mop3さんの日記もどき

ときどき、思った事を書く予定ですよ。

魔法少女リリカルなのはStrikerS 第12話「ナンバーズ」

2007-07-08 15:35:25 | 魔法少女リリカルなのはStrikerS

地下水路ではスバルさん達がルーテシア達と戦闘。

ですが、ここはケースの確保が最優先。

できるだけ引き付けてヴィータ達と合流する事を選びます。

…ふむふむ。日々の訓練の成果が見えますね。

良い判断だと、ヴィータとリインから通信がありました。

天井を、ぶち抜いて登場です。

その勢いでリインの氷魔法でルーテシアとアギトを閉じ込め、

ヴィータの一撃でガリューは、吹っ飛びました。

やっぱり強いですね。

ですが、敵もさる者で、穴掘って逃げました。

地上で何か召喚したらしいとキャロ。

とりあえず、スバルさんのウイングロードで地下から脱出です。

その頃、上空では、はやてがⅡ型を落としまくりです。

幻術パターンの解析もでき始めています。

あんまり目立ちはしませんが、オペレーター陣も優秀なんですね。

それを観ている、嫌そうな軍のおっさん、レジアス中将。

……って、はやてとグレアムさんを犯罪者呼ばわりしました。

既に執行猶予期間は過ぎていると秘書は言いますが、

問題発言を繰り返します。…確かに闇の書事件で、

多くの被害があったの事実ですけど……。

組織間のイザコザに巻き込まれそうです。近く、秘書を査察に、

向かわせるようです。

さて、地上に戻りましょう。ルーテシアはでかい召喚虫で、

皆、まとめて潰そうとしています。それを止めるアギト。

前回、威勢を良い事を言っていましたが、悪役として非情に徹しきれていません。

まあ、根っからの悪人では無いのでしょう。

一応、地下を潰したらしく、怪我したガリュー共々、戻そうとします。

が、デカブツはキャロの拘束魔法に捕まりました。皆の連携により、

捕まえられました。リインのバインドでお縄です。

子供いじめてるみてぇで良い気分はしねえが…、

 市街地での危険魔法使用に、公務執行妨害、その他諸々で逮捕する」

ヴィータに言われると少し……いえ、何でもありません。

別の廃ビル屋上。

クアットロさんとナンバーⅩのディエチ(また打ちづらい名前)が、

ヘリを狙っています。ホントに撃って良いのかと問うディエチ。

「ドクターとウーノ姉さま曰く、あのマテリアルが当たりなら。

 本当に聖王の器なら。砲撃くらいでは死んだりしないから大丈夫。…だそうよ♪」

そこに、ウーノから通信が。ルーテシアが捕まったからフォローしなさいと。

近くで様子をみているセインにクアットロさんが通信です。

取調べを受けているルーテシアにもテレパシーを送ります。

「は~い、ではお嬢様? クアットロの言うとおりの言葉を、その赤い騎士に」

なのはとフェイトがヘリに向かいます。

そこに大きな魔力反応が。

「攻撃のチャージ確認。物理破壊型、推定Sランク」

『逮捕は良いけど、大事なヘリは、放って置いて良いの?』

「後、十二秒」

『あなたは、また、守れないかもね』

「…発射」

ディエチの放った一撃がヘリを直撃。

それを知ったヴィータはルーテシアに詰め寄ります。

その隙をついて、ナンバーⅥのセインがエリオからケースを奪います。

さらにルーテシアも連れ去りました。地面を潜る感じのスキルですね。

アギトも逃げました。

「ウッフのフ~♪ どう、この完璧な計画?」

クアットロさんは上機嫌です……しかし。

なのはが、ギリギリのところで、ヘリを防御しました。

限定解除のエクシードモードです。

驚いているクアットロさん達を発見し、背後を取るフェイト。

逃げ出す二人にはやてが、広域空間攻撃っ!!

なんとか逃げようとしますが、

『投降の意思なし……逃走の危険ありと認定』

『砲撃で昏倒させて捕らえます』

フェイトとなのはに挟まれます。…ほとんどイジメに見えますけど、

Sランクの砲撃したんだから問題はありません。

トライデントスマッシャーとエクセリオンバスターが直撃っ!

