ＰＣのジャンクで良い物（私の乏しい知識でも簡単に手直し出来る程度の）でもあったら…と店内を探索していると、ジャンクコーナーにハスキー(HUSKY)三脚の３段が２本あるのを見つけました。現状渡して返品不可と大きく書かれています。脚を伸ばしてみると全ての足が支障なく延びきりますし、更に雲台も含めてネジ部は全て完璧に締まる様です。もう１本ハスキー三脚と比較しましたが、私が最初に手にした方が状態が良いようです。正札にし１０，５００円とあります。Ｙａｈｏｏオークション等の相場ではこの程度かな？と思ってみたものの、ジャンク扱の上に、三脚の専門家等この店にいるはずもなく、値切れるかな？と思い、近くに居た店員に値切りは可能なのか？と聞いてみました。答えは”値切りは可能ではあるが私はアルバイトでその権限はなく、今は社員がいないので、後日、来店して欲しい”との事でした。その後は転勤と入院の事で手一杯でこのハスキー３段三脚の事は記憶から消えて行ってしまいました。
雲台のコルクが剥がれていてかなり使い込んだ様子がわかります。また外観の傷も多いものの、三脚は丁寧には扱われない事が多いので、この程度の傷は致し方ない気がします。端ゴムは穴など開いていませんので、状態は良さそうです。（中古カメラ店で見つけたハスキー三脚はゴムが切れて穴が開き、そこに粘土を入れてあったものがありました。それを思うとすこぶる状態は良いと思います。） 全て携帯電話Ｐ９０５ｉにて撮影
そして、今回の入院でお見舞いにお越しいただいた湘南チサ區様・相模鉄労様とお話ししている時に、くだらない冗談から（いつも低俗な話しか話題にならないのですが…笑）そのジャンクハスキー３段三脚の話になりました。その次の日においでいただいた夜間軌行様とお話している時も、何かの話の流れでそのジャンクハスキー３段三脚の話となりましたが３氏共異口同音に状態を見なくては一概に判断は出来ないもののジャンクとはいえハスキー三脚が１万円程度なら”買い！”じゃないか？と言う話となりました。
そして今日、一時退院して自宅で時間に余裕があったために、リハビリがてら車で東戸塚のＯｌｙｍｐｉｃに行ってみました。今日の時点でも私が眼をつけたハスキー３段三脚ともう１本のハスキー三脚共に陳列棚にありました。
カウンターを見ると、下取り手続きをしている店員がいたので、今日は社員が居る事がうかがい知れました。目星をつけていたハスキー３段三脚を持ってカウンターに行ってジャンクである事。もし使える様にするためにはかなりの部分を分解して、清掃。注油が必要な事を説明すると、あっさり２，０００円引きの８，４００円を提示してきました。ふっかけの値段は５，０００円でしたが、それは無理と即答されてしまいました。まぁ、１万円を切ればＯＫ！と思っていたので、即商談成立。家に帰って暇に任せて素人で出来る範囲で徹底的に分解して見ると砂が内部に浸入していたものの、清掃すると綺麗になり、一番心配したネジ部かみこみ等も無く内部状態が良く、外観は傷が多いものの全体的にはかなり状態が良く、なんとも良い買い物をしたと満足感に浸ってしまいました。
↑↓ネジ部はつぶれ等はなく、清掃・注油で充分でした。
↑↓前所有者が刻印したのでしょうＨＳと言う文字がありました。また雲台にＴＲ－７とテプラが貼ってありました。脚の１本のつけ根が変形しています。たぶんアダプターを噛まして、１台雲台をつけてカメラを装着して撮影していた様です。そんな様子から前所有者は鉄ちゃんだった気がしてきます。
