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ナミキ絵本療法™️61回〜幼児の想像力

2019-06-18 23:36:46 | 絵本

【ナミキ絵本療法™️61回〜幼児の想像力】

          

幼児の想像力を分析したいと常々考えていた私。

たとえ心理学の研究の面からさえも、人格を持った子どもさんの人生を左右することをしては、いけない。

たとえ自分の子や孫でも、大人の自由に操作してはいけない。

それは、DNA遺伝子レベルと同じでダメであると思っている。

絵本の研究を長年継続していて、私は想像力がどう働くか気になることがよくある。

今回、恵まれた事例に出逢えた。

偶然にも、自分の子どもに文字を早くから教え込むなどという

早期教育を避け、子どもを絵本の読み聞かせで、ゆったり、愛情たっぷり 伸び伸び育てている母子がいた。

15年前に出版された『もりのおふろ』を読み聞かせたら、4歳のその子は入浴が大好きで、せかして何度も、いつまでも、お風呂に入りたがった。

半年前に15年ぶりに続編

『もりのおふとん』が出版された。

その4歳児は、この絵本にも素晴らしい集中力を発揮してのめり込んで行った。

文字を知らないので、絵を見て想像でお話を作ってくれた。

4歳児がつけた題名は

『おふとんとライオン』

素晴らしい想像力である。

読後、表現した行動は、次のようである。

忙しいパパをライオンに見立てて、つかれたパパのお布団にそっと潜り込んでいた。

可愛い仕草にパパの疲れが吹っ飛んで、子どもを引き寄せ抱き締めていた。

パパの体と心が癒されたようだった。

4歳の子どもの表情は安心した顔で、情緒安定していた。

この繰り返しが、親子の絆をはぐくんでいく。

絵本療法である。

AI時代に、ロボットに欠けていると指摘されている.....

愛や親子の絆が絵本には、たっぷりあるようだ。

文字の習得はAIの方が勝るからね。

文字を知らない4歳児だったので、想像力が全開したね。

AIには、想像力ないからね。

令和元年になり、刃物を人様に向け、親子の殺し合いや他人を包丁で刺す事件が増えている。身の毛がよだつ。

忙しいパパは寝てていいから、この絵本が小さい時からそばにあったら、親も子も絆ができ尊敬し合う関係になったのにと、残念でならない。

お偉い様にお願い。

ただで、税金0円で絵本療法を広めていただけませんか?

みんなで、昔から言われている

「どの子も宝」にしていただけませんか⁉️

♪社会の子 子はかすがいで 子は宝♪

♪みんな光ってみんなE♪

   ナキ 滝井なみき

 


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