今年はアイルランドの最
高名な盲目のハーパーで
作曲家兼詩人の O'Carolan 生誕350周年。
ちょうど100歳違いのベートーヴェン生誕250周年を
祝うイベントは世界中で沢山あると思うので
多少なりともアイリッシュや
ハープに携わっている人は
是非そういう記念の年だという事も
知っておいてもらえたら嬉しいです。
今の演奏家は多分400周年は難しいだろうし
現役のタイミングとこの機会が
重なった事に感謝しつつ
今年はすべてのライブで彼の曲を
1曲以上は演奏出来たらと思います。
上の画像はO'Carolan生誕の地
Co, MeathのNobber にある
アイルランドで2つめの像。
もう1つは彼の家があった
Co. Leitrim の Mohill にあって
ここはアイルランドに行った時の
2ショットがあります (^^♪
またNobberには彼の名前からとった
O'Carolan College も創立されていて
残念ながらハープ科は無いみたいですが
なんかすごい、偉いなぁ、、、
あと時々 O'Carolan はいつ頃の人ですか?
という質問を受ける事があって
そういう時には丁度日本で
赤穂浪士の討ち入りがあった頃です。
と答えるんですが
実はO'Carolanは赤穂浪士の
最も有名で剣客だった堀部安兵衛と同い年。
江戸が討ち入り事件で
大騒ぎしていた時に地球の裏側では
O'Carolanがハープを
持って旅をしていたんですね。
ちなみにあの大石倉之助は
O'Carolanより11歳年上ですし
四十七士の中には中には他にも
数名同じ1670年生まれの人がいます。
彼らは皆若くして死んでしまいますが
何か不思議な感じです。
年末によく放送される
忠臣蔵のドラマを見ながら
この時アイルランドではO'Carolanさんが、、
なんて想像するのも楽しいので是非!