先日、断捨離している中で見つけた手紙。およそ800通。
50年以上前、我が家が香港に住んでいた時に、両親が祖父母にあてたエアメール。封筒自体の色彩が懐かしいですね。
3年間の赴任中に800通！？ 思い入れが強くなりると廃棄するのがつらくなるので、全ての手紙に目を通すことはしませんでしたが、内容としては家族の様子、現地の気候や光景などが本文の大部分を占めていました。
両親の文才？もあるのでしょうが、決して華美にまみれる文章ではないものの、とても情緒豊かな文章で、故郷の留守宅を守る家族への温かな思いを感じる内容でした。
簡単にメールで済ませることが出来る現代では、直筆でしかも取り巻く環境や様子をつぶさに伝えるための想いがなかなかないように思います。そんな中で発見した800通のエアメール。間違いなくわが家の歴史を物語っていました。
