今日はフューチャーブレーンの村山社長
とキャピトル東急ホテルで打ち合わせでした。
この伝統あるホテルも11月30日をもって
その43年の歴史に幕を降ろします。
1963年名門「星が丘茶庵」跡地に
日本初の外資系ホテルとして
東京ヒルトンホテルが誕生し
1984年にキャピトル東急ホテル
に改称し、現在に至っています。
外資系ホテル初のオペレーションが
行われたこのホテルからは
数多くのホテルマンが育っていきました。
その意味では、現在のホテルの
サービス、ホスピタリティの原点が
ここにありました。
1966年、ビートルズが武道館公演の為
初来日した際に宿泊したこと、
あのマイケル・ジャクソンも宿泊した等
V.I.Pが数多く宿泊しました。
ここはよく打合せに利用する
お気に入りのホテルの一つです。
このホテルのいい点は
何と言ってもロケーションです。
永田町の首相官邸の近くに在り、
あまり、一般の人が来ない場所の為
ざわついたところが無く、
居心地がとても良いホテルです。
場所柄、政治家の方がとても
多いです。
レストランもそれぞれに特徴があり、
こだわりを持っています。
コーヒーショップの「オリガミ」は
パーコー麺が有名です。
あの「とんねるず」の番組でも紹介されました。
更に、ロールケーキは季節ごとに旬のもの
で作られていて、とても美味しいです。
また、中華料理の「星が丘」は
その名前を「星が丘茶庵」から由来しています。
閉館まで残り4週間位ですが、
2010年には、再開発高層ビルの中で
機能的な近代ホテルとして
生まれかわるでしょう。
この様な、ゆったりした空間、庭園がある
ホテルがなくなるのは寂しいことです。
機能や効率だけを重視し
心のゆとりが無くなっているのも
時代の流れでしょうか？
