まずは、お知らせです。
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『お仕事帰り・休日の無料個別相談』サービス開始のご案内!!
このたび弊社は、皆様のために『お仕事帰り・休日の無料個別相談』サービス
を提供させていただくことにいたしました。次のようなことでお困りの方、お
悩みの方に的確なアドバイスをさせていただきます。ぜひお気軽にご利用くだ
さい。
● 退職金が入ったが、どう(運用)したらいいかわからない…。
● お金はほとんどが、利息のほとんどつかない定期預金においてある。
● いまの運用のやり方でほんとうにいいか、自信がない。
● 株や投資信託で大損した…。
● 銀行や証券会社に訊いても、うまくいかない。
● 銀行や証券会社から、高い手数料の商品ばかり勧められ、信用できない。
● お金の運用を誰に訊いたらいいか、わからない。
● 大切な老後の資金を間違いなく、着実に殖やしたい。
● 仕事が忙しいので、お金の運用に時間はないが、しっかり殖やしたい。
● 今後の日本のことを考えると、海外に投資すべきだと思うが、どうしたら
いいかわからない。
『お仕事帰り・休日の無料個別相談』スケジュール
毎週水曜日 18:30~
毎週土曜日 13:00~、15:00~、17:00~
なお、他の曜日につきましても別途調整いたしますので、ご相談ください。
完全予約制ですので、事前に下記までご氏名、ご連絡先をお知らせください。
E-mail: info@bfsc.jp
Tel: 03-6721-8386
『いまこそ始めよう外国株投資入門』(日本経済新聞出版社) 好評発売中!!
証券アナリストジャーナル9月号の新刊紹介の欄に『今こそ始めよう外国株投資入門』が紹介されました。
日経マネー11月号(9月21日発売)「中国株特集」巻頭の「はじめての中国個別株投資座談会」に登場!
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『ポスト資本主義社会』P・F・ドラッカー著(ダイヤモンド社)を読んで
この本は1993年に書かれたものだが、その後をかなり正しく洞察しているところがある。これがやはりドラッカーの真骨頂であり、多くの経営者が、彼の著作を座右の書にしているゆえんでもある。また、個々の人間が、世の中をどう生きていくべきかの示唆を明確にしており、かなり参考になる。そうだなーと思うことが多いのだ。
・ 私自身、今後10年ないし20年のうちに、今日、貧しく遅れた第3世界の国々の多くが、ほとんど一夜にして、目の覚めるような新しい「経済的奇跡の国」として急速な成長を遂げ、経済大国へと変身する可能性が高いと見ている。
・ 新しい階級、ポスト資本主義社会における諸階級の生産性の向上もまた、知識の仕事への適用によってのみ実現される。機械と資本だけでは。彼らの生産性を上げることはできない。
・ 知識が、単なるいくつかの資源のうちのひとつではなく、資源の中核になったという事実が、われわれの社会を「ポスト資本主義社会」とする。
・ 組織とは目的的な機関である。しかも組織は、ひとつの「目的」に集中して、はじめて効果的な存在となる。
・ 明日の組織のモデルは、オーケストラである。250人の団員は、それぞれが専門家である。それも極めつけの専門家である。オーケストラでは、すべての団員がそれぞれの専門能力を全体の使命に従属させる。
・ オーケストラでは、多いときには、100人を越える高度な技術を持った音楽家がともに演奏する。しかし、「経営管理者」は1人である。彼と団員たちの間に中間的な「階層」はない。
・ サービス労働の生産性の向上こそ、ポスト資本主義社会において、最優先の経済的課題であるとともに、最優先の社会的な課題である。
・ 知識組織においては、あらゆる人間が、みずからの目標、貢献、行動について責任を負う。ということは、組織の中の人間はすべて、みずからの目標と貢献について徹底的に考え、責任を負わなければならない。こうして組織には、「部下」など存在せず、「同僚」が存在するだけである。知識組織においては、あらゆる人間が、成果から目標へのフィードバックによって、みずからの仕事を管理することができなければならない。
・ われわれは、われわれの多く、特に政治家の多くが認識している以上に、グローバリズムへとすでに踏み出している。
・ 知識の生産性を上げるには、第一の原則として、目標を高く掲げなければならない。一歩一歩は、小さくわずかかもしれない。しかし、目標は野心的でなければならない。
・ 日本のカイゼンも、ステップの一つ一つは小さい。ここを少し変え、あそこを少し手直しする。しかし目標は、一歩一歩の手直しによって、数年後には全く異なる生産工程、製品、サービスを生み出すことにある。目標は違いを生み出すことでなければならない。
・ さらに、知識の生産性を上げるには、知識の焦点をはっきり絞らなければならない。知識を集中しなければならない。
・ 個人であれ、チームであれ、知識の生産性を上げるには、目的と組織が必要である。それは、「天才」のひらめきではない。厳しい仕事である。
・ 知識の生産性を上げるには、変化の機会をとらえて体系的に利用することも必要である。
・ 同時に、知識の生産性は、短期的な成果を絶えずもたらさなければならない。したがってもっとも難しい仕事として、長期的な成果と短期的な成果との均衡をはからなければならない。
・ われわれの大部分は、おそらく全員が、知っていることの数分の一しか活用していない。その主たる原因は、われわれがせっかく多様な専門知識を動員していないことにある。われわれは、多様な知識を道具箱の中にしまいこんでしまい、道具として利用していない。
・ 道具(多様な専門知識)を使う上では、成果、任務、仕事に焦点を当てなければならない。そして、「結合」せよ。事実、結合こそ、偉大な芸術家のみならず、ダーウィン、アインシュタインなど偉大な科学者の特性である。
・ 知識の生産性を上げるには、森と木の両方を見ることを学ばなければならない。森は生態系であり、一本一本の木の生長に欠くことのできない環境である。森は木を結合させたものである。
・ 博学は必要ない。われわれが真に必要なのは、多様な専門知識を理解する能力である。そのような能力を持つものが、「知識社会」における「教育ある人間」である。
・ ただひとつだけ予言できることがある。これから起きる最大の変化は、知識における変化だということである。すなわち、知識の形態と内容、意味、責任、そして「教育ある人間」たることの意味の変化である。
『ポスト資本主義社会』P・F・ドラッカー著(ダイヤモンド社)
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● 仕事が忙しいので、お金の運用に時間はないが、しっかり殖やしたい。
● 今後の日本のことを考えると、海外に投資すべきだと思うが、どうしたら
いいかわからない。
『お仕事帰り・休日の無料個別相談』スケジュール
毎週水曜日 18:30~
毎週土曜日 13:00~、15:00~、17:00~
なお、他の曜日につきましても別途調整いたしますので、ご相談ください。
完全予約制ですので、事前に下記までご氏名、ご連絡先をお知らせください。
E-mail: info@bfsc.jp
Tel: 03-6721-8386
『いまこそ始めよう外国株投資入門』(日本経済新聞出版社) 好評発売中!!
