【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

現代アベズムの陥穽Ⅰ    櫻井智志

2018-12-21 20:47:53 | 政治・文化・社会評論

日産の最高経営者だったゴーン氏。保釈決定寸前の再逮捕。フランス政府や報道機関の驚きと衝撃は、我々の限度を超えたものかも知れない。
日本の特捜地検が、グローバルな経済界要人を異例の拘束と不意打ちの延長。ここからは、【私の仮説】である。


第一部
 日本政府は、福岡高裁那覇支部に、沖縄平和運動センター議長の山城博治氏を有罪にした。沖縄平和運動のリーダーを遮二無二おさえつけ、県民の志気を喪失させるねらい。そこに安倍政権と司法とが同じ方向で一致している。

 ゴーン氏逮捕拘留、山城氏逮捕拘留。この二つの道理が不確かな権力行使は、内閣総理安倍晋三が、A級戦犯だった戦前商工大臣・戦後総理大臣だった岸信介を意識的に模倣し追求していることと無縁ではない。安倍氏の脳裡にあるものは、ナチス・ヒットラーやファッショ・ムッソリーニと同列の統治意識であろう。安倍イズムだから、アベズムでなくアベイズムだろうが、なんらかの主義主張とは言えず、「意」の心は欠損した政治行動ゆえ「現代アベズム」と銘打つゆえんである。

 安倍晋三総理が描く2020東京五輪とは、「優秀なアーリア人種」を誇示したヒットラー総統のベルリンオリンピックだろう。海洋に軍備を誇示して世界のどこにでも進軍する日本民族の祭典なのだろう。だがそのような大国主義と軍事国家を誇示しえても、日本列島は地震列島であり、南海トラフ大地震であちこちで原発が花火のように壊滅的爆発したら、国土の安全と災害対策を基本として日常的に自然界の脅威を構想し対策を講じていなかったならば、その被害は軍事予算を上回る列島破滅にまで及ぶ危険にいたる。


 さらに、現代アベズムの危険性は、行政の不公正な運営、国家予算枠を超えた対米軍事・経済予算の無制限な奉仕的支出による国民生活関連予算のしわ寄せが、福祉・公共支出・保育・教育・学術研究へと次々に連鎖的に及んでいることだ。また、自らの個人的な非道理な言動行為をあいまいに隠蔽するためには、権威の意向を最大限に駆使する強硬なやりくちは、政治世界から社会全般に無気力感、価値意識の紊乱をひきおこし、生命に携わる職業人や一般人の対象者殺傷行為の連鎖を引き起こした。(続)
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