スリーマイル島原発事故

毎日新聞によると、米国史上最悪の放射性物質漏えいとなった「スリーマイル島原発事故」は、１９７９年の発生から２８日で３２年を迎えるそうです。小生が１９歳になろうとした年であります。地元では事故の記憶が風化しかけていましたが、東京電力福島第１原発の事故が起きたことで当時の恐怖感がよみがえっているようです。ちなみに旧ソ連のチェルノブイリ原発事故は８６年に起こりました。

【スリーマイル島原発事故】
７９年３月２８日、２号機の２次冷却水給水ポンプが故障し、緊急炉心冷却装置を誤って停止させるミスが重なって露出した炉心が溶融（メルトダウン）した。事故の国際評価尺度（０～７）は「福島」と同じレベル５。放射能除去に１２年の歳月と９．７億ドル（約７９０億円）を要した。

福島第１原発事故は世界の原子力産業を見直す転換期となるでしょう。まず政府は、原発を安定させることを最優先し、地元住民の不安解消と定期的な健康診断に取り組んでもらいたいです。「福島ショック」をしっかりと検証して、今後のエネルギー・環境政策に生かすことです。世界が注目しております。


No pain,no gain.