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日経マネー11月号(9月21日発売)「中国株特集」巻頭の「はじめての中国個別株投資座談会」に登場!
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『ポスト資本主義社会』P・F・ドラッカー著(ダイヤモンド社)を読んで
この本は1993年に書かれたものだが、その後をかなり正しく洞察しているところがある。これがやはりドラッカーの真骨頂であり、多くの経営者が、彼の著作を座右の書にしているゆえんでもある。また、個々の人間が、世の中をどう生きていくべきかの示唆を明確にしており、かなり参考になる。そうだなーと思うことが多いのだ。
・ 私自身、今後10年ないし20年のうちに、今日、貧しく遅れた第3世界の国々の多くが、ほとんど一夜にして、目の覚めるような新しい「経済的奇跡の国」として急速な成長を遂げ、経済大国へと変身する可能性が高いと見ている。
・ 新しい階級、ポスト資本主義社会における諸階級の生産性の向上もまた、知識の仕事への適用によってのみ実現される。機械と資本だけでは。彼らの生産性を上げることはできない。
・ 知識が、単なるいくつかの資源のうちのひとつではなく、資源の中核になったという事実が、われわれの社会を「ポスト資本主義社会」とする。
・ 組織とは目的的な機関である。しかも組織は、ひとつの「目的」に集中して、はじめて効果的な存在となる。
・ 明日の組織のモデルは、オーケストラである。250人の団員は、それぞれが専門家である。それも極めつけの専門家である。オーケストラでは、すべての団員がそれぞれの専門能力を全体の使命に従属させる。
・ オーケストラでは、多いときには、100人を越える高度な技術を持った音楽家がともに演奏する。しかし、「経営管理者」は1人である。彼と団員たちの間に中間的な「階層」はない。
・ サービス労働の生産性の向上こそ、ポスト資本主義社会において、最優先の経済的課題であるとともに、最優先の社会的な課題である。
・ 知識組織においては、あらゆる人間が、みずからの目標、貢献、行動について責任を負う。ということは、組織の中の人間はすべて、みずからの目標と貢献について徹底的に考え、責任を負わなければならない。こうして組織には、「部下」など存在せず、「同僚」が存在するだけである。知識組織においては、あらゆる人間が、成果から目標へのフィードバックによって、みずからの仕事を管理することができなければならない。
・ われわれは、われわれの多く、特に政治家の多くが認識している以上に、グローバリズムへとすでに踏み出している。
・ 知識の生産性を上げるには、第一の原則として、目標を高く掲げなければならない。一歩一歩は、小さくわずかかもしれない。しかし、目標は野心的でなければならない。
・ 日本のカイゼンも、ステップの一つ一つは小さい。ここを少し変え、あそこを少し手直しする。しかし目標は、一歩一歩の手直しによって、数年後には全く異なる生産工程、製品、サービスを生み出すことにある。目標は違いを生み出すことでなければならない。
・ さらに、知識の生産性を上げるには、知識の焦点をはっきり絞らなければならない。知識を集中しなければならない。
・ 個人であれ、チームであれ、知識の生産性を上げるには、目的と組織が必要である。それは、「天才」のひらめきではない。厳しい仕事である。
・ 知識の生産性を上げるには、変化の機会をとらえて体系的に利用することも必要である。
・ 同時に、知識の生産性は、短期的な成果を絶えずもたらさなければならない。したがってもっとも難しい仕事として、長期的な成果と短期的な成果との均衡をはからなければならない。
・ われわれの大部分は、おそらく全員が、知っていることの数分の一しか活用していない。その主たる原因は、われわれがせっかく多様な専門知識を動員していないことにある。われわれは、多様な知識を道具箱の中にしまいこんでしまい、道具として利用していない。
・ 道具(多様な専門知識)を使う上では、成果、任務、仕事に焦点を当てなければならない。そして、「結合」せよ。事実、結合こそ、偉大な芸術家のみならず、ダーウィン、アインシュタインなど偉大な科学者の特性である。
・ 知識の生産性を上げるには、森と木の両方を見ることを学ばなければならない。森は生態系であり、一本一本の木の生長に欠くことのできない環境である。森は木を結合させたものである。
・ 博学は必要ない。われわれが真に必要なのは、多様な専門知識を理解する能力である。そのような能力を持つものが、「知識社会」における「教育ある人間」である。
・ ただひとつだけ予言できることがある。これから起きる最大の変化は、知識における変化だということである。すなわち、知識の形態と内容、意味、責任、そして「教育ある人間」たることの意味の変化である。
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