社長の独り言

資産運用コンサルタントの社長日記です

長崎県警の怠慢

2007-12-20 08:51:55 | 日常
長崎で起きた銃乱射事件では、住民からの
通報に対し警察が適切に対応してきたかが問題となっています。
銃の所持に対し、警察の管理が適切に機能していたか疑問です。

この事件では、犯人は散弾銃を3丁も所持していました。
特段、狩猟をする訳でもなく、クレー射撃をするのでもなく
こんなにも簡単に手に入れられることが不思議です。
ということは、誰でも簡単に銃を持つことが出来るのです。
アメリカは銃社会で怖いと思っていましたが、
日本もかなり怖い銃社会であることに気づきました。

また、銃を持つ人への管理もずさんであることが判りました。
銃所持者は一応リストアップされます、
そして管轄の警察が管理を担当します。
更新をする都度審査があるとのこと。
しかし、その審査が何ともいい加減に見えます。
今回の例では、近隣住民から警察に対し、
犯人の銃所持に対する問い合わせが何度もありました。
しかし、警察はその住民の声を無視しました。
これで、管理機能が正常に発揮されたでしょうか?
もし、警察がきっちり機能していれば、今回の事件は回避できたでしょう。
長崎県警の記者会見では、
「落ち度はなかった、対応は適切だった。」というコメントをしています。
はっきり言って、責任感が全く感じられません。
一般市民を守る使命を受けた職の発言とは思えません。

今まで何度と無く同じ様な警察の対応の遅れによる
事件で、一般市民が尊い命を失ってきました。
桶川ストーカー殺人などは、その典型です。
過去の事例から警察な何を学んできたのでしょう。
何も学んでいなければ、これからも同じ様な被害者が出てきます。
一般市民は誰に助けを求めればいいのでしょうか?


国家公安委員会の厳正な調査をお願いし、
事実確認と県警の対応の不適切なことの
真相究明を期待します。
と同時に、同じ様な被害者を出さない様な
警察の意識改革も期待をしたいです。