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【現代思想とジャーナリスト精神】

【永岡浩一さんからの通信】

【永岡浩一さんからの通信】


ジャム・ザ・ワールド-UP CLOSE(2022/11/30) 望月衣塑子&西川伸一 判検交流の問題点を語る、この制度は戦後残り、70年代に国が被告の裁判の激増で進められて、しかしスポーツのレフェリーが相手の選手になるようなもの、民主党政権で刑事ではこの制度廃止、しかし入管問題、辺野古問題とこの制度が市民を蹂躙、この制度の問題点を多くの人が知りアカンと声を上げるべきことを主張する&同性婚訴訟、佐藤倫子弁護士のセッションでの解説




 永岡です、アマゾンミュージック配信のジャム・ザ・ワールド-UP CLSOE、今週水曜日の担当は東京新聞記者の望月衣塑子さんでした(https://music.amazon.co.jp/podcasts/8b57f1db-5114-443e-8ff9-eb4f6c35dc41/episodes/59cd92f8-f023-4c88-a3c1-eb481409389f/jam-the-world---up-close-2022-11-30-%E6%9C%9B%E6%9C%88%E8%A1%A3%E5%A1%91%E5%AD%90%E3%80%8C%E5%88%A4%E6%A4%9C%E4%BA%A4%E6%B5%81%E3%80%8D )。ニュースから今を知り、未来を見立てる情報プログラムです。

 昨日夕方、宮台真司さんが襲われて一命はとりとめて(神保哲生さんのツイートから)意識はあるものの重傷、内田樹さんは学者がこうして襲われるのは何十年なかったと発信されて、この国、テロの連鎖にしてはいけません。宮台さんは青木理さんや望月衣塑子さんみたいにSNSでネトウヨに叩かれる方ではないですが、大竹まことゴールデンラジオでも宮台さん襲撃はもちろん話題になり、皆さん心配しておられました。そして、同性婚訴訟、東京地裁は請求は棄却したものの、同性婚を認めないのは違憲と判決(https://www.tokyo-np.co.jp/article/217005 )、木村草太さんは実質勝訴と発信されています。亀石倫子さんはABCラジオの、ウラの裏まで浦川ですにて、大阪地裁より進化した判決だと指摘、戦前になかった同性婚、そして家制度維持のために同性婚否定とも説かれていました。さらに、荻上チキセッションで、この件、弁護士の佐藤倫子さんが指摘、結婚の自由をすべての人にの弁護団の佐藤さん、札幌、大阪に続き、憲法違反と明示しないのは残念、しかし同性婚法制度のないのは憲法24条に反すると指摘は意味があり、札幌は違憲、民法・戸籍法に同性婚既定のないのは憲法14条違憲、大阪は結婚が子供を作る男女を保護=繁殖しないとダメ、東京地裁は憲法24条第1項は男女だと指摘、14条1項の平等は結婚が男女のものとバッサリ、ここまでだと大阪地裁より後退と佐藤さん感じたが、24条2項のもの、家族に関する法律は、個人の尊厳で同性婚否定はアカン、同性カップルは個人の尊厳、男女だけでなく、同性婚を認めないと人格権否定になると指摘、パートナーと家族になる法制度なしは憲法24条2項に反する状態と指摘、しかし法制度として、同性婚は国会の立法裁量で、憲法違反と断定はないが、佐藤さん特筆すべきものは、同性カップルが養育する子供もOK、社会のためと判決、東京地裁の判決は同性カップルの子供のことを否定なので、この点は前進。札幌は平等権違憲、今回は個人の尊厳で違憲「状態」、しかし国会がちゃんとしろでも国会機能停止は問題、違憲状態なので、この状態は許されない、国会にボールは投げられて、議論なしだとこの判決に明示はないが、24条2項違反になる可能性あり、国会は24条2項で進むべきと指摘され、チキさん、違憲状態は一票の格差と同様に行政、立法府には圧力にならないと説かれて、佐藤さん、これを圧力にするのは国民が問われて、同性カップルに保護のないのは憲法違反と判決は指摘、チキさん、一票の格差は国会でも、声を上げ続けて、それは必要だと説かれて、佐藤さん、大阪の判決もこのままだと24違反になると指摘、このまま放置したら、国会は許されない。チキさん、今後名古屋、福岡の裁判もあり、さらに控訴審もあると説かれて、佐藤さん、国会で議論すべき、人権、平等権の問題であるのにそれが無視されて、今後法廷で議論するので市民は同性カップルを国会は統一協会のアホを押しのけて認めるようにと声を上げるべき、そして政府は即立法は必要だと指摘されました。



