一口馬主の収穫日記

がんばれ!愛馬達

北海道馬紀行① カルトマリーヌ ~ベーシカル・コーチング・スクール~

2009-08-12 01:02:57 | カルトマリーヌ(引退)
先週木曜日から4日間にかけて、北海道馬産地めぐりをしてきました。
今日から少しづつ書いていこうと思います。


最初の訪問地は、愛馬カルトマリーヌの育成先であるベーシカル・コーチング・スクール。門別競馬場から車で10分程度の日高町富浜という所にあります。


事務所に行くと「あっちの建物にいるよ」とのことなので、歩いて厩舎まで行きます。


馬房には「カルトマリーヌ」の名が!やはり命名者としては嬉しいですね。

そして厩舎の外に出してもらいます。







馬体重は480kgほどで、見た目やや太いくらいに感じました。入厩前としてはちょうど良いくらいではないでしょうか。
調教メニューは、周回コースを20-22秒程度。週1、2回は15-15の早めを取れ入れているとのことでレポートとさほど変わりないようです。

見学後は事務所に戻って社長の高橋氏からこれまでの育成過程を丁寧に説明していただきました。
1歳の10月頃にこちらへ来た当時はかなり煩い馬だったが、同世代では1、2を争う好馬体で楽しみに思った。
現在は気性は成長したが、牝馬特有のフケの症状が出始めて時折うるさい時がある。その時は無理に早めをやるよりもゲート練習を中心にして早めを控えるなどして無理をしていない。
以前に15-15を乗った時は、ガツンと繰るような凄い手応えだったが、現在はまだフワフワしているところもあり、まだフケの影響はありそう。
先生は2週間に1回くらいは見にくるようですが、入厩の時期についてはまだ具体的な話はない。
などなど、どういう考えで育成されているのか、とてもわかりやすい説明でした。
脚元は全く問題ないみたいなので、こちらでしっかり鍛えてもらって、入厩の日を楽しみに待ちたいと思います。

そしてここベーシカル・コーチング・スクールには、功労馬として1頭の名馬が余生を過ごしているのをご存知でしょうか。

皐月賞馬「ナリタタイシン」です!




普段は放牧地を歩きながら草を食べてまわるそうですが、この日はかなりの暑さだったためか、10分程度の見学中、この場所から全く動きませんでしたね。

そしてこの場所を後にして、次なる目的地ダーレー・ジャパン・スタリオンコンプレックスを目指します。