DT200Aの庫 (goo-blg)

10日は秩父鉄道の撮影ツアーに参加してきました!


 カマの後ろが青空で抜けてない!なんて贅沢は言えません。10日の天気予報では晴マークなど何処にもなかったのに奇跡的にフル露出になりました。C57135様に言わせると夜間軌行様の奥様のおかげとの事でした。  13,11.10 秩父鉄道浦山口 5001レ 12:30頃  Canon EOS7D

 10日は秩父鉄道の蒸機(パレオエクスプレス=C58363号機)を撮りに行ってきました。だだでさえ保存蒸機を希にしか撮影しない私にとって走行区間全線が電化線区の秩父鉄道蒸機ですので旧型客車で運転されていた運転開始当初以外はほとんど出撃機会のはありませんでした。ただ全く興味がないわけではなく時折、C58363号機が門鉄デフに変わって運転されると言うニュースが入ると撮影意欲が沸き撮影の機会を狙ってはいるもののうまく休みと運転日が重った上にさらに天気が良い日というのがなかなかなく最近はまったく撮影する事はありませんでした。
 今回はふとしたきっかけで秩父鉄道関連会社の秩父興業の門鉄デフのC58363号機と旧国鉄101系の生き残りである1000型をターゲットとした撮影ツアーがある事を知り、門鉄デフの撮影に魅力を感じ参加申込みをした次第です。内容は上下一回の走り撮影と広瀬川原基地での夜間撮影が入ったツアーで内容の割にはツアー参加費は9,800円といささか高値で我々の足元を見られている気はしないでもありませんが、普段は立入禁止となっている広瀬川原車両基地構内に入る事が出来、さらに夕方の暗くなってからライトアップされた状況でバルブ撮影が出来ると言うキャチコピーに惹かれて値段の法外さに負けて申し込む事にしました。


 ツアーバスは秩父鉄道(興行)のバスでは唯一の塗装変更車だそうで熊谷駅前発車の際は子供がお父さんのスマートフォンを借りて一生懸命撮影していました。  13,11,10  橋立川キャンプ場前  12:50頃  スマートフォン T02D

 10日はいつもの出勤の時間に起床し身仕度します。ツアーは熊谷駅前集合・解散なので電車往復にします。過日、高崎往復に使った゛休日お出掛けパス゛(大人の休日倶楽部会員は2,000円)を利用します。
 最寄り駅から熊谷駅まで新宿・湘南ライン(部内用語でSSライン)を使えば時間は掛かりますが乗り換えるなしで往復出来ので一番ベストな選択だと思います。
 SSラインに乗り、新宿からはもーたーまん様と合流します。グリーン車で向かい合わせにして足を伸ばし二人で雑談していると携帯が鳴り響き地震発生を伝えます。最初は大した事がないだろうとたかをくくっていましたが、茨城県は震度5との事で列車は京浜東北線の上中里あたりから徐行になり、赤羽ではとうとう抑止になってしまいました。埼京線は動いているから乗り換える様にアナウンスがありますが、埼京線に乗っても熊谷へは行けませんので、大人しく車内で待機します。
 約30分くらいしてやっと運転再開となり熊谷駅にも30分程度遅着。ツアーバスの発車が09:30発なのでギリギリでマニアいました。
 定刻から少し遅れてツアーバスは発車しましたがふと回りを見渡すと参加すると言っていたC57135様の姿が見当たりません。主催者側の人に訪ねると、まだ全員はそろってはおらず遅れて来る人は連絡がついて先方の希望で途中で拾っていくとの事で、まぁ~彼の場合は世界の何処でも自助努力でやって来る人間なので心配は無用の様です。
 この日、予報は週間予報は曇ベースだったものが日が近づくとどんどん悪い予報になり前日には大荒れの一日とまで言われる予報になってしまいました。その天気予報が見事に当たった様で朝から曇空で私のテンション最低でした。まぁ~雨が降らない限りは広瀬川原の夜楽(バルブ撮影)は天気は関係ないからと自分に言い聞かせて家を出た経緯があります。
 ツアーバスは順調に最初の撮影地である浦山口に到着しましたが、紅葉はそこそこ色づいているものの、天気が悪くまともに撮影してもムダムダと言う雰囲気で一応、撮影するポイントを決めてから夜間軌行様の奥さまと雑談しながら一緒にお弁当を食べたりして時間を潰していると何やら南の空が明るくなって来ました。これはいけるかな?と言う期待を持って、足早に撮影ポイントに戻り列車を待っていると5001レはなんと雲が切れた瞬間にやって来てくれました。フル露出の激Vコール!と共に周囲の人と固い握手をしたのは言うまでもありません。
 ツアーコースでは上りは荒川鉄橋で撮影するとの事で素直に従う事にしましたが、さすがに柳の下にドジョウ(フル露出)は2匹(回)はありませんでした。毒盛(露出のない曇)で5002レは通過して行きましたが、まぁ~下りが予想外に決まったので諦めもつくと言うものです。


 さすがに復路の5002レは雲ってしまいました。曇なら曇なりの撮り方があります。  13,11.10 秩父鉄道上長瀞―親鼻 5002レ 15:01頃  Canon EOS7D

 上長瀞の荒川鉄橋の撮影が終わるとツアーバスは今日のツアーのメインである広瀬川原のバルブ撮影会に向かいます。薄暗くなった車両基地にツアーバスごと入っていきます。観光バスで現業機関に入ると言う経験はなかなかないので面白い体験でワクワクしてきます。
 バルブ撮影会は転車台と平場の2ヶ所で行われましたがライティングや立ち位置等いろいろ改善点はあるものの全般的には期待以上のセッティングで満足出来ました。バルブ撮影はいくら時間があっても足りる事はありませんので予定していた時間はあっという間に終わってしまいました。最後に広瀬川原を出発する際に秩父鉄道側の責任者の方がバスの中まで入ってきて、ご挨拶されていましたがその中で゛はじめての撮影ツアーで不手際があったのではないか?゛と言うお詫びに続いて゛今後、この様な撮影ツアーを何度か開催していきたい!゛と嬉しい話も聞けました。


 転車台は引きがなくこんなアングルしかありませんでした。  13,11.10 秩父鉄道広瀬川原  17:12頃  Canon EOS7D

 真っ暗な広瀬川原構内を出発し熊谷駅西口に18:45頃に到着。ちょうど熊谷18:56発のSS国府津行に乗れ、順調に帰宅が出来て自宅には21時過ぎに着くことが出来ました。
 往復列車で現地はツアーバスと疲れる要素もなく、疲労はないのに充実感に浸る事が出来、満足な一日となりました。
 申込みの時には゛秩父鉄道は鉄ちゃんの足元を見やがって暴利なツアーで金儲けをして情けない゛とまで思いましたが、帰る頃には手間隙掛けてかけがへのない充実した時間を提供してもらって9,800円も高くはないな?と言う思いになっていました。また、機会があれば是非とも秩父鉄道の撮影ツアーに参加したいものです。


 この角度から撮影している輩はごく僅かの人だけでした。  13,11.10 秩父鉄道広瀬川原  17:47頃  Canon EOS7D

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