……と、思いきや、ナンバーⅢのトーレが救出。

完全に逃げられました。クアットロさんのシルバーカーテンは便利です。

アジト(?)に戻ってケースを開けるセイン。ですが、中は空。

実はティアナさんがキャロの帽子の中に隠していたのです。

遅れてきたシグナムとシャッハ。トンファーらしいモノを装備していたので、

意外にもシャッハは戦闘派だったようです。

「すみません、お嬢。愚妹の失態です」と謝るトーレに、

「私が探しているのは、11番のコアだけだから」とルーテシア。

今回のは6番でした。落ち込んだようなルーテシアを心配そうに見るアギト。

…そして、日は暮れ夕方。

聖王医療院で保護された謎の少女。なのはが、売店(?)にて、

ウサギのぬいぐるみを買って持って行くと、

「…ママ」そんな寝言に、なのはは優しく語りかけるのでした。

「大丈夫だよ。ここにいるよ。怖くない」

……。

………。

第12話という事で前半戦の山場といったところでしょうか。

スカリエッティ側の新キャラも続々登場してきました。

現在、分かっているのが、Ⅰ、Ⅲ、Ⅳ、Ⅵ、Ⅹ。そして、お留守番の六人。

どうも、イタリア語の数字らしいのですが、私には分かりません。

どちらにしても一人ひとり、優れたスキルをもっているようで、今後の戦いが、

楽しみです。まだまだ抜けたナンバーもいそうですし。

…松岡由貴さんと前田ゆきえさんが出れば、妄信的に応援しますが。

取りあえず、眼鏡っ子なクアットロさんがお気に入りです。

いかにも悪役ですし、眼鏡がキラッと光るのが、堪りません。

あ、レジアス中将の秘書も光りましたね。

中将も海の連中は危険を軽視しているとか、言っていました。

はやてに悪意があるのも嫌な感じです。

謎の娘さん(聖王の器とか呼ばれていましたが…)を、

引き渡せとか、圧力をかけてきそうです。

そんな第12話でした。


魔法少女リリカルなのはStrikerS 第11話「機動六課のある休日(後編)」

2007-06-30 16:37:17 | 魔法少女リリカルなのはStrikerS

聖王教会では、クロノ君がカリムさんと六課の運営面の話をしていました。

クロノ君も出世して、今では子持ちの提督。そして機動六課の後見人と、

頑張っているようですね。

そこに、合同捜査の会議の終わったシグナムがカリムさんの部下、

シャッハと一緒に現れました。ここからは今後の任務について、

話そうとしていると、はやてから直接通信が。

エリオとキャロの所にスバルさん達が合流。

ケースの封印処理はキャロがしました。

この辺りはサウンドステージ01を聴いているとニヤリとするかも。

なのはとフェイト、シャマル先生とリインフォースⅡがヘリで、

こっちに向かっているので現状を確保しつつ、周辺を警戒です。

市街地での戦いになりそうなので、なるべく迅速かつ確実に片付けないと、

いけません。他の部隊にも連絡です。

奥の手も出さないといけないと言うはやての言葉に、カリムさんは、

シグナムにシャッハに送ってもらってすぐ帰るようにと。

さて、シャマル先生によると問題は無いようです。

ケースと女の子(この子はマンホールちゃんとでも、呼ぼうと思いましたが、

名前が分かったので却下)はヘリで搬送するから、皆はこっちで現場調査ねと、

なのは。シャマル先生に頼まれて、女の子をヘリまで抱いていきました。

呼んでもないのにガジェットの反応が。地下水路にⅠ型、空にⅡ型。数が多いです。

そこにヴィータから連絡が。それにギンガさんも。

ヴィータはリインと合流し、海上の南西方向を制圧。なのはとフェイトは北西部を。

ヘリはヴァイスの兄ちゃんとシャマル先生。ギンガさんは地下でスバルさん達と、

合流です。各自変身し、出撃です。

一言。リインが出撃する際、

ヘリに「トームレイダーも、二人を守ってあげてくださいですー」

『All right my friend』

こういうやり取りって結構好きです。

そんな馬鹿な事を書いていると、ルーテシアとスカリエッティの秘書、

ウーノが通信をしていました。ヘリに確保されたケースとマテリアルは、

妹達が回収するので、お嬢様は地下をお願いしますとウーノ。

…どうも、ルーテシアとスカリエッティは同格っぽいので、敬語な感じです。

協力が必要なら最優先で実行するとの事。

ガリューと共に地下へ。

「探し物、見つけるために」

その地下ではスバルさん達がもう一つのケースを確保するため、

移動中です。一人だけ、ローラーなスバルさんが楽そうに見えます。

そこにギンガさんからの通信が。年も階級もスバルさんの二つ上。

シューティングアーツの先生でもあります。

変身シーンは省略。

空では、なのはとフェイトがⅡ型を落としまくりです。

その映像を見つつ、ギンガさんから報告を受けるはやて。

生体ポッドは人造魔導士計画の素体培養器で、

あの子は人造魔導士の素体として造りだされた子供じゃないかと、ギンガさん。

