春の大レース、宝塚記念直前、前日24日全国発売の御用雑誌『優駿』7月号。
この巻末編集後記の読み込み。21日水曜日には入手、解読に掛かり、これをも踏まえ水曜週中情報をお送りした。これがやはり大きなポイントで、今回の大きな明暗だった。
今回は、ダービー制覇 藤沢和雄先生を採り上げ、その四半世紀も前の管理馬
ヤマトダマシイ 父シンボリルドルフ 2戦1勝
ここから説き起こされていた。明け3歳のデビュー戦を圧勝。当然、クラシック候補と騒がれ、注目された2戦目。アクシデントで競走中止、帰らぬ馬となった。
この1頭への反省、自戒を込め、以降、藤沢先生は「一勝より一生」をモットーに、若い時焦って無理遣いすることなく、ダービーに間に合わなくても、成長し古馬になってから大きいところを獲れれば良い、との鷹揚さ、「馬優先主義」を掲げ、2年連続ダービー2着 シンボリクリスエス ゼンノロブロイ この2頭を古馬になってから大成させ、有馬記念3連覇、秋GⅠ3連覇を達成する。
表装はこの藤沢さんを掲げつつ、実は宝塚記念の前、競走中止の悲劇を持ち出す以上、その真意とは、宝塚記念史上の名高い悲劇的結末
1995年 第36回 宝塚記念
優勝 ダンツシアトル 枠連 1-5 1番 9番
このレースの
中止 8枠16番 ライスシャワー 的場
これを暗示しているのではないか。これは自然な発想だった。そして今回、メンバー中
ライスシャワー 天皇賞・春 2回優勝 菊花賞馬
キタサンブラック 天皇賞・春 2連覇 菊花賞馬
これが明らかに重なり、合致する。これでわたくしは先週水曜、申し上げた。キタサンブラックの闇。この同じ実績を持つ2頭。7月号巻末で ライスシャワー を暗示する以上、これは今回の宝塚記念。圧倒的大本命と目される キタサンブラック これのアクシデントの可能性、ひょっとしてゴールしない可能性にまで水曜云い及んだ。
果たして翌日、木曜午後出馬表発表で
8枠16番 ライスシャワー 競走中止、安楽死処分
8枠11番 キタサンブラック
この配置となり、結局はこれの取捨。これが分かれ目となった。
もう1つ。暗示されているのが ライスシャワー なら、この馬のキャリアで
クラシック無敗3冠 のかかる ミホノブルボン をゴール前、凌ぎ、阻む
史上初春の盾3連覇 のかかる メジロマックイーン を止め、阻む
この 3冠ストッパー = ライスシャワー に該当する、キタサンブラックに立ちはだかる、今回のこの名馬の 春GⅠ3冠を止める馬 この突き止めこそ最大のポイントだと考えるに及ぶ。
結果、キタサンブラック 1.4倍の圧倒的人気で9着に沈む。
実は、ライスシャワー暗示こそ、今回の 宝塚記念 に向けた、藤沢&ヤマトダマシイ 提示の真意だった。
3冠を狙う名馬が阻まれ、8枠で大きく沈む、そして3冠ストッパーが台頭する。
無論、これだけの圧倒的人気が存在し、これが勝てず、『太陽がいっぱい』の仕掛、未来を見据える藤沢 → サトノクラウン勝利レース これが浮かぶ以上、わたくしも 11番 単 頭から 馬連 馬単 は押さえたが、ただ、わたくしの大本線にも読み違いはあった。
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今日は完全休養のつもりだったが、どうしても競馬のことを考えてしまうな。
春GⅠシリーズはフィナーレだったが、引き続き、中長期の御優遇御登録。今週はお受け致します。
基本的に、競馬のGⅠシーズンは前シーズンと同じことが何らかの形で繰り返されるが、去年秋最後の2つのGⅠ 朝日杯 有馬記念 が共に サトノの馬 勝利だったが、このシーズンも 安田記念 サトノアラジン 宝塚記念 サトノクラウン この2頭のサトノの締めくくりだった。