【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

暗闇は夕闇かそれとも曙か~「TBS報道特集」2018.12.8~        櫻井 智志

2018-12-08 21:13:44 | 政治・文化・社会評論

Ⅰ:
日本の現状は私たち国民が是正し対応する権利と義務を負う。世界各国で今までに考えられない事故や社会問題が頻発している。歴史のかつてなかった時代の訪れなのか、歴史的破綻の前ぶれか。冷静に見て考えていきたい。生活できる自然的環境も社会的環境も重要な実態に瀕している。


Ⅱ:「無」法

「入管法」はずっと問題をはらんできた。いまの法案は、法案そのものが内部の骨格があいまいで、それを省令で補完してゆくという。これでは無制限な変質をよび議会制政治と異なる。さらに外国人労働者の悲惨な自死・過酷な人権破壊の窮状。法案の成立までの杜撰で権力的な進行。これは?!

 はっとした。国内の労働者へのブラック労働とよばれる搾取労働、それをはるかに超える外国人への労働使役状態は、差別と抑圧とによって劣悪きわまる。労働過程において、明治期の『女工哀史』や『ああ野麦峠』、戦前の『蟹工船』のような段階とほぼ同様な劣悪な実態だ。 国内の政治危機であり、さらに国際的な紛糾を醸し出す不安定さにおいても外交においても、危機といえよう。
フランスで増税反対の大規模デモに、数万人の警官を政権は用意させた。中国は長い封建王朝から国民党政権、そして共産党政権へ。だが現在のフランスも中国もあまりに世界人権宣言への流れに逆流を見せている。この酷い事実をできる限り全面的にとらえ、しっかりと自らの考えを深めたい。



Ⅲ:弾圧

 中国政府の弾圧を受ける人権弁護士を支える家族。妻の李文足さんをドイツ・メルケル首相が励ました。その映像を見てメルケル首相を支持してきた私も嬉しかった。選挙で敗北した責任を問う形となり、2021年までで首相を辞任、政党党首を既に降りた中道右派のメルケル首相の政党は僅差でメルケル後継者を代表に選んだ。旧ナチズムのドイツが、欧米で最もまっとうな国家になった。1968年のパリ五月革命。ユーロコミュニズムの旗手で「オリーブの木」構想を提起したイタリア。それらをいまのドイツの政治社会をリードしたメルケルは、アジアの大国中国の人権問題にもきわめて日常的なスタンスで、拘留されている夫をもつ妻を勇気づけた。

だが、アジアの人権問題は日本において重大な岐路を提示していよう。
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