二十歳を過ぎたころ

小さなことに一喜一憂する二十歳を過ぎた学生の軌跡。
→いつの間にか社会人4年目。二十歳を過ぎたころからのブログです

信頼関係を築くことの難しさ

2007年04月28日 19時05分03秒 | 日記
週末が近づくにつれて研究室の空気がまったりとしてくる。
最後の一個のお菓子を食べた自分はとても居心地が悪く、先輩は怒り、
何かどうすることもできなくて、難しかった。
八百津の栗きんとんでもプレゼントしようと思う。反省。


金曜のバイトはなかなか大変だった。
作業量が多いのに、人がいない。
仕事の大変さが変化しても時給は変化しないのだから、何だか馬鹿馬鹿しい。
それでも終わらせないと終わらないので、まったりと働く。

自分が働くバイト先は、出勤・退勤は15分刻みでカウントされる。
1~15、16~30、31~45、46~60分という区切り。
例えば21時00分に出勤し、22時01分に退勤すれば、勤務時間は1時間。
しかし21時01分に出勤し、22時00分に退勤すれば、勤務時間は30分となる。
この1分の差が大きい。時給900円なら、225円分の儲けの差がつく。
さらに深夜時間は給料が上がるから、尚更のこと。

本当は0時55分に仕事は終わったのだけれど、1時01分まで退勤を遅らせる。
このような光景は、本当はよろしくないが、結構見られる。
事実、今日は珍しく店長代理から退勤後に注意された。
タイムカードの時刻が1分になるのを待つのではなく、ぎりぎりまで働くのが、
本来あるべき姿ではないのか。と。


その後、店から出た後に、同僚の人から愚痴を聞かされる。
自分は店長代理は嫌いではなかったのだけれど、代理の評判はよくないらしい。
あーだこーだぴーちくぱーちくと喋るのは、それはそれで面白くて、
頭の代理の像を修正しなければいけないなと思うこともあった。
が、一方では、根本的な解決には繋がらないことに、一抹の不毛を感じる。
結局は、信頼関係なのだと思う。
「01分まで働いてから退勤すべきだ」というのはもちろん正論なのだが、
ああそうかしまった、今度から気をつけよう、と反省するバイトはいるのか。
所詮、大学生のアルバイト。働く理由はお金がほしいからである。
欲を言えば、仕事が楽で、何かしらのスキルを身につけられるバイトがいい。
そんなふうに勝手に思っている連中が多い。特に男どもに多い。
残念ながら、やはり、たかがアルバイトなのだ。

しかし厄介なことに、アルバイトの中には駒として扱われることを嫌う人もいる。
今日のように、人数がいない上に荷物がたくさん届いた日には、
上の人から「お疲れ様」のねぎらいの一言ぐらいもらえたっていいじゃない、
と思う人が多い。
しかし代理はアルバイトの目線に立って、語ることをしない。
指示し、駒として扱い、仕事を手伝ってくれない。
そんな冷たい印象を抱いてしまう。


代理がアルバイトの野郎たちから信頼を得るためにはどうすればいいのだろう?
代理の仕事(アルバイトには分からない小難しい仕事)ばかりをするのではなく、
時には商品補充などの仕事を一緒にやってくれる人は、尊敬されやすい。
また、上からの意向を説明しないまま、あれやれこれやれと指示するのは、
バイトの不満を募らせるだけで、よくない。
「こういう理由でこういうことを今後やってもらいたい。」
「仕事は増えることになるかもしれないけれど、こういう事情だから、頼む。」
と、言えばいいのに。と思う。


仕事場の雰囲気は、悪いよりいいほうがいいに決まっている。
お互いが信頼関係で結ばれていて、アルバイトが「代理今日は大変そうだから、
俺らも頑張ってやるか」と思うような関係が理想だ。
けれども、アルバイトは社員ではない。
愛社精神はなく、自己犠牲に努めない。
この意識の差がある中で、どうすれば信頼を得ることができるのか。
難しいなあと思う。
難しいが、昔の代理は人望が厚かった。
意識の低いアルバイトの信頼を得ることは、不可能ではないのだ。

少なくとも上に立つ人間がぴりぴりしていては、良いものも悪くなる。
いつも余裕を持つのは難しいが、職場内ストレスにはご用心ご用心。
頑張れ代理、と、心の中で何となく応援する、週末。