Dr. Mori Without Borders / Mori-san Sans Frontieres

森 一仁が医学・国際政治経済金融・人文教養教育など関心問題を国際的・学際的に考える。

SNSもウェブログも全部潰したい

2008-01-18 04:09:38 | 情報・技術・最先端理工学
本ブログは割とメインの媒体として使っているが、それにしてもSNSの数が多すぎる。参加しているSNSがと言う意味である。北米SNS・東南アジアSNS・国内SNSの全てに参加しているが、もともとはこの種のメディアには参加したくなかった気持ちの方が強かったのである。

SNSは日本ではMIXIなどが有名だが、今や世界的な盛況ぶりである。友人の紹介でと言う触れ込みはセキュリティーの確かさを感じさせる点でおそらく加入者を増やした事であろう。ちょっとした選民思想をくすぐる点がSNS入門の通過儀礼なのだろう。フリーメイソンへの入会とMIXIへのお誘いと何の違いがあろうか?

数え上げるだけでも面倒な小生の参加するSNSを枚挙すると、それこそ複数のパワーエリート結社のメンバーですと言っているようなものである。あたかも「私はスカルズ・アンド・ボーンズ、イルミナティー、ボヘミアン・クラブ、ビルダーバーグ会議、ダボス会議、フリーメイソン、日米欧三極委員会、外交評議会、連邦準備銀行理事会・・・の全部に参加しています。」と言うのと同じぐらいやたらSNSに参加する事となってしまった。

友人の誘いを無碍に断るとこれまた本邦では特に社会的抑圧=無言の強制力が働く。「そんな事言わないで・・・。」と当方の意志は完全に無視される事になる。社会生活を円滑にする意味でも仕方なく入ってやるか、となる。携帯電話の所有も、デジタルカメラやら自家用車やらパソコンの所有も、これに似たようなところがある。サイバー遁走を試みたくなる事が幾度か。現実世界での遁走は無意味と決め込んでいるのだが、管理が手間取るSNSのアカウントはいっそ潰してしまおうかと思う事がある。

SNSに参加していなければいないで、人探しには一苦労する事が目に見えている。○○はどこの国に住んでいるのだろうか、△△は本国に帰っただろうか・・・等などと憶測をする前にSNSなら割と楽に人探しが出来る。エシュロンシステムと相俟って、人々の足跡を辿りやすくなったのだろうか。超管理社会の前兆と読み取るのは陰謀論か考え過ぎか、その両者か。そのうち銀行の「おまとめローン」のようにSNSを一括管理できるメタSNSが生まれるかも知れないとだけは予言しておこう。

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