ガジェットの残骸もありましたし、あの子が破壊したのかも知れませんね。

「人造魔導士って?」と訊くキャロに説明するスバルさんとティアナさん。

一人、エリオだけ浮かない顔です。

そこにガジェット反応が。

一方、海上の南西部。ヴィータとリインが増援を確認。

なのは達の所にもⅡ型が大量に。

そして、雲の上。眼鏡かけた娘さんが怪しげな事を。

ロングアーチのレーダーにものすごい数の反応が。

どのチェックも実機としか反応しません。

なのは達も目視で確認ができるとの事。幻影と実機の混成編隊です。

このピンチに、ついに、はやてが席を立ちました。

限定解除して一人で相手をするというフェイトの案を却下。自ら空の掃除をします。

なのはとフェイトはヘリの護衛。ヴィータとリインはフォワード陣と合流です。

はやての限定解除を出せるのは現状ではクロノ君とカリムさんの、

一度ずつのみ。使ってしまって良いのかとクロノ君は問いますが、

「使える能力を出し惜しみして後で後悔するのは嫌やからな」と、はやて。

場所が場所なのでSSランクはダメ。スリーランクのみのSランクで120分。

時間付きですか。まあ、そうでもしないと、上だって怖いでしょうし。

地上部隊は上層部が厳しいとクロノ君。組織間のイザコザに巻き込まれたいと、

良いのですが。

地下ではスバルさん達とギンガさんが合流しました。

今回、リインがいないのでロングアーチのサポートを受けるはやて。

…今、気づきましたが、リインとユニゾンしていないから、髪の毛や瞳の色が、

変化していないんでしょうね。

なのはとフェイトが安全域まで引いたのを確認して魔法発動です。

……一気にⅡ型が消えていきます。ここでグリフィス君がシャーリーさんに、

消滅時のデータから、幻影と実機の判別パターンの割り出しをするよう命令です。

伊達にはやての補佐をしているワケではないようですね。

今後の戦いに役立てば良いですね。

地下ではⅠ型と戦闘中。ゴロゴロと転がってきたⅢ型もスバルさんと、

ギンガさんのコンビネーションで撃破です。

そして……キャロがケースを発見。

いきなり謎の戦士の襲撃。ケースをルーテシアが奪いました。

取り返そうとするキャロに強力な魔法弾を。エリオごと吹っ飛ばされました。

スバルさんとギンガさんの攻撃を防ぐ戦士ガリュー。

スバルさんを無視して行こうとするルーテシアにティアナさんが、

タガーモードで捕まえます。…っと、そこに閃光弾(?)が。

花火をドンパチするリインサイズのキャラ、アギトの登場です。

「オラオラ、お前ら、まとめて、かかってこいやぁー」

……。

………。

何か、最後に違和感がありましたが、ルーテシアもガリューも無口ですし、

今回いなかった騎士ゼストもしゃべるようなキャラではありませんから、

バランスを取るためにあんな性格になったのだと思います。

烈火の剣精と名乗るだけに炎の使い手なんでしょうね、多分。

他に書く事といえば、ギンガさんとはやての変身シーンの省略でしょうか。

ギンガさんは仕方無いかも知れませんが、はやては欲しかったです。

次に現場に出てくるのは最終決戦くらいでしょうし…。まあ、次に期待ですね。

そして。

ほんの少ししか登場しませんでしたが、雲の上の眼鏡の娘さんのクアットロさん。

昔、ガンダムに詳しい知り合いに、クワトロとは4を意味すると聞いた事が、

あります。発音は違いますが、クアットロさんの胸元にⅣと書かれていましたので、

同じなのでしょう。すると四番目って事でしょうか? どちらにせよ、ウーノの、

妹なのは確かでしょうし、他の姉妹も気になります。次回予告を見る限り、

まだいそうですしね。

そんな第11話でした。


魔法少女リリカルなのはStrikerS 第10話「機動六課のある休日(前編)」

2007-06-24 12:46:14 | 魔法少女リリカルなのはStrikerS

スバルさんがギンガさんにメールを書いているシーンから始まります。

前回より二週間経ちました。ティアナさんもすっかり元気で、

スバルさんといちゃついています(マテ)

フォワード四人も更に仲良くなったようです。

そんでもって、無事に訓練の二段階目もクリアです。

そして一日休みをもらいました。入隊時からずっと訓練漬けだったので、

嬉しいですね。

なのは達の朝食シーン。ああ、完全に犬としか見えないザフィーラです。

(一応、狼だったはず)そしてリインフォースⅡは可愛いモノです。

そんなシーンにニュースで嫌そうな軍人のおっさんが。

どこの世界にもああいう人はいるんですね。少し気になるかも。

その後ろに三人の人の良さそうな老人が。なんでも伝説の三提督だとか。

管理局の黎明期から今の形まで整えた功労者さんです。

…あら、個人的には時空管理局って数百年単位の歴史があるものだと、

思っていましたが、意外にも若い組織だったようです。

でも、見た目と実年齢が一致しない場合もありますし(魔法世界ですしね)

