点目は、導入した大企業の社員間で
運用の格差がかなり出てきていることです。

これは、人により、資産運用に
積極的な人と疎い人の差が出てきた
ということです。

当然ながら、多くの社員が皆同じ様に
積極的に運用することは出来ない訳です。

特に日本文化では、欧米の文化とは明らかに
違います。

ここに、アメリカ式を導入すること事態に
無理があったののではないでしょうか。

資産運用で多くの方にお会いしますが、
正に人により様々です。

資産運用に全く興味のない人は少ないですが、
前に一歩を踏み出せない人が一番多いです。

つまり、日本人の文化で「横並びの文化」がありますが、
資産運用についても同じです。
つまり、金利が低くても皆と同じなら「それでいいや」
という文化です。

今後も日本版401kが浸透するには相当時間が
かかるでしょう、
それとも、永遠に浸透しないかもしれませんが・・・



 

 


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