とりあえず一所懸命

鉄道の旅や季節の花、古い街並みなどを紹介するブログに変更しました。今までの映画や障害児教育にも触れられたらと思います。

床屋さんはどうしておしゃべりなの?

2007-01-14 17:36:00 | 日記
 今日、久しぶりに床屋に行きました。髪が長くなってきてなんだかうっとうしいなと思いながら、なかなか行く機会がなくてとうとうここまで来てしまいました。どこの床屋に行こうかと考えて、前々回出かけた床屋にしました。

 ガラッと開けて入るとすでに2人の人が取りかかっています。「こちらへどうぞ」とも言わないでちょっとおばさんがイスの前に立ちました。「こっちへ来い」と言うことかと思って座るとさっと髪を濡らし始めます。ここは無言の床屋なのかなとほっとしていると、だんだんおしゃべりが始まりました。

 テレビがずっとかかっていて全国対抗女子駅伝をやっていたのでチラチラと見ているとイスをさっとテレビの方向へ向けてくれました。「別に見たいわけでもないんだけど」と言ってもさして気にすることもなく「駅伝って次々に順位が変わってよくわかりませんよね」とか、元日のニューイヤー駅伝の話や、箱根駅伝の話、今やっている京都の町の話など、どんどん変わっていきます。

 別に黙ってても良かったんだけど「京都行かれたことありますか?」「つい先週4日ほど京都にいました」と答えてしまいました。すると「京都の烏丸通りご存じですか?あそこには東本願寺、西本願寺、二条城がありますよね」どういう土地勘をしているんだろう?まるでとんちんかんな会話が飛び出してきました。「東本願寺は確かに烏丸通りだけど、あと二つは堀川通りですよ」と言ってあげたんだけどまるで聞く耳を持たないようで次々に話を変えてきます。

 顔を剃る頃になったので、それからずっと目をつぶって寝たふりをすることにしました。するとやっと会話が中断してその後は、話しかけられずに済みました。

 床屋話は今回でブログ3度目になるんだけど、なかなか好きな店に行き当たりません。フランス映画の「髪結いの亭主」みたいな店だといいのにね。最近BSで見た(再び)「男はつらいよ 寅次郎の青春」では風吹じゅんが宮崎で小さな床屋さんをやっているという設定になっていて、ちょっと「髪結いの亭主」の1シーンを思わせるような場面がありました。この映画は「髪結いの亭主」が封切られた次の年の映画だったのです。

 どうでもいいけど今度は別の店に行ってみようと思います。
コメント
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