グローバル・スタンダードの最高峰資格CFAとCFPを持つ完全独立のFP・資産運用アドバイザー尾藤峰男の書評ブログ

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『ポスト資本主義社会』P・F・ドラッカー著(ダイヤモンド社)を読んで

2010-09-09 09:19:28 | 書評
まずは、お知らせです。
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● 銀行や証券会社から、高い手数料の商品ばかり勧められ、信用できない。
● お金の運用を誰に訊いたらいいか、わからない。
● 大切な老後の資金を間違いなく、着実に殖やしたい。
● 仕事が忙しいので、お金の運用に時間はないが、しっかり殖やしたい。
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いいかわからない。

『お仕事帰り・休日の無料個別相談』スケジュール
毎週水曜日 18:30~
毎週土曜日 13:00~、15:00~、17:00~
なお、他の曜日につきましても別途調整いたしますので、ご相談ください。
完全予約制ですので、事前に下記までご氏名、ご連絡先をお知らせください。
E-mail: info@bfsc.jp
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証券アナリストジャーナル9月号の新刊紹介の欄に『今こそ始めよう外国株投資入門』が紹介されました。

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『ポスト資本主義社会』P・F・ドラッカー著(ダイヤモンド社)を読んで


この本は1993年に書かれたものだが、その後をかなり正しく洞察しているところがある。これがやはりドラッカーの真骨頂であり、多くの経営者が、彼の著作を座右の書にしているゆえんでもある。また、個々の人間が、世の中をどう生きていくべきかの示唆を明確にしており、かなり参考になる。そうだなーと思うことが多いのだ。

・ 私自身、今後10年ないし20年のうちに、今日、貧しく遅れた第3世界の国々の多くが、ほとんど一夜にして、目の覚めるような新しい「経済的奇跡の国」として急速な成長を遂げ、経済大国へと変身する可能性が高いと見ている。

・ 新しい階級、ポスト資本主義社会における諸階級の生産性の向上もまた、知識の仕事への適用によってのみ実現される。機械と資本だけでは。彼らの生産性を上げることはできない。

・ 知識が、単なるいくつかの資源のうちのひとつではなく、資源の中核になったという事実が、われわれの社会を「ポスト資本主義社会」とする。

・ 組織とは目的的な機関である。しかも組織は、ひとつの「目的」に集中して、はじめて効果的な存在となる。

・ 明日の組織のモデルは、オーケストラである。250人の団員は、それぞれが専門家である。それも極めつけの専門家である。オーケストラでは、すべての団員がそれぞれの専門能力を全体の使命に従属させる。

・ オーケストラでは、多いときには、100人を越える高度な技術を持った音楽家がともに演奏する。しかし、「経営管理者」は1人である。彼と団員たちの間に中間的な「階層」はない。

・ サービス労働の生産性の向上こそ、ポスト資本主義社会において、最優先の経済的課題であるとともに、最優先の社会的な課題である。

・ 知識組織においては、あらゆる人間が、みずからの目標、貢献、行動について責任を負う。ということは、組織の中の人間はすべて、みずからの目標と貢献について徹底的に考え、責任を負わなければならない。こうして組織には、「部下」など存在せず、「同僚」が存在するだけである。知識組織においては、あらゆる人間が、成果から目標へのフィードバックによって、みずからの仕事を管理することができなければならない。

・ われわれは、われわれの多く、特に政治家の多くが認識している以上に、グローバリズムへとすでに踏み出している。

・ 知識の生産性を上げるには、第一の原則として、目標を高く掲げなければならない。一歩一歩は、小さくわずかかもしれない。しかし、目標は野心的でなければならない。

・ 日本のカイゼンも、ステップの一つ一つは小さい。ここを少し変え、あそこを少し手直しする。しかし目標は、一歩一歩の手直しによって、数年後には全く異なる生産工程、製品、サービスを生み出すことにある。目標は違いを生み出すことでなければならない。

・ さらに、知識の生産性を上げるには、知識の焦点をはっきり絞らなければならない。知識を集中しなければならない。

・ 個人であれ、チームであれ、知識の生産性を上げるには、目的と組織が必要である。それは、「天才」のひらめきではない。厳しい仕事である。

・ 知識の生産性を上げるには、変化の機会をとらえて体系的に利用することも必要である。

・ 同時に、知識の生産性は、短期的な成果を絶えずもたらさなければならない。したがってもっとも難しい仕事として、長期的な成果と短期的な成果との均衡をはからなければならない。

・ われわれの大部分は、おそらく全員が、知っていることの数分の一しか活用していない。その主たる原因は、われわれがせっかく多様な専門知識を動員していないことにある。われわれは、多様な知識を道具箱の中にしまいこんでしまい、道具として利用していない。

・ 道具(多様な専門知識)を使う上では、成果、任務、仕事に焦点を当てなければならない。そして、「結合」せよ。事実、結合こそ、偉大な芸術家のみならず、ダーウィン、アインシュタインなど偉大な科学者の特性である。

・ 知識の生産性を上げるには、森と木の両方を見ることを学ばなければならない。森は生態系であり、一本一本の木の生長に欠くことのできない環境である。森は木を結合させたものである。

・ 博学は必要ない。われわれが真に必要なのは、多様な専門知識を理解する能力である。そのような能力を持つものが、「知識社会」における「教育ある人間」である。

・ ただひとつだけ予言できることがある。これから起きる最大の変化は、知識における変化だということである。すなわち、知識の形態と内容、意味、責任、そして「教育ある人間」たることの意味の変化である。


『ポスト資本主義社会』P・F・ドラッカー著(ダイヤモンド社)

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