どうなのでしょうか? 私は、あのお婆ちゃんが300才くらいでもオッケーですけど。

以前、護衛任務を受けたらしく、お婆ちゃん(ミゼット提督)は、はやてや、

ヴィータ達がお気に入りだそうです。ヴィータはゲートボールが好きらしいので、

ナイスな感じかも。そういうサイドエピソードとか見たいです。

そんな和やかな朝食シーンでした。

さて、街へ遊びに行くティアナさんはヴァイスの兄ちゃんからバイクを、

借りました。最近のティアナさんの動きはセンターらしくなってきたと、兄ちゃん。

訓練の成果が出てきたって事ですね。無茶な自主練習も見ていましたし、

この兄ちゃんもお節介かも。元々は武装隊の出なのですが、

昔からヘリが好きなので、パイロットになったとか言ってますが…。

一方、エリオは……。

「ハンカチ、持ったね? IDカード、忘れてない?」

ああっ……フェイトが。フェイトが親バカに。

お小遣いが足りないなら出そうとしましたよ、この人。

つーか、エリオって(キャロもそうでしょうけど)お給料もらっているんですね。

まあ、ガジェットと戦っているんですから当然と言えば当然ですけど。

…どれくらいもらっているんでしょう?

エリオは男の子でキャロより二ヶ月年上なんだから、

ちゃんとエスコートしてあげるんだよとフェイト。

そこへキャロが。うんうん、可愛いです。それを見るエリオもね♪

玄関でスバルさんとティアナさんを見送るなのは。

そこにライトニング隊も出発です。二人に手を振るフェイト。

まったくもう……親バカなんですから。

シグナムは108部隊へ。ナカジマ三佐の所ですね。

それと聖王協会へ。合同捜査本部を作ってくれるので、その打ち合わせ。

ヴィータは向こうの魔導士の戦技指導です。

捜査周りの事なら自分も行ったほうが良いのではとフェイトは言いますが、

準備はこちらの仕事。お前は指揮官で私は副官とシグナム。

この二人もあんまり変わらない気がします。

その頃、シャーリーさんとリインフォースⅡはスバルさん達のデバイスの、

リミッター解除をしていました。時間があるので、なのはとレイジングハートの、

限定解除モード(エクシードモード)とバルディッシュのザンバーの最終調整も、

しておきたい所です。忙しくて楽しいと、嬉しそうなシャーリーさんです。

ついでにリインと蒼天の書のメンテナンスチェックもします。

最近は、誰ともユニゾンしていないとの事。まあ、そんなには大きい事件は、

起こってないようです。そう言えば、はやて以外にもヴィータやシグナムとも、

可能だったようです。…このシーンのシャーリーさんにゾクッとするモノが(苦笑)

さてさて、スバルさんとティアナさんはバイクで街へ。

アイスが好きみたいなスバルさん。エリオとキャロはモノレールでしょうか?

シャーリーさんが作ったプランは……。

『成功を祈るわっ♪』

…あーた。デートコースですか。(ホントこの人、エリートなんでしょうかね?)

それに気づかない二人です。さて、車内でキャロのもう一匹の竜の話になります。

その名はヴォルテール。黒くて、すっごく大きな竜。

何でもフリードはキャロが卵から育てたそうですが、ヴォルテールはアルザスの、

土地の守護竜でキャロが力を貸してもらっているような感じだそうです。

フリードも結構大きい気がしますが、それ以上の存在ですか。

列車を降りる際、手を差し出し、そのまま歩いていく二人は可愛いです。

そして、アイスに食らいつくスバルさん(笑) 幸せそうで、何よりですね。

こっちはゲーセンに向かうようです。今まで訓練ばっかりでしたが、

スバルさん達は十五才。普通の女の子なんですね。

はやても隊長室で、まったりしていました。

時計は二時十五分。公園でのんびりしているライトニング。

始めて遊園地に行った思い出を語るキャロ。アルフも一緒だったようです。

もうっ……健全ですねぇ。

負けじと、たこ焼き(?)を食べさせるスバルさんです。

…その頃。

地下ではギンガさんが現場検証をしていました。

そこにはガジェットの残骸と生体ポッドが。

スカリエッティ曰く「当たり」だそうです。早速追跡をかける気です。

そこに新キャラが。どうやら秘書の妹さんのようです。

「今回出てきたのが当たりなら、自分の目で見てみたい」

ですが調整中なため、お留守番です。

他の妹さんの出撃……何人姉妹なんですか?

