15年前、初めて壱番館の土地を見に行った時、
後方の土地に2戸の土台がありました。
「これから2軒家が建つのかしら?2世帯かしら?」
家は建つことなく、やがてその土地は駐車場に。
その土地のお向かいさんは、「自分の塀が工事で
傷がついた。あんたもハウスメーカーに騙されてい
る。一緒に文句を言おう。」と言ってきた人です。
唐突な申し出でお断りしましたが、彼は言葉どおり
毎年5年ごとに塀を〇イワハウスにメンテナンスさ
せています。ヘビークレーマー???
その土地に建物が建つと、北側の彼の家は日陰に
なります。難癖をつけて工事を妨害したのかもしれ
ない、ずっとそう思い込んでいました。
ところが最近、この近所に何十年も住んでいると
いう方とお話しする機会がありました。
「この土地はね、もともと小さい貸家が2戸建って
いて1戸が火事になったのさ。それを期に2戸とも
取り壊したんだよ。」 えっぇ~!
建築を妨害されたんだと思っていたら逆でした。
「あんたのマンションが建つ前は〇〇石油の社員寮
だった。緑色の建物だったよ。」 えっぇ~!
元々の建物が緑だったなんて全く知りませんでした。
そして私が選んだ色も「緑」・・・偶然でしょうか?
事実は小説よりも奇なり。
思い込みと勘違いの15年でした。