ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

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『アメリカン・スナイパー』

2015-02-21 15:07:03 | 映画

※ご覧なった人専用。後の方で少しネタバレに触れています。

(原題:AMERICAN SNIPER)


----いよいよ始まったね、この映画。
話しにくいとか言っていなかったっけ?
「そうなんだよね。
どうしようか迷って、
でもどうしても言っておかなくては…
と思ったことがあって、
公開されるまで
我慢我慢で待っていたんだ」

----それって、
噂のラストのこと?
「うん。
でも、それについては後にするかな」

----じゃあ、
ニャにを話してくれるの?
この映画が、
アメリカ軍で最も強い狙撃手と呼ばれた人の自叙伝をということくらいは、
フォーンだってもう知っているよ。
もしかして戦闘描写のこと?
「う~ん。
確かに戦闘描写は凄まじい。
ありふれた表現になってしまうけど、
ここには、
戦争の真っただ中にに観客が放り出されてしまったような、
そんな戦慄と恐怖がある。
そして何よりも驚くのは
それを84歳にもなる男、
クリント・イーストウッドが監督しているということ。
84歳だよ。
ほぼ同年齢の監督に、
ゴダールウディ・アレンがいて
彼らもやはり最前線で映画を精力的に作り続けてはいるけれど、
これだけのスケールのものを作っているわけではない。
その精神力、そしてそれを支えている体力を考えると、
もうこれは驚異でしかない」

----確かに。
その原動力ってニャんだろう?
「ベースにあるのは、
やはり”映画への思い”だろうね。
少しでも多くの映画をこの世に残しておきたいという…。
そこにさらに
自分が伝えたいメッセージが加わる」

----そこのメッセージの話ニャんだけど、
これは、9.11後のお話ニャんでしょ。
主人公は国の人々を守るべく戦地へ行っているんだよね。
愛国主義的な映画ニャの?
「そこがこの映画で、
もっとも論議を交わされるところだろうね。
クリント・イーストウッドは共和党寄りだし、
国を守るということと、
戦争で人々の命が失われること、
そのどちらについて強く訴えたいのか? 」

----そうそう。
そこが最も興味があるところ。
「そこがこの映画で、
もっとも論議を交わされるところだろうね。
クリント・イーストウッドはもともと共和党寄りだし、
国を守るということと、
戦争では多くの人々の命が失われること、
そのどちらについて強く訴えたいのか?
そこでまず基本として押さえておきたいのが、
この映画で語られる
主人公クリス・カイル(クリス・クーパー)の少年時代。
彼と彼の弟に、
父親は、
世の中の人間には3種類いるということを教える。
それは”羊”と”狼”と”番犬”。
多くの人間が”羊”の中、
クリスは、他者を守ることに全力を尽くす人間になろうとする。
そんな彼が
海軍特殊部隊ネイビーシールズの隊員となり、
イラクへと向かったのは、
至極、自然なこと。
だが、そのクリスにもやがて綻びが出てくる」

----綻び?
「うん。
自分が戦地へ向かっている間、
家を守る人は誰もいないことになる。
自分は”番犬”の道を選びながら
最も弱い”羊”を守れない。
しかし、国という大きなくくりの中で見れば、
彼は立派な”番犬”となっている」

----ニャるほど。
「結局、
彼は4回もイラクへ向かうわけだけど、
目の前で多くの戦友を失う。
最後にアメリカへ戻った彼は、
国の中でも人の役に立とうと、
戦場で体の一部を損なったり、
心を病んでしまった人の手助けをしようとするが… 」

----ゴクッ。
「さて、ここまで。
ここからはご覧なった人専用。少しネタバレに触れます。
結局はその活動が原因である悲劇が起こる。
実は
これは史実で『フォックスキャッチャー』と同様、
アメリカの人たちなら知っていること。
だから、海外ならではのネタバレなんだけど、
問題はそのことよりも映画の表現法。
ラストは、葬儀のシーンがドキュメンタリーで流れ、
日本ではニニ・ロッソで有名な『夜空のトランペット』が流れる。
実はこの原題は『Funeral』なんだね。
そしてそこからがさらに問題。
エンドロールはまったくの無音。
これについては
試写会で宣伝部の人が初めに触れていることもあり、
ギリギリ許容範囲なのかもとは思うけど、
難しいところ。
彼ら宣伝サイドも映写事故に思われないようにという配慮だったんだろうし…。
しかし、ここがサイレントということは
後で考えてもとても重要な意味を持つ。
それはエンドロールの役割。
ここには映画に携わった人たちすべての名前がクレジットされる。
そこが無音であるということ。
そう、これは製作者全員による【黙祷】を意味している。
さあ、そこからイーストウッドの意図をどう読み取るか?
それは観た人次第だろうね」




フォーンの一言「エンドロールに日本で勝手な音楽を入れるというのは、ほんとによくない風潮ということが分かるのニャ」身を乗り出す

※「夜明けのトランペット」がエンニオ・モリコーネ作曲で『続荒野の一ドル銀貨』の挿入曲だったとは⁉




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4 コメント

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こんばんは (ノラネコ)
2015-02-26 22:35:10
エンドロールが無音というのは知っていましたが、これネタバレどうこうというものではないですよね。
知っていようがいまいが、等しく観客にのしかかってくる。
日本とアメリカでは作品の意味自体が少し変わってくるとは思いますが、右とか左とかを超えた“愛国者”イーストウッドの想い、あの数分間で深く胸に入ってきました。
黙祷 (とらねこ)
2015-02-28 01:32:35
菊地成孔のはまだ読んでないんですが、
最近twitterでは、急に批判的な意見を目にするようになったなあという印象です。
ですよね、最後の黙祷をどう捉えるか。
確かに、それはその人の心の中にあるのかも。
■ノラネコさん (えい)
2015-05-19 14:29:11
こんにちは。
不謹慎のそしりを受けると知りながら
それでもあえて言えば、
イーストウッドには“映画の神さま”が付いているのでしょう。
プリプロダクション段階では予想もしていなかったことが起こるのですから。
いま、今年のオスカーノミネートされた映画に思いを巡らせているのですが、
やはりこれは上位にランクされてしかるべき作品だったと思います。
■とらねこさん (えい)
2015-05-19 15:06:35
こんにちは。
あの「沈黙」。
日本では、
外国の映画に勝手にエンディングで曲をつけたりしていますが、
それがいかに愚かしいことか…。
それをイーストウッドは身をもって教えてくれた、
そんな気がしました。

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