 テーマは裁判官の春名茂氏が、国を相手にする訴訟を担当して、ところ突如国の代理人になり問題視されて、判検交流と呼ばれる人事の問題点について、裁判所の人事に詳しい明治大学の西川伸一さんが解説、春名氏、東京地裁でシリアで拘束された安田純平さん、パスポート発給を外務省が拒否、安田さんは憲法違反とパスポート発給を求めて、この裁判を担当。春名氏、裁判長をしていて、まだ判決は出ず、表現の自由が争点か、国民の権利、外務省はトルコが入国拒否というものの、それで発給拒否はアウト、裁判で、春名氏途中まで、そして異動。望月さん、ジャーナリストは生の声を伝える責務があり、安田さんはそれを使命感で、圧政に苦しむ人を助けるためなのに、発給拒否は先進国ではありえないと怒られて、そして裁判長が何と法務省、行政訴訟の場合に、国も弁護士を立てて、そこのトップに春名氏がなり、重要な位置を行政訴訟になる。そして、望月さん、ウィシュマさん訴訟の担当の方も春名氏人事を問題視と説かれて、西川さん、国が被告の裁判を春名氏して、合議をリード、ところが国の仲間になると、中立であるべき裁判官が敵、レフェリーが相手の選手になったようなもの、そして春名氏は組織トップで、部下の裁判をコントロールできて、裁判の公正さ否定、国会でも問題になり、春名氏は自分のかかわった裁判には口出ししないというが根本的に間違い。

 望月さん、ウィシュマさん事件で入管の問題を問うのに、裁判官は客観的立場にあるべきものが、裁判官が入館の味方になるのはおかしいと説かれて、西川さんその通り、望月さん、しかし自分の訴訟はかかわらなくても、下の裁判官に影響になると危惧されて、参事官やら関わり問題と説かれて、西川さんその通り、公正さ否定!

 望月さん、入管の問題、不正、ウィシュマさん虐待は他の被害者にもあるが、世の中は注目せず、入管は裁判で負けず、しかし昨年のウィシュマさん事件以来、救急車を呼ばなかった事件で賠償命令が出たものの、国の行政に争っても勝てず、第3者の視点が必要なのに、それに逆行だと説かれて、西川さんその通り、望月さん、こういう人事は珍しいかと問われて、西川さん、行政部ではなく、別のセクションの裁判官を異動はあったが、行政部がいきなりは大問題、前例なし。望月さん、法務省の発案だと時代に逆行であり、この手の人事、西川さん、裁判官と検察官は垣根があるべきが、裁判官が検事に、法務省の仕事をすることになり、いずれまた裁判官に戻るものの、問題。望月さん、寺田氏、もともと裁判官が検察庁にいて、裁判官のエリートかと問われて、西川さん、裁判所で評価された人材が法務省に行く。望月さん、それぞれの立場を学ぶというが、弁護士が検察になることはあるかと説かれて、西川さん、弁護士が裁判官になることはあるが、検査官にはなれない。

