ジャズを聴き始めの中高生の頃、「ミッドナイト・ジャズ・レポート」というラジオ番組を毎週欠かさず聴いていた。確か日曜日の深夜12時頃放送の30分番組だったと思う。ゲイリー・マクファーランドの『アンド・アイ・ラブ・ハー』のテーマ曲に乗せて女性DJが、タイトルをハスキーな声で囁く。大人のジャズの世界を垣間見るようで、平凡パンチのグラビア(笑)を見るくらいにドキドキした。提供がポリドール・レコードで、当時発売権を有していたヴァーヴの新譜中心だった。オスカー・ピーターソンやビル・エヴァンス、スタン・ゲッツ、初めて聴くジャズに夢中になっていた。
番組の最後にブラインド・フォールド・クイズがあった。目隠しでレコードを掛けて、演奏しているプレイヤーを当てるというクイズだ。音源が豊富なヴァーヴだけに、聴き始めの小生では、さっぱり判らぬプレイヤーばかりだった。無謀な事に毎週、頓珍漢な答えを葉書で送っていた。正解できたのは5通に1通位の割りで、小生でも当てれるプレイヤーは当然正解率が高く、レコード券は一度も当った事はない。
番組の最終回だったのだろうか、一番正解率が高い人をスタジオに招き、打付本番でブラインド・クイズをしたことがある。放送だと録音しておいて何度も聴いて回答を出すこともできるが、スタジオだとそうはいかない。招かれた方のお名前も、その時の出題も忘れてしまったが、小生では全く見当も付かないプレイヤーを、いとも簡単に当てたのには喫驚した。
この世界出題者といい、正解者といい、ジャズを聴く以外何もしていないのではないかと思えるような人がいることを知った。
番組の最後にブラインド・フォールド・クイズがあった。目隠しでレコードを掛けて、演奏しているプレイヤーを当てるというクイズだ。音源が豊富なヴァーヴだけに、聴き始めの小生では、さっぱり判らぬプレイヤーばかりだった。無謀な事に毎週、頓珍漢な答えを葉書で送っていた。正解できたのは5通に1通位の割りで、小生でも当てれるプレイヤーは当然正解率が高く、レコード券は一度も当った事はない。
番組の最終回だったのだろうか、一番正解率が高い人をスタジオに招き、打付本番でブラインド・クイズをしたことがある。放送だと録音しておいて何度も聴いて回答を出すこともできるが、スタジオだとそうはいかない。招かれた方のお名前も、その時の出題も忘れてしまったが、小生では全く見当も付かないプレイヤーを、いとも簡単に当てたのには喫驚した。
この世界出題者といい、正解者といい、ジャズを聴く以外何もしていないのではないかと思えるような人がいることを知った。