第6章 そして通院の日々・・・
2007.12.17-21
翌日早速キャッシュレスサービスが受けれる病院へ・・・
泊まっているホテルから徒歩5分ほどという好立地だ。
行った所は個人経営で小さな病院だったのでここでの入院は無さそうだが・・・
ここでの結果次第では
入院なんて事に・・・
「ウッ・・・ウフッ・・・!!」
事情を話すと早速色々と検査が・・・
採尿、採血、血圧測定、そしてレントゲン、内視鏡、検診、超音波による測定等等・・・
そして抗生物質を入れての点滴まで・・・
たかだか風邪に大げさなと思いつつも・・・
ここまでの治療を自費で支払っていたらと考えると・・・ここまでやってもらえて却って良い気もするが・・・
血液検査などの詳しい結果は2,3日後に分かるらしく・・・
とりあえずは入院までの必要は無さそうなので・・・
今回は薬を処方してもらい。病院を後にする。
と、言うことは・・・
健康状態に関しては最悪では無さそうなものの・・・
「入院の夢、叶わず・・・!!」
うむぅぅぅぅぅ・・・
それにちょっと付け加えるならば・・・
薬にはキャッシュレスサービスがつかず、後日保険会社に請求するとの事らしいがそれにしてもたった3種類で60㌦の出費は痛かった・・・
これが60㌦した薬・・・
翌18日、そして19日、体調は大分良くなってきたが・・・朝起きると大量の発汗をしていることもありホテルで静養に努める。
ちなみに食事は朝マックに夕は吉野家の牛丼・・・
治るものの治らなさそうな食事であるが・・・好みなのだから仕方が無いだろう・・・
それと、この際米ドルのキャッシュを作ろうとATMでお金を下ろすと20㌦、それも年度まちまちで旧札までまじり、そして銀行で100ドル札に換えてもらうと、年度こそまあ新しいもののどう見てもボロイお札しか手に入らず・・・
アメリカ・・・ドルの本場の割りに状態の良いドル札は入手が難しいらしい・・・
そして20日・・・
大分体調も回復してきたので、念のためにもう一度病院へ、午前中に行って良ければ午後出発だ!!
しかし・・・
前回の血液検査の結果が出ていたのだが・・・
その結果・・・
再検査した方が良いと言われ・・・午後もう一度通院・・・
検査の結果・・・どうやら血小板の数値が低くなっているらしく・・・内臓系になにか異常がある可能性が・・・
翌日の午前中に再検査することになり・・・自動的に出発は遅れることに・・・
そして21日・・・
約束の1030時に行くと・・・私の検査を担当する技師が遅れることに・・・
午後まで時間をつぶす為に図書館へ・・・
そしてもう一度1500時に・・・
検査の結果・・・脾臓が炎症を起こしていたことが・・・
そういえば医師が「タバコは控えてください」といっていたのだが一日一箱ペースが変わらず、それも血液に異常が出る一因になっていたようだ・・・
常日頃「口から煙が出せている限り俺は生きている」をポリシーにしていた私が禁煙など出来るわけも無いが・・・
それにしても具体的に数値で出されると・・・いい気はしない・・・
結局また抗生物質の入った点滴を受ける事に・・・
医師に出発は明日と告げたが、あまり気乗りはしていないように見える。
ただ、こちらの事情も分かるみたいで強力な薬・・・何が強力かというとたった1錠が24㌦もすることだが・・・を5錠、計120㌦という生まれてこのかた買った事もない薬を処方してくれた・・・
まあ保険で下りるらしいので・・・領収証さえ無くさなければ、それか強盗に遭って荷物毎いかれなければ・・・お金は戻って来るはずだが・・・
それにしても出費は痛い・・・
これが100ドルの薬・・・トホホホ・・・
そしてホテルに戻ると・・・
セカンドミッション開始時から使っていた帽子を無くしていたことに気付いた・・・
慌てて病院と図書館に行くも・・・物は見つからず・・・
茶色で軽量の為に重宝していたのだが・・・
結局6㌦でその場しのぎの帽子を買うことに・・・
これがおニューの帽子!帽子はプロフェッショナルのトレードマークなので止むを得ない出費!!ちなみにクオリティーはそれほど良くない
うむぅぅぅぅぅ・・・・
それにしても・・・
ツキまで無くしてしまっていたようだ・・・!!
