いよいよ選挙が近くなってきた。「郵政民営化法案」をめぐるこの選挙であるが、小泉首相の言う「聖域なき構造改革」に対して、私は以前から「構造なき聖域改革」と呼んで来た。日本国民の総資産はまさに聖なる宝物ではないのか。そして外資系のハゲタカファンドの爪が及ばない金融界の「聖域」が郵便貯金だったのではないか。これを諸外国のハゲタカファンドの前にさらした後はどうすると言うのであろうか?私たち国民も政治家に利 . . . 本文を読む
「郵政民営化法案否決」である。ひとまずは胸をなでおろす。本問題では「官と民」問題ばかりがクローズアップされて、本題から国民の視点はそらされ続けていた、つまり巧妙な情報操作がマスコミによってされていた事が気になる。本質をここで述べてみよう。郵政事業が民営化したら、郵便貯金の資金が金利の高いアメリカに流れると予測されている。つまり日本のものより金利の少し高いアメリカ国債を買えという事だ。おそらくマスコ . . . 本文を読む