ルーテシアにも連絡をするスカリエッティ。

そして。

地下水路を(レリックの入っていると思う)ケースを引きずりながら歩く、

少女。マンホールから出てきた所をエリオとキャロが発見しました。

楽しい休日が一転。話が動き出したようですね。

三提督に、キャロの竜。レイジングハートの新モードに、スカリエッティ側の新キャラ。

そしてマンホールの娘さんと、伏線も張ってきていますし後編も楽しみです。

そんな第10話でした。


魔法少女リリカルなのはStrikerS 第9話「たいせつなこと」

2007-06-24 01:42:35 | 魔法少女リリカルなのはStrikerS

「…あれ?」

医務室で目を覚ますティアナさん。模擬戦にて、なのはに撃墜されて、

運ばれたみたいです。そこにシャマル先生が。

「なのはちゃんの訓練用魔法弾は優秀だから、身体にダメージは無いと思うんだけど」

…は? アレが訓練用? ティアナさんがスバルさんと無茶したのに…、

それでも訓練用を撃つ余裕が、なのはにはあったという事ですか。

時計を見れば夜の九時過ぎ。今までの自主訓練の疲れが出たのでしょうね。

死んでいるんじゃないかってくらい、熟睡していたそうです。

その頃、訓練場では、まだなのはがモニターの相手をしていました。

なのはも疲れているはずなのに働き過ぎです。フェイトが迎えに来ました。

さっき目を覚ましたティアナさんがスバルさんとオフィスまで謝りに来たとの事。

なのははまだ訓練場だから、明日の朝一で話したらって伝えたそうです。

そんなフェイトに自分の監督不行き届きでライトニング小隊まで巻き込んだとに、

謝るなのは。ティアナさんとスバルさんはまだちょっと、ご機嫌斜めとの事。

明日の朝、フォワードの皆とちゃんと話す事にして二人で帰ります。

そこにアラートが。

東部海上にガジェットのⅡ型(空飛ぶタイプ)が十二機出現。

周りにレリックの反応は無いものの、機体速度がかなり上昇しています。

新型エンジンでも積んだのでしょうか?

スカリエッティにルーテシアからの通信が。

ゼストとアギトはどうしたんだいと訊くスカリエッティに、

今は別行動と答えるルーテシア。…ゼストっていうのはあの騎士として、

アギトって誰でしょう? ガリュー…とは違うキャラでしょうかね?