第7章 さらばアメリカよ・・・!!
2007.12.22
朝起きてマックへ行き朝マックへ・・・
そしてバスターミナルへ行き、チケットを買う。
シーズンに入ったために大混雑で、長蛇の列、しかしカウンターは僅かに2つだけオープン、おかげでチケットを買うのに1時間半もかかってしまう・・・
そして一度ホテルに戻りチェックアウトする。
バスは1500に出発の筈が・・・定員オーバーの為に一度満員にして発車させ、次のバスが来たのは一時間後・・・
国境には1930頃、両替しようにも両替商はしまっている。
仕方なくメキシコに入って国境での両替商を利用しようとするも・・・レートがよろしくない・・・
思い切って街に出たら・・・あいている両替商は僅かにひとつ、しかも5パーセントもコミッションを取る所だけだ・・・
今回ティファナに泊まるつもりは無い・・・
この際だからとチケット代も含めて200ドルの両替、まあ10ドル分は完全に損をした形だ・・・
メキシコ第2の都市グアダラハラ行きのチケットを買う。これから36時間近い長距離移動だ・・・
夜2200時発のバスに乗り、去り行く国境を眺めて感慨に浸る・・・
そういえば・・・
アメリカの出国カードは持ったままだが・・・
なになに、裏面に何か書いてあるが・・・
以下抜粋
「出国記録
あなたは、この許可証を所有し続け、米国を出国する時に返還しなければなりません、これを怠ると、将来の米国入に国遅延が生じる可能性があります・・・(以下省略)」
うむっ!こっこれは・・・
おっ怠ったぞ・・・・!!
メキシコに出国の際は米国の担当役人に返還と書いてあるが・・・
そんなものティファナの国境で分からなかったし、ほぼ自動的に入国できるようになってしまっていたのだが・・・・
パスポートを新しいものに更新してまで望んだサードミッション、これでこの先また入国する時に今回の返納忘れで怯える羽目になろうとは・・・
そして私は今回のアメリカおいて、もう一つ・・・重大なことを・・・それも前もって分かっていたことだが・・・
それは・・・
アメリカで行ったのはロスのみということは・・・
「首都狙撃・・・初失敗・・・!!」
ということである・・・
これまでの116カ国、少々の無理を押してでも首都に立ち寄ってきたのだが・・・
今回確信犯的ではあるものの・・・それにしても気持ちは痛い・・・
「約束の地、アメリカ・・・」
私にとっては
「お約束の地」
と、言った方が・・・よりしっくりくるようだ・・・
第8章 振り返る日々・・・
今回のアメリカ・・・
自由の国、そして約束の地・・・
アメリカンドリームの国・・・
私は振り返ってこう考えざるを得ない・・・
海外保険による夢の入院は果たせず・・・、出国カードを返還し忘れたため・・・次のアメリカ入国に一抹の不安を残す羽目になり・・・
そして首都狙撃手たる私にとって最初に首都に行けなかった国になり・・・
さらに神には見放され・・・
どちらかというと・・・踏んだり蹴ったりの日々であった・・・
アメリカンドリーム・・・
私は確信を持ってこう考える
「夢は叶わないから夢ではないのか?」
と・・・
しかし、それでもいつの日か・・・
アメリカで・・・入院して、そして首都に行ける日が来ることを・・・
夢見ずにはいられない・・・!!
