不精者の秘密基地

不精者れいくが、日々のもろもろを、こっそりこっそり書き綴ってみる

風の王国

2010年03月28日 | 本(マンガ・小説・その他)レビュー

毛利志生子「風の王国 ~水面の花~」

7世紀・・・唐の皇帝、李成民の姪である翠蘭は皇帝の命を受け公主と偽り、吐蕃(チベット)へ嫁がされる事になる
その道中、賊に襲われ公主と間違われた翠蘭の親友、朱瓔が攫われるのを追う翠蘭はリジムと剣を交える。が、ふたりで川に落ち流されてしまう
吐蕃の臣と言うリジムと共に、元の場所へ向かう翠蘭。何日も共に旅するうちに、リジムの人となりを知り・・・

以上は初刊「風の王国」のあらすじです、上の表紙は現在の最新刊(20冊目)です
コバルト文庫ですが、史実をベースに書かれてまして、翠蘭こと文成公主やリジムも実在した人物です
当時のアジアの様子もいろいろ書かれてなかなか興味深い上に、快活な翠蘭やリジムの活躍がとっても面白い!
が!!!
実は私、13巻目までしか読んでおりません
実は私、今回久々に読みました
と、言うのも14巻目で私の好きなパターンで書いた『地雷ネタ』を思いっきり踏んでおりましたorz
もうね、もう・・・・・orz
いや、先に史実を知ってたら・・・
けどコバルトだから、ファンタジーだから、その辺り乙女(笑)好みな方向に行くんじゃなかろうかと、自分に言い聞かせて結局読んだと思うわ
あ、もちろん史実に沿ってはいますが、毛利さんのテイストでアレンジされている部分も多く『伝記』ではありません
史実をベースとしてますが、あくまで『御伽噺(フィクション)』となっております
ある意味その部分に賭けてたんだけどね・・・

この時代のアジアの国を知るには面白いです
改めて、チベットと中国は歴史的に『別の国』だと思いました
アジアの時代ものが好きな方で、私にとっての『地雷ネタ』は気にならない方にはおススメです(笑)
    ↑
どちらの『地雷』だったかは、とりあえず伏せておきます(笑)
知りたい方は上記の『文成公主』をクリックしてみると分かります(笑)

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