アギトと聞くと『死の顎(あぎと)』(だったと思います)という言葉を連想します。

それはさて置き。

遠くの空でドクターのおもちゃ(ガジェット)が飛んでるみたいなので、

連絡を入れたと言うルーテシアに対し、今日は動作テストでレリックは、

無いと伝えるスカリエッティ。

「私はあんな鉄クズに、直接戦力は期待してないんだよ」と、破壊されるまでの、

データが欲しいそうです。

「私の作品達がより輝くために、デコイとして使うガラクタさ」

レリックじゃないなら私には関係ないけど、でも頑張ってと通信を切るルーテシア。

「私の作品は、やはり良い出来だな」

この人の専門は人体実験らしいので……ルーテシアもそうなのでしょうね。

さて、ガジェットⅡ型は四機編隊が三隊、十二機編隊が一隊と、発見時から、

変わらず、飛んでいる様子。

「まるで撃ち落としに来いと誘っているような」とグリフィス君。

八神はやて隊長はテスタロッサ・ハラオウン執務官と高町教導官に意見を聞きます。

二人とも奥の手を見せず、今までどおりの戦法で叩こうと進言。

それで決まりです。

一つ気になるのが、リミッター解除しないと超長距離砲撃が使えないって事でしょうか。

今回は空戦なので出撃は、なのはとフェイト、それにヴィータの三人。

フォワードはロビーで出動待機。そちらの指揮はシグナム。

そして、ティアナさんは出動待機から外されました。

「今夜は体調も魔力もベストじゃないだろうし」と、なのは。

「言うことを聞かないヤツは、使えない……って事ですか?」

現場での指示は聞いているし、教導だってサボらずやっている。

才能が無い私が強くなるには死ぬ気で無茶するしかないと上官相手に暴論を、

吐くティアナさん。ヴィータはなのはに止められましたが、シグナムの、

鉄拳制裁を受けました。

「駄々をこねるだけの馬鹿は、なまじ付きやってやるから付け上がる」

そのままヘリで出撃するなのは達。フェイトがエリオ達にフォローを、

頼んだものの……今度はスバルさんがシグナムに意見を。

命令違反は絶対ダメだし、さっきのティアの物言いや、それを、

止められなかった私は確かにダメだったと思います。…だけど。

「自分なりに強くなろうとするのとか、きつい状況でもなんとかしようと、

 頑張るのって、そんなにいけない事なんでしょうかっ?」

そこに持ち場を離れたシャーリーさんが現れます。

メインオペレーターはリインがやってくれているそうです。

皆をロビーに集め、説明をするというシャーリーさん。

「昔ね……一人の女の子がいたの。その子は本当に普通の女の子で、

 魔法なんて知りもしなかったし、戦いなんてするような子じゃなかった」

そこでフォワードの四人が知ったなのはの過去。

偶然の出会いから魔法を得て、たまたま魔力が大きかっただけの、

たった九才の女の子がわずか数ヶ月で命がけの実戦を繰り返した事。

新たな敵に襲撃され、敗北。それに打ち勝つために選んだのは、

当時はまだ安全性が危うかったカートリッジシステムの使用。

身体への負担を無視して、自身の限界値を超えた出力を無理やり引き出す、

フルドライブ、エクセリオンモード。誰かを救うため、自分の思いを通すための、

無茶を彼女は続けてきました。…そして悲劇が。

いつもなら何の問題も無く味方を守れたはず。しかし、溜まっていた疲労と、

それまでの無茶が命取りに。もう立って歩くことさえ出来ないかも知れないダメージを、

負ったのです。リハビリの映像が生々しいです。

無茶をしても命を懸けても譲れぬ戦いの場は確かにある。だが、オークション会場での、

あの一撃は自分の仲間の安全や命を懸けてでも撃たねばならない状況だったかと、

問うシグナム。そして模擬戦での、あの技はいったい誰のための、何のための技かと。

なのはは皆に自分と同じ思いをさせたくない。だから無茶なんてしなくても良い、

皆元気で帰ってこられるよう、ホント丁寧に一生懸命に教えていたのです。

ガジェットを全機撃墜して帰ってきたなのはに、謝るシャーリーさん。

勝手に教え子に過去をバラされて困るなのはですが、ティアナさんと話すため、

居場所を聞きます。そしてスバルさん、エリオ、キャロ、フリード。そして、

シャーリーさんが隠れて見ている中、話し始めるティアナさんとなのは。

最初にティアナさんが謝ります。無茶すると危ない事に気づいたようですね。

それを聞き、少し叱っておくと、なのは。

ティアナは自分のこと、凡人で射撃と幻術しかできないって言うけど、

それは間違っている。ティアナも他の皆も今はまだ原石の状態。

エリオはスピード。

キャロは優しい支援魔法。

スバルはクロスレンジの爆発力。

そして三人を指揮するティアナは射撃と幻術で仲間を守って、

知恵と勇気でどんな状況でも切り抜ける。そんなチームが理想形。

模擬戦でのクロスファイア。ティアナの射撃魔法はちゃんと使えば、

あんなに避けにくく、当たると痛いモノ。一番魅力的な所をないがしろにして、

他の事をやろうとするから危なっかしくなってしまう。

そういう事を教えたかったと。

「でも、ティアナが考えたこと、間違ってはいないんだよね」

クロスミラージュのリミッターを解除し、ティアナさんに渡すなのは。

ティアナさんがモードツーと命令してみると、タガーモードに。

ティアナさんは執務官志望。将来はどうしても個人戦が多くなるから、

将来を考え、用意はしていたんだと、なのは。

そう。『ティアナは一人で戦っているワケじゃないんだよ』

皆に想われていた。ようやく気づいたティアナさんです。

クロスもロングももう少ししたら教えようと思っていた。

でも出動は今すぐにでもあるかも知れない。だから、もう使いこなせている武器を、

もっと確実なモノにしてあげたかった。

『基礎の繰り返しになるけど、ここはしっかり頑張ろう』

でも、自分の教導は地味だから、成果が出てないと感じて苦しかったんだよね。

そして謝るなのは。泣きながらも何度も何度も謝るティアナさんでした。

翌朝。晴れたような顔つきをしているティアナさん。

もう迷う事は無いと思います。そしてフェイトの言葉。

「その人がいれば困難な状況を打破できる。どんな厳しい状況でも突破できる。

 そういう信頼を持って呼ばれる名前……ストライカー」

うちの四人は全員、一流のストライカーになれるはずだって。

そしてなのはの思い。

ずっと見ていられないから、一緒にいる間は出来るだけの事を教えたい。

何があっても、誰が来ても、この子達は落とさせない。

私の目が届く間はもちろん、いつか一人で、それぞれの空を飛ぶようになっても。

「さぁ、今日も朝練頑張るよ」

……。

………。

今回は書くべき事が多い……のではなく、私が要約するのが下手なんだと、

思います。とりあえず一言。

良かったね、ティアナさん。周りに想われて。

お兄さんも(多分)喜んでいると思います。

さて、今回の一件にてティアナさんが成長したと思われます。

その一方でなのはも教導官として得るモノがあったのではないかと思います。

そしてフェイトの台詞にて、タイトルの意味が分かりました。

ストライカーズとはそういう意味だったんですね。

…でも、それだと主役はスバルさん達で、なのはとフェイトは脇役になるのでは?