そして今回・・・
「激闘の記録」としてみたものの・・・
完全に
「闘病の記録」、それも大した事の無い・・・になってしまった事は・・・
プロとして皆に詫びねばならぬであろう・・・
リトルトーキョーで見かけた二宮金次郎の像・・・
2007.12.17-21
翌日早速キャッシュレスサービスが受けれる病院へ・・・
泊まっているホテルから徒歩5分ほどという好立地だ。
行った所は個人経営で小さな病院だったのでここでの入院は無さそうだが・・・
ここでの結果次第では
入院なんて事に・・・
「ウッ・・・ウフッ・・・!!」
事情を話すと早速色々と検査が・・・
採尿、採血、血圧測定、そしてレントゲン、内視鏡、検診、超音波による測定等等・・・
そして抗生物質を入れての点滴まで・・・
たかだか風邪に大げさなと思いつつも・・・
ここまでの治療を自費で支払っていたらと考えると・・・ここまでやってもらえて却って良い気もするが・・・
血液検査などの詳しい結果は2,3日後に分かるらしく・・・
とりあえずは入院までの必要は無さそうなので・・・
今回は薬を処方してもらい。病院を後にする。
と、言うことは・・・
健康状態に関しては最悪では無さそうなものの・・・
「入院の夢、叶わず・・・!!」
うむぅぅぅぅぅ・・・
それにちょっと付け加えるならば・・・
薬にはキャッシュレスサービスがつかず、後日保険会社に請求するとの事らしいがそれにしてもたった3種類で60㌦の出費は痛かった・・・
これが60㌦した薬・・・
翌18日、そして19日、体調は大分良くなってきたが・・・朝起きると大量の発汗をしていることもありホテルで静養に努める。
ちなみに食事は朝マックに夕は吉野家の牛丼・・・
治るものの治らなさそうな食事であるが・・・好みなのだから仕方が無いだろう・・・
それと、この際米ドルのキャッシュを作ろうとATMでお金を下ろすと20㌦、それも年度まちまちで旧札までまじり、そして銀行で100ドル札に換えてもらうと、年度こそまあ新しいもののどう見てもボロイお札しか手に入らず・・・
アメリカ・・・ドルの本場の割りに状態の良いドル札は入手が難しいらしい・・・
そして20日・・・
大分体調も回復してきたので、念のためにもう一度病院へ、午前中に行って良ければ午後出発だ!!
しかし・・・
前回の血液検査の結果が出ていたのだが・・・
その結果・・・
再検査した方が良いと言われ・・・午後もう一度通院・・・
検査の結果・・・どうやら血小板の数値が低くなっているらしく・・・内臓系になにか異常がある可能性が・・・
翌日の午前中に再検査することになり・・・自動的に出発は遅れることに・・・
そして21日・・・
約束の1030時に行くと・・・私の検査を担当する技師が遅れることに・・・
午後まで時間をつぶす為に図書館へ・・・
そしてもう一度1500時に・・・
検査の結果・・・脾臓が炎症を起こしていたことが・・・
そういえば医師が「タバコは控えてください」といっていたのだが一日一箱ペースが変わらず、それも血液に異常が出る一因になっていたようだ・・・
常日頃「口から煙が出せている限り俺は生きている」をポリシーにしていた私が禁煙など出来るわけも無いが・・・
それにしても具体的に数値で出されると・・・いい気はしない・・・
結局また抗生物質の入った点滴を受ける事に・・・
医師に出発は明日と告げたが、あまり気乗りはしていないように見える。
ただ、こちらの事情も分かるみたいで強力な薬・・・何が強力かというとたった1錠が24㌦もすることだが・・・を5錠、計120㌦という生まれてこのかた買った事もない薬を処方してくれた・・・
まあ保険で下りるらしいので・・・領収証さえ無くさなければ、それか強盗に遭って荷物毎いかれなければ・・・お金は戻って来るはずだが・・・
それにしても出費は痛い・・・
これが100ドルの薬・・・トホホホ・・・
そしてホテルに戻ると・・・
セカンドミッション開始時から使っていた帽子を無くしていたことに気付いた・・・
慌てて病院と図書館に行くも・・・物は見つからず・・・
茶色で軽量の為に重宝していたのだが・・・
結局6㌦でその場しのぎの帽子を買うことに・・・
これがおニューの帽子!帽子はプロフェッショナルのトレードマークなので止むを得ない出費!!ちなみにクオリティーはそれほど良くない
うむぅぅぅぅぅ・・・・
それにしても・・・
ツキまで無くしてしまっていたようだ・・・!!
