ドリームピックのウクレレ日記

ウクレレとヨットの大好きな「お腹の大きなオヤジさま」
dreampicのウクレレ日記。

ウクレレそしてジャパニーズビジネスマン

2012年08月14日 22時15分05秒 | ウクレレ関連
「お盆」というのは、いいシステムだよね。
“盆暮れ”というくらい、仕事を休むのが当然の雰囲気がある。
1年ぶりにご先祖が帰ってくるのにあわせて、この世の人も田舎に帰って
くる。生きているもの、死んだ者、区別無く故郷に帰る時期。
 この時期だからと言うわけでもないが、自分のウクレレのことを、その
ルーツを考えてみた。
 先ず、ウクレレを始めたのはヨットDreampicが売りに出されて、マリーナ
から出港する姿を見送って、その寂しさを紛らすためだった。
ハワイのレースでクラス2位の成績を残した艇とそのチームを忘れない
ために、ハワイの象徴的なものが手元に欲しかったから。
 でも、それからすぐには購入できなくて、と言うのもウクレレとか楽器に
対しての知識が、全く無かったから。楽器屋さんなんて、その当時は
私には敷居が高すぎだった。欲しいけどどうしたらいいの?状態。
 そんな、ある日家人と娘と渋谷の東急ハンズに買い物に行ったときの事
いつものように、女どもと離れて、一人でふら~と冷やかしていたら、木工
の売り場に、ウクレレやらギターやらの木工のキットを売っているコーナー
を発見。5,000円でウクレレキットを迷わず購入した。
 これが、私のウクレレ1号機。作るのも、久々の工作のようで楽しかった
し、出来上がってポロリ~と弾いたら、ちゃんと音が出るのが嬉しかった。
まあ、今から思えば、しょぼい音だったけどね。
 そしてNHKで丁度放送してた、高木ブーのウクレレ教室の本を買って
練習開始。思えばあれが2000年くらいだったから、12年前のことなんだ。
テレビのレッスンも結構真面目に見た気はしますが、それよりもムックで
ウクレレのことが特集され、色んな楽譜が載っていた本が面白かった。
各種のウクレレのこと、サイズとか弦とかペグとか、知らないことだらけで
まるで、乾いた砂の上に水を零したようにドンドン吸収しましたよ。
 そこで知ったのが、ハーブオオタさん。彼の演奏のビデオは擦り切れる程
何度も見ましたね。ウクレレの神様。エドサリバンショーに出たウクレレ弾き。
ウクレレが、ハワイを忘れないため、という私の狭い考えはそこですっかり
塗り替えられました。ウクレレは世界に通用する、楽器なんだ。
 中学のときに、女の子にもてたい一心で始めたギターは、すっかり忘れて
しまったけど、そこでの基礎があったおかげで、始めの教則本はクリアし
毎月2~3冊のスピードでソロ譜面をクリアしていく。なにしろ、ギターより
遥かに、入り口はやさしい楽器ですから。
 そして数ヶ月で、オオタさんの名演「STAR DUST」へ取り掛かりました。
ウクレレも自作キットは卒業してました。こうして覚えた、この曲は、去年
頭を打って、一度は全て喪失したかに見えましたが、なんとか徐々に戻って
きて、今は9割くらい復旧しました。
 お盆というのは、こんなことを思い出させる時期なのでしょうか。ウチは
クリスチャンで、お盆はあまり関係ないんですけど。義父の仏壇があるので
迎え火は昨日やったようです。

今日は、久々に、一年振りで仕事帰りに飲み屋へ。
お盆で人が少ない中、一年前まで毎日飲んでたYさんが珍しく誘ってくれた。
今日は断らずに、すんなり「いけだ」である。前はあまり行かなかった店。
最近は、もっぱらここらしい。つまみも、まあ旨い。Yさんはここでは既に
常連の滝。
以前のように、仕事の話に花が咲きます。本当にみんな真面目で、仕事が
大好きなんだね。こういうサラリーマン達に会社は支えられているんだね。


コメント
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