ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

『DIVE!! ダイブ』

2008-05-01 22:15:34 | 新作映画
----今日は押井守のアニメじゃなかった?
まさか、こんな青春映画がくるとは…。
「うん。
日本の先鋭的アニメは苦手のジャンルでもあるし、
ちょっとこれは後回し。
この『DIVE!! ダイブ』は
ぼくの好きな『虹の女神 Rainbow Song』の熊澤尚人監督の新作。
ここでは林遺都、池松壮亮、溝端淳平といった若手を起用。
高さ10mからの飛び込みに賭ける青春を描いている。
原作は直木賞作家の森絵都。
といっても物語はたいしたものでもなく、
ごく平凡な中学生・坂井知季(林遺都)が
元オリンピック選手の両親を持つ
エリート富士谷要一(池松壮亮)の飛び込みに魅せられて、
同じダイビングクラブに通い始める。
しかしクラブは赤字続きで存続の危機に。
そこにアメリカ帰りの美人コーチ、麻木夏陽子(瀬戸朝香)がやってくる。
クラブ存続の条件、それはオリンピック選手をクラブから出すこと。
やがて彼女は津軽から野性的なダイバー、沖津飛沫(溝端淳平)を連れてくる。
まあ、あとは言わなくても分かるよね。
それぞれの苦悩が
厳しい練習や試合とともに描かれるというもの」

-----ふうん。主演の林遺都って『バッテリー』の主演の子だよね。
オフィシャルとか観ると色が白くて
とても水泳の選手には見えないけど…。
「そうだね。
他の二人の小麦色の肌からは見劣りする。
でも、もしかしたらそれも計算のうちかもしれないけど…。
というのも彼が扮する坂井知季は
“ダイアモンドの瞳”を持っているという設定。
飛び込みの技術より、
それをまず買われてコーチに目をかけられているという設定なんだ」

-----ニャに。その“ダイアモンドの瞳”って?
「まあ、それは観てのお楽しみということで…。
ぼくが何よりも驚いたのは、
彼らが3ヶ月の猛特訓で
実際に10mからの飛び込みもこなせるようになったということなんだ。
やはりスポーツをモチーフにした映画は競技に嘘があってはいけない。
そこがおざなりだとすべてガタガタだからね。
さっきの林遺都なんて、まだ幼さが残っていて、
その舌足らずの喋り方と
迫力ある飛び込みの対比がビックリ。
一方の池松壮亮もすっかり男っぽくなってきた。
最近公開された『砂時計』でも、
まだまだ背伸びしてるって感じがしたけど、
この男臭さはどうだろう。
いやあ、この年頃の男の子の成長はほんと早いね」



        (byえいwithフォーン)

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