↑↓いつもは0面と言う新幹線駅などの盤面を出しているのが普通ですが、私はこの9面と言う北海道の駅のページを出して、駅名を眺めているのが好きでした。一番上列には函館線の函館駅から始まり2列に蘭越-ニセコ-倶知安-小沢-余市-小樽の文字に当時熱中していた復活シロクニの撮影地を思い起こしながらニヤニヤしていたものでした。
今日も一交勤務の非番でそそくさに帰宅し、疲れをベットで癒していました。かなり深い眠りの中、家のチャイムがかすかに聞こえました。”なんだろう?”と玄関に出ると宅急便の方が少し大きな荷物を持ってたっていました。
荷物は着払いだそうです。言われるままに代金を払いながら荷物の差出人を見て、少し寝ぼけながら、やっと荷物の中身に理解しました。差出人は以前に一緒に働いた女性で結婚して会社を去った方なのですが、あるお宝を所有されていたので以前からそのお宝をお譲りいただけるようにお願いしていた品物であることに気づくことに時間はかかりませんでした。そのお宝とはJR MARSシステム MⅡ型端末 駅名盤面です。
写真を見て”懐かしい!”とか思う方は相当なきっぷマニアか相当に熟練の窓口担当者ではないでしょうか?
最近のMARSシステムの端末はタッチパネルタイプが普及していますが、つい十年前くらいまでこのMⅡタイプの端末が普及して何処にでも見られました。ただMARSシステムの収容商品の多様化とMⅡ型端末の老朽化・新型端末開発と言う技術革新の波の中に淘汰され、あっという間に駅の窓口から消えていってしまいました。私が最後に駅の窓口で見たのは99年頃に米沢駅の窓口で10面と言うその地域の駅が網羅される面に米坂線や陸羽東西線や奥羽線の小駅の名前がとても珍しく見た思い出があります。
今、普及しているMARS MR端末では”将来は旅客自身の操作で発券できるシステム!を”コンセプトになっていているために操作がきわめて簡単になり新人社員でも短期間の研修である程度の発券が出来るようになっていますが、MⅡ端末時代には熟練の操作が多くちょっと変わった操作では相当なベテラン窓口担当者でもマニュアルを見て発券する事も良く見受けられました。それだけ思い出のある端末ですので現場ではMR型端末主流となった現代でもM型流に”431画面で座席だけ取消しておいて!”なんて会話が残っていると聞いたことがあります。(もちろん新入社員には意味もわからずチンプンカンプンの言葉である事は言うまでもありません。)それだけに当時のMⅡ時代を知るものにとっては窓口の内外側を問わず思い出の多いMⅡ型端末なのです。
10面にはローカル面と言われ、その端末が設置されている地方の駅があり地域性が出てとても興味がありました。旧東京南鉄道管理局管理下であれば伊豆急行や伊豆箱根鉄道駿府線などがメインとなっていました。
この端末は廃棄となったものですが、MⅡ端末でありながら北陸新幹線(長野新幹線)がテプラで追加されているのでJRの中でもかなり遅い時期までこのMⅡが稼動していた箇所と推測されますたぶんJR直営の窓口ではなく旅行会社でリースされていたものではないでしょうか?。(MⅡ端末全盛期であれば新線開通や新駅開業があるとシールが配布されたものですので、テプラで追加されているところからかなり末期だったと推測されます。)
コメント一覧
DT200A
ドルチェ首皮
DT200A
たのむら
最新の画像もっと見る
最近の「鉄ちゃん」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事