第7章 さらばアメリカよ・・・!!
2007.12.22
朝起きてマックへ行き朝マックへ・・・
そしてバスターミナルへ行き、チケットを買う。
シーズンに入ったために大混雑で、長蛇の列、しかしカウンターは僅かに2つだけオープン、おかげでチケットを買うのに1時間半もかかってしまう・・・
そして一度ホテルに戻りチェックアウトする。
バスは1500に出発の筈が・・・定員オーバーの為に一度満員にして発車させ、次のバスが来たのは一時間後・・・
国境には1930頃、両替しようにも両替商はしまっている。
仕方なくメキシコに入って国境での両替商を利用しようとするも・・・レートがよろしくない・・・
思い切って街に出たら・・・あいている両替商は僅かにひとつ、しかも5パーセントもコミッションを取る所だけだ・・・
今回ティファナに泊まるつもりは無い・・・
この際だからとチケット代も含めて200ドルの両替、まあ10ドル分は完全に損をした形だ・・・
メキシコ第2の都市グアダラハラ行きのチケットを買う。これから36時間近い長距離移動だ・・・
夜2200時発のバスに乗り、去り行く国境を眺めて感慨に浸る・・・
そういえば・・・
アメリカの出国カードは持ったままだが・・・
なになに、裏面に何か書いてあるが・・・
以下抜粋
「出国記録
あなたは、この許可証を所有し続け、米国を出国する時に返還しなければなりません、これを怠ると、将来の米国入に国遅延が生じる可能性があります・・・(以下省略)」
うむっ!こっこれは・・・
おっ怠ったぞ・・・・!!
メキシコに出国の際は米国の担当役人に返還と書いてあるが・・・
そんなものティファナの国境で分からなかったし、ほぼ自動的に入国できるようになってしまっていたのだが・・・・
パスポートを新しいものに更新してまで望んだサードミッション、これでこの先また入国する時に今回の返納忘れで怯える羽目になろうとは・・・
そして私は今回のアメリカおいて、もう一つ・・・重大なことを・・・それも前もって分かっていたことだが・・・
それは・・・
アメリカで行ったのはロスのみということは・・・
「首都狙撃・・・初失敗・・・!!」
ということである・・・
これまでの116カ国、少々の無理を押してでも首都に立ち寄ってきたのだが・・・
今回確信犯的ではあるものの・・・それにしても気持ちは痛い・・・
「約束の地、アメリカ・・・」
私にとっては
「お約束の地」
と、言った方が・・・よりしっくりくるようだ・・・
第8章 振り返る日々・・・
今回のアメリカ・・・
自由の国、そして約束の地・・・
アメリカンドリームの国・・・
私は振り返ってこう考えざるを得ない・・・
海外保険による夢の入院は果たせず・・・、出国カードを返還し忘れたため・・・次のアメリカ入国に一抹の不安を残す羽目になり・・・
そして首都狙撃手たる私にとって最初に首都に行けなかった国になり・・・
さらに神には見放され・・・
どちらかというと・・・踏んだり蹴ったりの日々であった・・・
アメリカンドリーム・・・
私は確信を持ってこう考える
「夢は叶わないから夢ではないのか?」
と・・・
しかし、それでもいつの日か・・・
アメリカで・・・入院して、そして首都に行ける日が来ることを・・・
夢見ずにはいられない・・・!!
そして今回・・・
「激闘の記録」としてみたものの・・・
完全に
「闘病の記録」、それも大した事の無い・・・になってしまった事は・・・
プロとして皆に詫びねばならぬであろう・・・
リトルトーキョーで見かけた二宮金次郎の像・・・