Need for Speed: Most Wanted (2005)

Need for Speed: Most Wanted は、単に順位を争うレースゲームではなく、
パトカーとのカーチェイスを楽しむゲームだ。

対立する町の暴走族メンバーに、一人ずつレースでの対決を申し込み、
勝負に勝つと相手のクルマを自分の物にする事が出来る。

勝負していると大抵スピード違反なので、パトカーがどこからともなく現れて、
追い掛け回され、レースどころでは無くなる。

捕まると罰金を取られるが、特定の場所に一定時間隠れると、逃げ切る事が可能である。

違反して、パトカーをまく一歩手前で走行していると、警察の包囲網がグレードアップする。
最初は普通のセダンだったパトカーがスポーツカーに変わり、しまいにはSUVが出てきて
道を塞いだり、体当たりし始め、ヘリまで出動してきて大騒ぎになる。

警察の無線通話や、派手なスタントをするとスローモーションになるなど、
まるでカー・アクション映画の様な雰囲気を味わう事が出来る。

ハンドル操作にリアリティが無くフニャフニャだが、車をぶつけるのに適している。

簡単なストーリーがあるので、飽きずに最後までプレイすることが出来た。

コースは、オープン・ワールドな市街地で、ゲームを進めていくと走行出来る
区画が増える。一般車両も走っている。

フレームレートが不安定で、相当カクつく場面もあるが、このゲームの面白さが
損なわれる事は無い。