 この制度、戦前は司法省があり、戦後は三権分立、1949年からしかし判検交流は始まり、70年代から二けたの人材がこれになり、背景はスモン訴訟、大阪空港訴訟など国が被告の裁判が激増して、優秀な裁判官を検事に、だが、検察は刑事事件をやり、しかし行政訴訟は民事事件でジャンルが異なる。望月さん、民事は、裁判官でも和解させたら評価されて、検事と全然違い、しかし裁判官を即戦力は問題、さらに行政訴訟は難しいものもあり、そして国が被告の大型訴訟で、国に有利になるようなもの、行政訴訟で住民の勝訴は少ない。

 この制度のメリットは、裁判官は官舎にいてバスで狭いコミュニティにいて視野が狭く、外の世界を見るものという大義名分、もちろん三権分立から問題、視野を広げるなら弁護士事務所に行くべき。望月さん、地方では検事が裁判官と結婚もあり、しかし弁護士との交流は少なく問題+刑法の性犯罪改正があり、民事でも実父にレイプされた女性が父親を訴えても抗拒不能ではないと判決ねそしてフラワーデモ、高裁で有罪判決になり、女性の権利を守るのにこの事例は、原告の視点が裁判官に必要で、検事と裁判官の交流は問題、西川さん、同業者で、行政の考え方を学び、異業種交流ではない。

 そして、寺田氏ら、これに入ると出世かと望月さん、とか西川さん、寺田氏は父親も裁判官であり、若い頃に法務省に行き、24年いて、裁判をせず、裁判員裁判を検討、法務省の民事局長になり、裁判所、広島高裁長官になり、そして最高裁判事、長官=判事の仕事を知らずこれは問題、しかし西川さん、最高裁長官はみんなそんなもの、地方行政の方がエライになり、歴代の最高裁長官はこういうタイプ、今もそう。

 望月さん、国会対応、与党に接近は問題、司法行政に隷属と危惧されて、春名氏は出世かと問われて、西川さん、大きな地裁の署長は確実、高裁の長官もあり得る。エリート裁判官ではあり、裁判官のエリートコースを、裁判をしない裁判官がして、しかしそんな人がいずれ最高裁長官だと行政訴訟で国を勝たせることになりえげつないと望月さん危惧されて、西川さんその通り、所属は国を勝たせること。

 望月さん、この人事は廃止されるべきではなかったかと説かれて、西川さん、三権分立否定と弁護士は指摘、しかし与党は変化なく、刑事と民事、刑事分野は2016年に民主党政権で廃止になり、政権交代は大事。しかし民主党政権でも、民事は残った、法務省の抵抗があった!望月さん、ひたすら国を勝たせているのは沖縄の辺野古であり、住民、市民のためにこんな制度は民事でも廃止すべきと指摘されて、西川さんもちろんその通り、しかし世論は盛り上がらず、このことを国民の多くは知らない。ケチ田政権のデタラメの一つ。

 望月さん、裁判官に視野を広げろというのは、被害者の視点に立つべきであり、この制度の大変さを知ったが、広めるためには何が必要かと問われて、西川さん、国会で裁判官人事が問題になったのは大きく、これはおかしいと国民が言うべき、裁判所、法務省は国民の声を気にして、声を上げるべき。望月さん、自分たちメディアがもっと発信すべき、最近でも冤罪事件で問題はあり、しかし人間は今の制度だと冤罪になり、国は正しいという裁判所を放置したら民主主義否定。西川さん、検事時代に国の味方になってしまう大問題、望月さん、ゴーン氏の人質司法が国際的に問題になり、身柄拘束をしなくなっても、検察の勾留請求は大半通り問題と説かれて、検察と裁判官は分離すべきと西川さんと一致されました。このテーマ、ラジオでもそれほど聞かず、私も神戸空港の訴訟などで裁判所に何度も煮え湯を飲まされて、そして望月さんはウィシュマさん事件で指宿昭一さんがアカンと指摘しても、裁判所は守秘義務で門前払いであり、民主主義、三権分立否定、しかし国会でも問題になり、広く知ってほしいと締めくくられました、以上、望月さん、西川さんのお話でした。






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