ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

『太陽』

2006-09-03 11:48:26 | 映画
----ようやく観に行けたね。
「うん。
この映画、日本で公開されたのも驚きだけど、
それが銀座シネパトスってのも意表を突いていた。
『モレク神』のときだったかな。
ソクーロフ監督が昭和天皇を主人公にした映画を作るという
話が流れたとき、
まず日本公開はありえないだろうと思っていたから、
配給のスローラーナーには
その勇気を感謝したい」

----えっ、<勇気>って?
「昭和天皇、あるいは皇室をこのような形で描くのは
タブーとも言える。
戦前は神と言われたわけだからね。
でも、監督ソクーロフから見れば、
それはとても興味深いことだったに違いない。
映画でも描かれるように、
昭和天皇の名の下に<歴史>が動いたわけだから。
その構造を描くということは
ある種の日本人論でもあるわけだけど、
監督としてはそれよりも
あらかじめそのような存在として生まれ育った
一人の人間=ヒロヒトに深い興味を抱いたのだと思う。
だからこそ、ここで描かれているのは
戦争を遂行した強力な権力者ではなく、
自分は人間だと、改めて宣言せざるを得ない
世にも稀な運命を背負った一人の人間の心のうちだ」

----ふうむ。確かにそれは日本人には描きにくい切り口だね。
「だからだろうか、
これは思いもよらなかったことだけど、
ぼくは観ていて何度も目頭が熱くなった。
ソクーロフは天皇に対して悪意を抱くのでもなく、
もちろん神として崇めるのでもなく、
自分の意志では自由にならない運命を持って生まれた人間への
深い慈しみを持って
その人となりに迫っていくわけだ。
そうそう、この映画のラストエピソード、
天皇が下した決断が巻き起こす悲劇を明らかにする
侍従長との会話の中身に触れた評を見かけたことがある。
でもこれは知らないで観た方が衝撃はより大きいと思うよ」

----映像の方はどうだったの?
「撮影を監督自身が兼ねていて、
沈んだ色のない世界が展開される。
イッセー尾形の奇跡の熱演がそこに
さらに厚みを加えていく。
ときおり彼のアドリブかなと思えるセリフなどが入り、
周囲にも笑いが広がったけど、
このあたりはいったいどういう演出なんだろう?
監督が彼に任せたのだとしたら、
スゴい信頼関係だ。
皇居を上空から写したセット、
戦後すぐの廃墟と化した東京、
そして飛び魚の悪夢など、
約2時間を一気に見せきる。
まさに見応え十分の映画だったね」


                                          (byえいwithフォーン)


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15 コメント

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TB&コメントに感謝! (butler)
2006-09-03 16:11:32
>えいさん、



ソクーロフが紡ぎだしたイマジネーションの世界なんでしょうが、不思議とリアリティがありましたよね。

これこそ芸術映画と呼ぶに相応しい作品でした。



butler
深い慈しみ (ゆっこ)
2006-09-03 16:45:10
えいさん、こんにちは!

TBさせていただきます。



>自分の意志では自由にならない運命を持って生まれた人間への

>深い慈しみを持って



本当にそうでしたねぇ。

それがすごく嬉しい驚きでもありました。

ユーモラスなシーンは、確かにイッセーさんのアドリブのように、私も感じました。

ラストは何も知らなかったので、まさに「衝撃的」でした。
■コメントありがとうございます。 (えい)
2006-09-03 21:29:25
■butlerさん



こんばんは。

butlerさんがお返事に書いていただいた

「魚類学者の夢」……なるほど、そういう繋がりでしたか。

勉強になりました。





■ゆっこさん



こんばんは。

この映画は、観る前の予想を完全に覆してくれました。

淡々として、もしかしたら睡魔に襲われるかもと言う覚悟でいたのですが、

まったくそんなことはなく、

緊迫に満ちた贅沢な時間を過ごさせてもらいました。
こんばんは (ノラネコ)
2006-09-03 21:49:17
シネパトスって何年ぶりかに行ったけど、地下鉄の振動がゴトンゴトン響いて、なんだか後付けの効果音みたいになってました(笑

内容が殆んど地下の話だけに妙にフィットするんですよね。

映画も興味深かったけど、映画館も含めて不思議な体験でした。
東の横綱 (桜樹ルイ16世)
2006-09-03 23:25:54
「昭和天皇と戦争」というだけで、条件反射的に「戦争責任問題」を必須と考えるおのれの常識感覚の狭さを痛感させられました。実に見事な作品でしたね。



仮にタブーが無いと仮定したところで、日本の映像作家の果たしてどれほどが、天皇という歴史的素材をこれほどに「使いこなせる」でしょうか?

自国ならではの困難さがあるとはいえ、何か決定的なものを見せつけられてしまった気がしてなりません。

 
コメントありがとうございます。 ( (えい)
2006-09-03 23:48:49
■ノラネコさん



銀座シネパトスは、その作り自体からして

地下防空壕みたいですよね。

この映画、前半で

ラジオのチューニングが狂ったような

機械音がずっと流れたりしていたのですが、

あの映画館で果たしてはっきり聞き取れたのか、

そこが気になります。





■桜樹ルイ16世さん



もし、タブーがなかったら……ですか。

アーチストたちの創造意欲をかき立てるテーマには

間違いないでしょうが、

ここまでの<映画>に昇華するのは至難の技だと思います。
これほどの完成度 (あかん隊)
2006-09-04 02:30:14
とても一朝一夕ではなし得ないことだと思いましたし、スタッフ、キャスト始め、製作に関わった方すべての「素晴らしい熱意」が、ほとばしるような映画でした。

ロシア語や英語ではなく、日本語で台詞が語られ、日本人の主人公が自然に、そこに存在していました。人間が人間を真摯に見つめる姿勢が感じられました。素晴らしいことだと思います。
やっぱり違う劇場でも^^; (にゃんこ)
2006-09-04 22:46:55
シネパトスの天然BGMとのコラボとは別個で

もう一度観たくなってきました。(笑)

それにしても、拡大になったとはいえ、やっぱり混んでいるんですねぇ、、、

ヒロヒトという素材への潜在的な興味の高さ、感じますねぇ。
■コメントありがとうございます。 (えい)
2006-09-05 01:14:46
■あかん隊さん



こんばんは。

この映画は、あかん隊さんがおっしゃるように、

まさに芸術ですね。

しかも映画芸術。

映画における芸術とは何かを

ひさしぶりに感じさせてくれました。





■にゃんこさん



こんばんは。

そうか、にゃんこさんも銀座シネパトス組でしたね。

吉祥寺バウスシアターは、

まるでライブ前のようなアツい雰囲気でしたよ。



それにしても、

あかん隊さんとにゃんこさんのお名前が続けて並ぶと、

「ラムの大通り」らしさが、

グッと出てきてとても嬉しいです。
私も~ (charlotte)
2006-09-18 22:15:41
お約束の涙が出ちゃいましたー。笑

人って誰しも運命に従ってその中で葛藤しながらも

精一杯努力してるんだなと思ったり…

笑いの裏がどうも見えちゃいまして、思いっきり笑えなかったです。

私は地元シネコンで見ましたが、やっとこの作品が混むわけがわかりました。

シネパトスではどうも見る気がしなくて。汗

待った甲斐がありましたが、やはり結構席は埋まってましたです。

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