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「皇貴妃の宮廷」あらすじと感想 泥沼の中国歴史ドラマ 第54話

2017-08-29 10:08:14 | 中国ドラマ

「菫小宛(とう・しょうえん=徳妃)を姉のように慕ってきました。
あの静妃よりも、ずっと悪辣だとも知らずに。
陛下、私はそんなに取るに足らぬ人間ですか。
なぜ皆、私を雑草のように踏みつけるのです?」

自ら命を断とうとした蘭貴妃・果珍(グオチェン)は、眠りから覚めて、皇帝に訴えています。
「妃嬪たちにとって、皇貴妃の宮廷 DVD
私は哀れな虫にすぎないと?」
金侍医たちは、興奮させてはいけない、と果珍の話を止めさせます。

「徳妃も子を宿したそなたを嫉妬したのだろう」
皇帝の言葉に、果珍は反応します。
「私は子を産めぬ徳妃を思い、
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皇貴妃を固辞するのは止めるよう言い続けて、通じ合えたと思っていたのに。
「彼女の私への情はにせものだったのですか」

またもや侍医たちが話を止めるようせっつきます。
皇帝は体を休めるように言い、付け加えます。
「朕やそなたの知る菫小宛はもういない」

劉光才が、小宛の処分をどうしますか、と尋ねます。
皇帝もどうするか決めかねていたのです。
「だが、さきほどの果珍の姿を見て、
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徳妃がこれ以上、朕の寵愛を利用し、言い逃れを続けるなら、
死罪に処し、魂を江南に返す」

「あの女も終わりね」
侍女の雲児(ユンアル)と二人きりになると、果珍は、これで勝った、という思いを強くします。
「陛下は菫小宛を死罪に処す覚悟に違いない」
小宛はもはや陛下から死を賜るしかないの、と果珍はその最後を予感します。

あらためて小宛の尋問に戻った皇帝です。
「残念だったな」皇貴妃の宮廷 あらすじ
といかにも、小宛の陰謀が失敗したかのような言い方です。
「金侍医が間に合い、助かった」
それはすべて計算済みだろう、と小宛は思います。
いざとなれば憑侍医が助けたはずなのです。

「地獄に落ちろ、と罵ったそうだな?」
胸が張り裂けそうな思いだった、と皇帝は振り返ります。