ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

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『ファイヤーウォール』

2006-02-19 22:19:10 | 新作映画
----『ファイヤーウォール』ってコンピュータの用語だよね?
「うん。組織内のコンピュータに対する
外部からの侵入を防ぐシステム。
この映画の主人公ジャック(ハリソン・フォード)は、
銀行のコンピュータ・セキュリティ・システムの担当。
ところがある日、自分自身のプライバシーが
コンピュータを通じて侵害されていたことを知る。
それは身に覚えないギャンブルで大金を負けた上に、
支払いもしていないと言うもの。
ところがこれは単なる序の口で、
ビル・コックス(ポール・ベタニー)を首謀者とする犯人グループは、
ジャックの家に侵入し、家族を人質にしてしまうんだ」

----ふうん。彼らの狙いはなんなの?
「ジャックは銀行のコンピュータ・セキュリティ・システムの専門家。
彼らの要求は、
ジャックが作り上げた最高レベルのファイヤーウォールに侵入し、
金融資産を強奪すること。
犯人グループは、
家はもちろんのことジャックの服にまで
監視装置をつけて彼を脅迫する」

----ニャるほどね。しかしアメリカ映画って
コッポラの『カンバセーション・・・盗聴』から
ウィル・スミスの『エネミー・オブ・アメリカ』まで監視ものが多いよね。
「何よりも<個>を重んじるお国柄かもね。
家族を人質に取られたとき、
彼は自分が担っている社会的な責務を放棄するのか?
ハリソン・フォードは以前にも大統領に扮した
『エアフォース・ワン』でこのテーマは経験ずみ。
サスペンスとしてはこれ以上ない設定だ。

----でも逆に言えば新味がないとも言えない?
「だからこそ、製作側はコンピュータという
現代ならではの視点を導入している。
また、最初にジャックをビルに引き合わせる
同僚のハリー(ロバート・フォスター)が
犯罪に一枚からんでいるのかいないのかという、
ミステリー的要素も加えている。
さらに言えば、ジャックの会社は合併騒動で揺れていて
彼は自分を敵視しているゲイリー(ロバート・パトリック)とも
戦わなくてはならない」

----しかし、出演者はスゴい陣容だね。
「いやいや、まだまだこんなもんじゃないよ。
会社のCEOはアラン・アーキン。
妻にはバージニア・マドセン。
後半、彼と行動をともにする部下は
『24-TWENTY FOUR』のクロエ役で知られる
メアリー・リン・ライスカブだ」

----アクションの方はどうなの?。
「ハリソン・フォードのアクションは
少しやりすぎじゃないかと…。
高いビルの上から飛び降りるシーンなんて
雨と言うこともあり『ブレードランナー』を思い出した。
でもあの年齢であんなに体が動けると言うのは、
いくら彼が現代版ゲイリー・クーパー、
つまりアメリカン・ヒーローだとしてもありえない」

----と言うことは否定的に見ているの?
「いや、そう言うわけでもないんだ。
この映画は、一人の普通の男が
家族を守るために全力を尽くす映画。
そこでは普通以上のパワーが飛び出すという描き方は、
映画ならではの嬉しい嘘。
クライマックスでのポール・ベタニーとの戦いなどは、
まさにその好例。
長々とアクションを見せないからこそ
その一つひとつが印象に残る。
『ホステージ』が好きな人なら、この映画もイケるかもね」

          (byえいwithフォーン)

フォーンの一言「インディも年とったなあ。フォーンも疲れるはずニャ」複雑だニャ

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猫ニュー

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8 コメント

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手堅い作品♪ (メビウス)
2006-04-01 20:52:38
こんばわでっす♪



久々にスクリーンでハリソンを観たので、個人的には思いの他楽しめました♪言う通り、新味はあまり感じられませんでしたが、こういう手堅いサスペンスアクションものもたまにはいいなと感じてしまいましたね♪



最後のポール・ベタニーとの戦いも結構凄かったですし、ハリソンもまだまだアクション出来そうですね♪(笑
■メビウスさん (えい)
2006-04-02 20:47:09
こんばんは。



この程度のアクションは、

いまではユル~く観られちゃうのでしょうね。

でも、これぐらいが自分には合っているのかも(笑)。



ポール・ベタニーは

『ダ・ヴィンチ コード』が勝負。

予告観る限りでは期待できます。
アクション (charlotte)
2006-04-07 13:14:42
こんにちは♪

ラストのアクションシーンは結構撮り方上手いなあと感心しましたわ。ハリソンがどこまで自分で演じたかわからなかったし。笑

最も本人が吹き替え無だったら驚いちゃいますが。

火事場のばか力っていうのでしょうかね。ホント、嬉しいうそです!

■charlotteさん (えい)
2006-04-08 00:35:46
こんばんは。



ハリソン・フォードの

吹き替えなしのシーンもけっこうあると思いますよ。

だって

彼がロバート・フォスターの住む部屋に侵入するため、

マンションの屋上に登るシークエンスなんて、

あまりにも体が重そうで動きがスロー。

普段そういうことは気にしない僕でさえも、

あれれと、思考が止まりましたもの。
わりと普通・・・ (ノラネコ)
2006-04-10 23:24:15
まあ普通のハリウッド映画って感じでした。

悪くは無いけど、格別良くも無い・・・。

脚本のディティールが結構乱暴で、アクションがやりたいのかハイテク頭脳戦がやりたいのか、今ひとつどっちつかずなのが残念。

ハリソン・フォードは頑張ってましたね。

インディ・ジョーンズはまだ大丈夫かな?
いつも気をつける度 (にら)
2006-04-11 15:10:35
雨で濡れた屋根に登るハメになったり、徹夜明けの運転中に睡魔に襲われたり、ご苦労さまでしたハリソンさん。



いつも気をつけなくちゃいけないのは、寄る年波かもしれませんね(笑)。



てなわけで、TBありがとうございました。
■ノラネコさん (えい)
2006-04-11 23:51:26
こんばんは。



普通と言えば普通ですね。

ただ、この映画を嫌いになれないのは、

見てくれだけの派手な銃撃戦とカーチェイスがないこと。

その意味で『デビル』で共演したブラピの某アクション映画より好きでした。
■にらさん (えい)
2006-04-11 23:53:30
こんばんは。



「いつも気をつける度」、

確かにそんな見方もありですね

『インディ4』、はてさてどうなりますやら。

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