第二期でも、はやてと守護騎士達に主役取られた感がありましたが…。

まあ、先は長いですし、これからですよ、きっと。

第2話の感想でフェイトがなのはを心配しすぎだと思いましたと書きましたが、

過去にあんな事故があったのなら、そうなっても仕方ないかもとか思います。

改めて見ると、なのはとフェイトはすごい戦いを経験してきたと感じます。

かって無茶して事故をおこしたなのはが、同じ思いをさせないよう、

過保護なまでに丁寧に教える姿が彼女の兄と重なったりもしますが、

やはり兄妹だからでしょうか?

そして次回より新展開との事。

スカリエッティとルーテシアの関係。

ルーテシアとレリックの関係。他にも気になる点はありますが。

今回はここまでって事で。

そんな第9話でした。


魔法少女リリカルなのはStrikerS 第8話「願い、ふたりで」

2007-06-23 18:20:08 | 魔法少女リリカルなのはStrikerS

前回と同じくオークション会場から。

現場検証をしているシーンから始まります。

協力するようにと、なのはの言葉にティアナさんだけ反応しません。

前回のミスのショックが抜けてない様子です。

それを見たなのはは、二人でお散歩しようと誘います。

私は現場にいなかったし、ヴィータ副隊長に叱られてもうちゃんと、

反省してると思うから改めて叱ったりはしないけど…。

「ティアナは時々…少し一生懸命すぎるんだよね」

でもね。

「ティアナは一人で戦っているワケじゃないんだよ」

集団戦において、なのはやティアナさんのポジションは前後左右、

全部が味方。その意味と今回のミスの理由。

ちゃんと考え、二度と同じ事を繰り返さない事。

「約束できる?」

「…はい」

現場検証を手伝っていたスバルさんがティアナさんに気づきました。

そう、ティアナさんは一人じゃないんです。気遣うかのように、

向こうで一休みするようスバルさんが言いますが、それを断り、

一緒にやろうとティアナさんは言いました。

その頃、キャロはフリードと一緒にガジェットを調べていました。

ふと、向こうでフェイトと一緒にいるユーノ君が気になり、

シャーリーさんに訊きます。

民間の考古学者でなのはや、フェイトの幼馴染との事。

…前回、少し気になっていたのですが、今回、

ちゃんと眼鏡をしていました。人前ではかけないようですね。

そんな事はどうでも良いとして(苦笑)

以前、デカブツからジュエルシードが発見された事を話すフェイト。

局の保管庫から地方の施設に貸し出されていたところを、盗まれたようです。

その流れから昔を思い出す二人。

「寂しいさよならもあったけど……私にとっては、

 色んな事の始まりのきっかけでもあったから」

そこへ、なのはが登場。アコース査察官が戻るまでユーノの護衛を、

頼まれているので交代、お願いできると、フェイト。

エリオとキャロを連れて二人っきりにします。

「今日は、偶然なのかな?」

……はい? 疲れているのでしょうか?

