スロットルポジションセンサー(TPS)の役割

2007-09-09 19:13:48 | サービス関係

こんにちは。サービスの佐藤です。

すみません。今回はちょっと難しい話になってしまいますが、点検作業の納車時に説明するスロットルポジションセンサー(以下TPS)についてです。

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◎写真真ん中の黒い物がTPSです。

現在DUCATIのラインナップ全てがインジェクションになりましたが、そのインジェクションの燃料噴射量を制御するのに重要な役割を果たしているのがTPSです。

車ではインジェクションの燃料噴射量を制御する方法として主に、吸入された空気量をエアフロセンサーで直接計測し、その吸入空気量に合う燃料噴射を行うという方式ですが、DUCATIはスロットルを開けると直接スロットルバタフライが開く構造になっています。そのバタフライの角度(アクセル開度)とエンジンの回転数からインジェクションの燃料噴射量を決定しています。

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◎スロットルバタフライです。

そのバタフライの角度(アクセル開度)を測定しているのがTPSなんです。

そんなTPSですが、走行距離が増えていくと、だんだんとバタフライの角度(アクセル開度)とTPSの「ズレ」がでてくる事があり、エンジンの調子がおちていきます。

例えば、スロットルを開け、実際はバタフライの角度(アクセル開度)が10度なのに「ズレ」により、TPSが15度と計測してしまうと、当然燃料噴射量が多くなり、混合気が濃くなってしまい、エンジンの調子が悪くなってしまいます。

走行距離が増えていくと知らず知らずのうちにエンジンの調子が悪くなっていきます。その原因はTPSの「ズレ」によるケースがあり、定期点検ではその「ズレ」を無くす作業『TPSの調整』も行っています。

長い文になりましたが、保証を有効にさせる為ではなく、調子の良いバイクを維持する為に定期的な点検をお勧めいたします。

                               サービス  佐藤

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