社長の独り言

資産運用コンサルタントの社長日記です

ウォルマート商法の行方

2007-12-19 08:21:18 | 日常
西友を完全子会社化した、アメリカ最大手のスーパー
ウォルマート・ストアーズ。
日本市場に意気揚揚と乗り込んできたが、
日本市場に不慣れな経営陣、日本文化を理解しようとしない姿勢
果たして、西友再建は出来るのか?

ウォルマートが日本市場に進出して6年、
しかし、それは誤算の連続でした。
アメリカ流の「エブリデー・ロープライス」を販売手法を展開、
チラシ広告を止めたところ、客足が遠のき売上が減少しました。
日本人の消費者感覚を無視した販売手法でした。
また、人はコストという見方の経営方針も
従業員の働く意欲を削ぎました。
「店舗業務がウォルマート流にマニュアル化され
売り場の担当者の創意工夫の意欲も削がれました。
人をコストとしか見ておらず、モチベーションが下がるだけ」
という現象を起こしました。
ダメな外資系企業が日本進出する際によく聞く内容です。
特にアメリカ企業に多いことです。
日本市場や日本文化を理解しようとせず、
自分達のやり方を押し付けるだけ。
日本に来ている外人も、大概はアホです。
本国から飛ばされた人達です。
彼らは、日本で成果が挙がらなければ(当然挙がりませんが)
アジアの他国に赴任するか、本国のそれなりの役職に戻るだけです。

西友に来ているウォルマートの連中も大方そんな輩でしょう。
現に6年間赤字である責任は誰も取っていない。
西友から去った幹部はアメリカで要職に就いているとのこと。
全く呆れた話です。