なのはが頬、染めているように見えます。なのはにはフェイトがいるのに。

いや、そりゃ、確かに私はフェイトは、なのは離れをしたほうが良いと、

思いますけど。……まあ、なのはも十九才なんですし……。

今回だけと思いたいです。

一方、はやてはアコース査察官とコーヒー飲んでました。

なんと聖王協会の騎士カリムの弟らしいです。そんなワケで、

はやてもロッサと呼んで親しい感じです。

ちなみにアコース査察官が、つい最近、無限書庫に調べ物をしに行ったところ、

ユーノ君が直々に案内したそうです。その関係で友人になったとの事。

はやても周りに愛されているようで微笑ましかったりします。

撤収後、すっかり夕方。午後の訓練は休みにするので、ご飯食べて、

お風呂でも入ってゆっくりするように言われたスバルさん達。

そんな中、ティアナさんだけ自主練習をするつもりです。

皆が付き合おうとしますが、それを断ります。

一方、なのはとフェイトの所にもヴィータとシグナム、ついでにシャーリーさんが。

もちろんティアナさんの事です。強くなりたいっていうのは若い魔導士なら、

皆そうだし、無茶だって多少はする。でもティアナさんは時々度を越えている。

機動六課(ここ)に来る前に何かあったのかと訊くヴィータ。

お風呂に入っていたスバルさんもキャロにティアナさんの過去を話します。

全く関係ありませんが、お風呂の背景が変わるのに感心しました。

ティアナさんはお兄さんがいて、両親を事故で亡くして以来、一人で、

育ててくれました。ですが十才の時、任務中に帰らぬ人に。享年二十一才。

結構なエリートだったそうです。だからこそ……最後の任務で、犯人に手傷を、

負わせたものの、取り逃がした事に対して、上司がヒドいコメントを。

「任務を失敗するような役立たずは云々…」

だから、ティアナさんは証明しようとするのです。

お兄さんの教えてくれた魔法は役立たずじゃない。どんな場所でも、

どんな任務でもこなせる事を。そしてお兄さんの夢。執務官になるって夢を、

叶えるために…。

そんなティアナさんの自主練習は四時間にも渡り、ヴァイスの兄ちゃんが、

止めにきました。無茶な詰め込みで、変なクセをつけるのは良くないと言いましたが、

「それでも。詰め込んで練習しないと上手くならないんです。凡人なもので」と、

ティアナさんは言うこと聞きません。

…この時の兄ちゃんの表情から彼も昔、何かあったような、

そんな気がしますが……。

リボルバーナックルの整備をしながら帰りを待っていたスバルさんに、

明日は四時起きだから目覚まし、うるさかったらゴメンねと言い残し、

ベットにバタンキューなティアナさん。そんな相棒にスバルさんは、

一緒に練習しようと言います。

「私とティアはコンビなんだから。一緒に頑張るの」

付き合い長い分、お互いの性格を知っている二人です。

ティアナさんが止めても無駄でした。

短期間で現状戦力をアップさせる方向で練習開始です。

昼間は、なのはの訓練。

「基礎の繰り返しになるけど、ここはしっかり頑張ろう」

そして夜はスバルさんと自主練。

気づいているのかどうかは知りませんが、エリオとキャロのフォローがありました。

攻撃の選択肢をもっともっと増やすんだと、組み手(?)をやったり。

ヴァイスの兄ちゃんも呆れています。

大分無理をしたのでクロスミラージュもボロボロです。

「お気をなさらず」と良い子ですね、クロスミラージュも。

明日の模擬戦で実行に移すため、相談する二人。

そんな中、憧れのなのはに逆らうことになる相方の心配をするティアナさん。

そんな彼女に、強くなるための努力で結果だせば分かってくれるよと、

楽観的なスバルさん。

「なのはさん、優しいもん」

そして次の日。午前中のまとめ、ツーオンワンでの模擬戦です。

エリオとキャロはヴィータと見学ですね。

そこへフェイトが手伝いに来ました。

なのはもここのところ、訓練密度が濃いので少し休ませたいヴィータ。

部屋に戻っても訓練メニュー作ったり、陣形のチェックとかして、あまり、

休んでないなのはを見て、ホントは模擬戦もフェイトが代わろうと来たのですが、

少し遅かったようです。模擬戦、開始。

いつもと違う二人になのはが反応。

スバルさんが突撃し、なのはの動きを止めます。

そのスキにティアナさんが銃剣モード(?)で走ってきます。

銃撃ではなく、接近戦で一撃当てる練習だったようです。

「レイジングハート・モードリリース」

なんと素手でリボルバーナックルと銃剣を掴んだなのは。

「模擬戦はケンカじゃないんだよ」

「ちゃんとさ。練習通りやろうよ」

なのはの右手から血が滴り落ちます。

「私の言ってること……私の訓練……そんなに間違ってる?」

戦意喪失したスバルさんに対し、

「私はっ もう誰も傷つけたくないからっ! 無くしたくないからっ!

 だからっ 強くなりたいんですっ」

銃剣モードを解除し、砲撃モードに入るティアナさん。

「…少し、頭冷やそっか」

ティアナさんのチャージが終わる前になのはのクロスファイアが直撃。

駆け出そうとするスバルさんでしたが、バインドで動きを封じられていました。

「じっとして。良く見てなさい」

さらにもう一撃。

スバルさんの絶叫が響くなか。

「模擬戦はここまで。今日は2人とも、撃墜されて終了……」

どこか哀しげな、なのはの声。

尊敬する上司を睨むスバルさん。

そして眠るように倒れているティアナさんのアップで幕は下りました。

……。

………。

ティアナさんの過去。途中のアイキャッチから見て、ホント仲良かったみたいです。

大切なお兄さんを失って、しかも上司のヒドいコメント。

十才の子供には少し辛い事件だったと思います。とはいえ。

「ティアナは一人で戦っているワケじゃないんだよ」

その言葉の意味は分かって欲しかったっていうのはあります。

そしてスバルさん。

少し、なのはを誤解していました。優しいからって何をやっても、

良いわけではありません。

…そんな第8話でした。