入換中の５０１号ですが、ファインダーをのぞいて構図を決めようとするとどうしても煙突から出る煙が気になっていかたありません。鉄ちゃんと言うのはどうも煙に異常反応してしまうようです…笑 １２，０１，１１ 岳南鉄道比奈 Ｃａｎｏｎ ＥＯＳ７Ｄ
昨日（１１日）は一交勤務の非番（通称：明け番）でした。上司の”大切な会議（勉強会）があるから必ず残ってください”と言う言葉に”私にとって、大切に用事がありますので、残れません”と通告してロッカー室に向かいました。
手早く着替えてロッカーの鍵を閉めてそそくさとバスに乗り、東海道線で吉原駅へ。そして岳南鉄道比奈駅へ向かいます。ちなみにロッカーから比奈駅まで５０分弱で到着しました。
一昨年、会社の施策で私の意に反して東京都から静岡県に転勤し遠距離通勤を強いられているのですが、新しい職場に落ち着いてみれば職場から程近い所に絶好の被写体となる場所がいくつかあり、東京では考えられない環境なのに気が付いた次第です。まさに「住めば都」ではなく、「遠島は極楽浄土」みたいに思えてきました。
入換の合間にのんびりと小休止する５０１号です。この光景もあとわずかです。 １２，０１，１１ 岳南鉄道比奈 Ｃａｎｏｎ ＥＯＳ７Ｄ
さて、比奈駅には１１時少し前に到着する事が出来ました。ちょうど５０１号の入換が終了したところみたいで、比奈駅構内は静まり返っていました。事前に吉原駅構内で７０３レに財源（貨車）がある（ワム１４車）事を現認しているので７０３レを気楽に待つことにします。１１：３０頃、ＥＤ４０２号牽引の７０３レが到着するとすぐに入換がはじまりましたが、それ程大掛かりではなく程なく終了してしまいました。ただ入換の中で５０１号が工場から引き出したワムが１９車もあります。こんな長い編成は見た事がありません。まさかこの編成がそのままが７０４レになるのか？と思っていると連結手が制動管を繋げはじめました。そうなるとこの編成がそのまま７０４レとなると思って間違いないようです。しかし困った事に１９車編成が乗る撮影地が岳南鉄道沿線にはないのです。唯一、比奈の限られた場所であれば編成が乗るのですが、あいにくと比奈駅構内の一番海側の側線にはワムが留置されていて見通しが出来ません。せっかく編成が長いのに、これを生かして撮影出来なかったのはなんとも残念でなりませんでした。ちなみに岳南鉄道内での定数はワムで２１車だそうです。
天候も良いのでまだまだ撮影を続けたかったのですが、さすがに明け番の身では撮影に熱中していても足取りが重たくなり、疲れを自覚するようになりました。あまり熱中して撮影いて体調を崩してもいけないので、１３時過ぎには撮影を終えて帰路につくことにしました。
ワム８にはさまれて入換に従事する５０１号です。古典電機が現役で今も生き延び、今日もこの光景が見られると言うのはなんとも幸せなことでしょうか？ １２，０１，１１ 岳南鉄道比奈 Ｃａｎｏｎ ＥＯＳ７Ｄ
明け番は疲れを取る為に足早に自宅に戻って仮眠するのですが常ですが、たまにこうやって明け番で鉄ちゃんをするのも、別の意味で疲れを取る方法のひとつなのかと思ってしまいました。岳南鉄道貨物連絡運輸廃止まで、あと何回かは明け番で比奈たぼっこをしたいと思っています。
帰り道で目撃した吉原駅構内の光景です。改札口に駅員が立ち、集札する光景はなんとも心が癒されます。まさに昭和の香りが漂う素晴らしい光景です。 １２，０１，１１ 岳南鉄道吉原駅改札 Ｃａｎｏｎ ＥＯＳ７Ｄ
