地下水路ではスバルさん達がルーテシア達と戦闘。
ですが、ここはケースの確保が最優先。
できるだけ引き付けてヴィータ達と合流する事を選びます。
…ふむふむ。日々の訓練の成果が見えますね。
良い判断だと、ヴィータとリインから通信がありました。
天井を、ぶち抜いて登場です。
その勢いでリインの氷魔法でルーテシアとアギトを閉じ込め、
ヴィータの一撃でガリューは、吹っ飛びました。
やっぱり強いですね。
ですが、敵もさる者で、穴掘って逃げました。
地上で何か召喚したらしいとキャロ。
とりあえず、スバルさんのウイングロードで地下から脱出です。
その頃、上空では、はやてがⅡ型を落としまくりです。
幻術パターンの解析もでき始めています。
あんまり目立ちはしませんが、オペレーター陣も優秀なんですね。
それを観ている、嫌そうな軍のおっさん、レジアス中将。
……って、はやてとグレアムさんを犯罪者呼ばわりしました。
既に執行猶予期間は過ぎていると秘書は言いますが、
問題発言を繰り返します。…確かに闇の書事件で、
多くの被害があったの事実ですけど……。
組織間のイザコザに巻き込まれそうです。近く、秘書を査察に、
向かわせるようです。
さて、地上に戻りましょう。ルーテシアはでかい召喚虫で、
皆、まとめて潰そうとしています。それを止めるアギト。
前回、威勢を良い事を言っていましたが、悪役として非情に徹しきれていません。
まあ、根っからの悪人では無いのでしょう。
一応、地下を潰したらしく、怪我したガリュー共々、戻そうとします。
が、デカブツはキャロの拘束魔法に捕まりました。皆の連携により、
捕まえられました。リインのバインドでお縄です。
「子供いじめてるみてぇで良い気分はしねえが…、
市街地での危険魔法使用に、公務執行妨害、その他諸々で逮捕する」
ヴィータに言われると少し……いえ、何でもありません。
別の廃ビル屋上。
クアットロさんとナンバーⅩのディエチ(また打ちづらい名前)が、
ヘリを狙っています。ホントに撃って良いのかと問うディエチ。
「ドクターとウーノ姉さま曰く、あのマテリアルが当たりなら。
本当に聖王の器なら。砲撃くらいでは死んだりしないから大丈夫。…だそうよ♪」
そこに、ウーノから通信が。ルーテシアが捕まったからフォローしなさいと。
近くで様子をみているセインにクアットロさんが通信です。
取調べを受けているルーテシアにもテレパシーを送ります。
「は~い、ではお嬢様? クアットロの言うとおりの言葉を、その赤い騎士に」
なのはとフェイトがヘリに向かいます。
そこに大きな魔力反応が。
「攻撃のチャージ確認。物理破壊型、推定Sランク」
『逮捕は良いけど、大事なヘリは、放って置いて良いの?』
「後、十二秒」
『あなたは、また、守れないかもね』
「…発射」
ディエチの放った一撃がヘリを直撃。
それを知ったヴィータはルーテシアに詰め寄ります。
その隙をついて、ナンバーⅥのセインがエリオからケースを奪います。
さらにルーテシアも連れ去りました。地面を潜る感じのスキルですね。
アギトも逃げました。
「ウッフのフ~♪ どう、この完璧な計画?」
クアットロさんは上機嫌です……しかし。
なのはが、ギリギリのところで、ヘリを防御しました。
限定解除のエクシードモードです。
驚いているクアットロさん達を発見し、背後を取るフェイト。
逃げ出す二人にはやてが、広域空間攻撃っ!!
なんとか逃げようとしますが、
『投降の意思なし……逃走の危険ありと認定』
『砲撃で昏倒させて捕らえます』
フェイトとなのはに挟まれます。…ほとんどイジメに見えますけど、
Sランクの砲撃したんだから問題はありません。
トライデントスマッシャーとエクセリオンバスターが直撃っ!
……と、思いきや、ナンバーⅢのトーレが救出。
完全に逃げられました。クアットロさんのシルバーカーテンは便利です。
アジト(?)に戻ってケースを開けるセイン。ですが、中は空。
実はティアナさんがキャロの帽子の中に隠していたのです。
遅れてきたシグナムとシャッハ。トンファーらしいモノを装備していたので、
意外にもシャッハは戦闘派だったようです。
「すみません、お嬢。愚妹の失態です」と謝るトーレに、
「私が探しているのは、11番のコアだけだから」とルーテシア。
今回のは6番でした。落ち込んだようなルーテシアを心配そうに見るアギト。
…そして、日は暮れ夕方。
聖王医療院で保護された謎の少女。なのはが、売店(?)にて、
ウサギのぬいぐるみを買って持って行くと、
「…ママ」そんな寝言に、なのはは優しく語りかけるのでした。
「大丈夫だよ。ここにいるよ。怖くない」
……。
………。
第12話という事で前半戦の山場といったところでしょうか。
スカリエッティ側の新キャラも続々登場してきました。
現在、分かっているのが、Ⅰ、Ⅲ、Ⅳ、Ⅵ、Ⅹ。そして、お留守番の六人。
どうも、イタリア語の数字らしいのですが、私には分かりません。
どちらにしても一人ひとり、優れたスキルをもっているようで、今後の戦いが、
楽しみです。まだまだ抜けたナンバーもいそうですし。
…松岡由貴さんと前田ゆきえさんが出れば、妄信的に応援しますが。
取りあえず、眼鏡っ子なクアットロさんがお気に入りです。
いかにも悪役ですし、眼鏡がキラッと光るのが、堪りません。
あ、レジアス中将の秘書も光りましたね。
中将も海の連中は危険を軽視しているとか、言っていました。
はやてに悪意があるのも嫌な感じです。
謎の娘さん(聖王の器とか呼ばれていましたが…)を、
引き渡せとか、圧力をかけてきそうです。
そんな第12話でした。