もうすぐ1月も終わるのに、ICMの今月号がまだ出ない。新しい編集長が気張って作っているのかな。
でもonline-pubはバンバン出ていて、その中で目立つのがAI関係のeditorial。10くらいはあるのではないか?
これはそのうちの一つ。我が師Dr.Bellomoのチームから。
Young M, Kotfis K, Bellomo R.
Using AI to detect and treat delirium.
Intensive Care Med. 2025 Jan 20. Epub ahead of print. PMID: 39831998.
この文章の主旨とは少し異なるのだけど、読んでいて思ったこと。
自治さいたまでは2年前から約40項目のAIによる予測を臨床で使えるようにしていて、昨年9月からはACSYSでリアルタイムで見られるようになっている。「24時間以内のせん妄の発生」もその一つで、予測のAUROCは0.844。AIによるせん妄の予測についての研究は複数あり、どれも有望そうな結果で、このeditorialにも"... opens the door to early automated screening and intervention...”なんて書いてある。
この”有望そうな”予測が実際に臨床の場で使える状況にあるわけだけど、じゃあみんなが使っているかと、話題に登っているのを聞いたことがない。作成者側は残念に思っているかというと、そういうことはなく、どちらかといえば「この数字を人々は実際に使うのか?」を観察するために作っていて、予想通り使われていない。
使われない理由は簡単で、せん妄の予防も治療も確立したものはないから。周囲にカレンダーや時計を置いたり、メガネや補聴器を普段使っている患者さんに提供したり、そういう”当たり前”のこと以外は予防も治療もないのだから、「この患者さんはX%の確率でせん妄になりますよ」と言われても、対応のしようがないし、だから話題にも登らない。
何をアウトカムにしても、データがあれば予測するのは簡単で、精度もそこそこ出ることが多い。
でも臨床で実際に有意義な予測というのは、なかなか無い。
あるけどね。
でもonline-pubはバンバン出ていて、その中で目立つのがAI関係のeditorial。10くらいはあるのではないか?
これはそのうちの一つ。我が師Dr.Bellomoのチームから。
Young M, Kotfis K, Bellomo R.
Using AI to detect and treat delirium.
Intensive Care Med. 2025 Jan 20. Epub ahead of print. PMID: 39831998.
この文章の主旨とは少し異なるのだけど、読んでいて思ったこと。
自治さいたまでは2年前から約40項目のAIによる予測を臨床で使えるようにしていて、昨年9月からはACSYSでリアルタイムで見られるようになっている。「24時間以内のせん妄の発生」もその一つで、予測のAUROCは0.844。AIによるせん妄の予測についての研究は複数あり、どれも有望そうな結果で、このeditorialにも"... opens the door to early automated screening and intervention...”なんて書いてある。
この”有望そうな”予測が実際に臨床の場で使える状況にあるわけだけど、じゃあみんなが使っているかと、話題に登っているのを聞いたことがない。作成者側は残念に思っているかというと、そういうことはなく、どちらかといえば「この数字を人々は実際に使うのか?」を観察するために作っていて、予想通り使われていない。
使われない理由は簡単で、せん妄の予防も治療も確立したものはないから。周囲にカレンダーや時計を置いたり、メガネや補聴器を普段使っている患者さんに提供したり、そういう”当たり前”のこと以外は予防も治療もないのだから、「この患者さんはX%の確率でせん妄になりますよ」と言われても、対応のしようがないし、だから話題にも登らない。
何をアウトカムにしても、データがあれば予測するのは簡単で、精度もそこそこ出ることが多い。
でも臨床で実際に有意義な予測というのは、なかなか無い。
あるけどね。






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