ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

『Disney's クリスマス・キャロル』

2009-11-19 11:06:42 | 映画
-----さて、またまたフォーンが喋っちゃいます。
この映画、立川シネマシティのポイントがたまったとかで、
フォーンもこっそり観てきたのニャ。
監督は、フォーンも知っているロバート・ゼメキス
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズや
『フォレスト・ガンプ/一期一会』の監督だよね?
って、こう聞いたら、
「うん。でも最近は
『ポーラー・エクスプレス』『ベオウルフー呪われし勇者ー』など、
CGによるユニークな世界を作っているんだ」だって。
そのユニークという意味がよく分からず、
フォーンはもう少し掘り下げて聞いてみたのニャ。
で、分かったのは、それって
パフォーマンス・キャプチャーという、
俳優の演技をデジタル的に採り込む手法のこと。
で、原作のチャールズ・ディケンズの描きだす古都ロンドンの世界が
それに向いていたのか、
今回がいちばん、うまくいっている気がするとも言っていた。
内容は、誰でも知っているから改めて言うまでもないよね。
映画にも何回もなっているし…。
最近ではビル・マーレイ主演『3人のゴースト』かな。
自分の金銭欲を満たすためだけに生きる、
街一番の嫌われ者スクルージ。
彼のもとに、あるクリスマス・イブの夜、
かつてのビジネス・パートナーの亡霊がやってくる。
続いて、3人の亡霊が現れ、
スクルージを彼自身の過去・現在・未来をめぐる時間の旅へと連れ出す。
今回は、3Dでも公開されているけど、
眼鏡が嫌いなのと、やはりオリジナルの声が聞きたいのとで、2D。
主人公を演じているのは顔面パフォーマンスが有名なジム・キャリー
後で知ったけど、彼はこの映画で一人七役。
まるでビル・マーレイみたいだよね。
なあんて、それはともかく、
クリスマスにピッタリの映画であることは間違いニャいよ。
ちょっと怖いかもしれないけど、
こどもたちにもお勧めだよ。

           (byフォーン)

「CGにはこういうこともできるのニャ」身を乗り出す


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14 コメント

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実写版のリメイク予定も聞いたことあるんですが… (よろ川長TOM)
2009-11-19 13:14:31
…たちぎえになったのかも。もう何年にもなりますしねぇ。
私はあまりにも70年のアルバート・フィニー主演のミュージカル版が大好きなので、『3人のゴースト』も受け付けられませんでした。
しかしその作品、手元のLDしかなくて、レンタル屋からビデオも消えた今、一般的には観ることが叶わない70年版をなんとか復刻または放映して欲しくて、ひとりでキャンペーン(?)やってます。
てなわけで同名異作品で申し訳ありませんがトラバさせてください。

ちなみに『P・E』もベオちゃんも観ましたが、どうもこのアニメの作り方は、動いてるけど、生きてないというディズニーの良くない伝統だけが浮き彫りになってる気がしてなりません…
返信する
1000%! (maruneko)
2009-11-19 14:14:09
監督に言わせると、
そのパフォーマンス・キャプチャー、
ポーラー・エクスプレスから技術が1000%
も改善されているって事です!
返信する
こちらにも~♪ (ひろちゃん)
2009-11-20 00:42:26
TBをつけに来たら、この作品がなくて、
あれっ?って思っていたのですが、えいさんにしては公開後の感想って珍しいですね^^

2Dでの鑑賞でしたか!えいさんは、3D
お嫌いですか?(^^;
私は3Dで観たかったので3D鑑賞でしたが、後でジムが7役と聞いて、彼の7つの声が聞きたかったなあって思いました。ゲイリーも声3役でしたし・・・

このクリスマスキャロル、小さいお子様には
ちょっと怖くないですか?(笑)

今日は、雪のイメージで字がホワイト
ですね(^_-)-☆
返信する
こんばんは (ノラネコ)
2009-11-20 23:14:14
私はCGアニメの世界でわが道を行くゼメキスを大いに評価するのですが、これは期待以上の仕上がりでした。
「クリスマス・キャロル」の映像化は数ありますが、これはその中でもかなり成功しているのではないかと思います。
立体版があっても立体の意味の無い作品も多いですが、さすがに長年立体表現を追及してきたゼメキスだけあって立体で観てよかったという作品でしたね。
クリスマスに観るのにぴったりだと思います。
返信する
■よろ川長TOMさん (えい)
2009-11-21 09:06:40
こんにちは。

ロナルド・ニーム版『クリスマス・キャロル』。
スゴく懐かしい記憶がよみがえってきました。
自分はまだあの頃、10代でしたが、
映画には、片方で夢があったという感じで、
大きな映画館で『チキ・チキ・バン・バン』とかが
ロビーに流れていた記憶も…。

ゼメキスの手法、ひとつの自分の世界の在り方かなって感じがします。
ほかの人もやり始めたら、どうなるか分かりませんが、
おそらく彼だから、俳優も認めて出演しているのではという気がします。
返信する
■marunekoさん (えい)
2009-11-21 09:12:34
こんにちは。

こちらではお久しぶりです。
ゼメキス監督は、この手法にこだわり続けているので、
そういうこともあるかもしれませんね。
でも「1000%」とは大きく出たなあ。
10倍ということですね(笑)。
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■ひろちゃんさん (えい)
2009-11-21 09:22:46
こんにちは。

はい。この映画は劇場に観に行きました。
試写ばかりじゃないですよ(笑う)。

この映画、3Dの評判がとてもいいですね。
もう一回、観た方がいいのかなあ。
時間的にもお手ごろだし…。
ただ、どうしてもあの眼鏡が苦手。
『コララインとボタンの魔女』はどうしよう。
返信する
■ノラネコさん (えい)
2009-11-21 09:42:50
ぼくは
何かのアニメのとき
ノラネコさんが「ゼメキスの行き方」を
認めてられたのを読んで、
なるほどと思ったものでした。
で、その観点で今回この映画を観たら、
とてもすんなりと入っていけました。
そうか、やはり3Dがよかったか。
ちょっと悔んでます。
返信する
Unknown (Ageha)
2009-11-21 23:24:58
かのんさんだったかな、IMAX3Dでしかも字幕。
うらやましい。

この3つが揃ってるとこがホント少ない。

7色の声を聞きわけたくて2Dなひとが結構いるんですが
3Dもここまで来たんだ~って感動してました。
正直なとこストーリーはわかってるんで、何が楽しいかって
アトラクション感覚、
飛び出す絵本感覚だったので
大満足でした。☆
返信する
■Agehaさん (えい)
2009-11-22 16:08:46
こんにちは。

>IMAX3Dでしかも字幕

えっ!?
それは観てみたいです。
それだと、おっしゃるようにこの映画、
「飛び出す絵本」じゃないですか。

しかも緻密に描き込まれている。

観るというよりも体験したいです。
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