研修開始時間は18:30。
参加率、約95%
会場の、ほとんどの席が埋まりました。
最初は、医師より、
テーマは「急性期医療と在宅支援」
医療機関完結型の医療ではなく、
各々の特性を活かして分担し協働して、地域の医療の質を高めていくことが必要。
そのためには、患者中心の地域連携を心がけるべし・・・と。
次は、7月末に行ったアンケート結果の報告。
アンケートは、
医療機関側には、退院調整にかかわるソーシャルワーカーさんや、退院調整にかかわる看護師さんに、
在宅支援側には、居宅介護支援事業所に勤務するケアマネジャーや地域包括支援センターのスタッフさんに、
それぞれ、連携にかかわる加算(「医療連携加算」「退院・退所時連携加算」「介護連携加算」)を知っているか。
医療機関側へは、それぞれの医療機関で、どのようなシステムで、在宅側からの情報を受け取り、
どんなふうに、その情報を活かそうとしているのか。
そして在宅支援側には、
情報提供を、どんなときに、どんな手段で行っているかや、
退院時のカンファレンスのあり方について、伺っています。
自由記載に書いていただいた意見では、
医療機関と在宅支援側で、少しずつ連携がとれている、という肯定的な意見もありましたが、
★医療機関側の事情もわかってほしい
★必要としている情報にズレを感じる時がある
★地域関係者のアセスメント力やトリアージ力を求めたい
★在宅生活をイメージして相談にのってくれたり、指導してくれる医師や看護師が少ない
★医療機関からの情報が一方的で、わかりにくい
といったものも、多くありました。
そして、メインのグループワーク。
各テーブルには、医療機関側からの参加者を1~2名。在宅支援側から5~6名とし、
★入院時に必要な情報交換
★退院時カンファレンスに必要な情報交換
について、約40分をかけ、行ってもらいました。
本当は、もう少~し、時間がほしかったですが、いたしかたありません。
でも、時間が少ないことが幸いしてか、意見交換は、活発でしたね。
勉強会のあとのアンケートでも、感想を書いていただいたところ、
白紙で提出されるかたの少なかったこと。
そして、書いてくださったかたからは、
★今まで、入院時の情報提供はしていなかったけど、明日からは情報提供していきます
★入院した時から、退院時の支援は始まっていると知りました
★医療機関関係者のかたと、病院という場を離れて話し合う機会がなかった。
これで、少し、病院の敷居が低くなったように思います。
★病院側での各部署の連携システムの構築を急ぐ必要性を感じました。
等々、数多くのご意見を伺うことができました。
今日の勉強会の成功の秘訣はなんだったのかな~と思うと、
一つは、「双方向」だったことかな・・・と思います。
あちこちで「連携しよう!」ということは聞きます。
でも、どうすることが連携なのか・・・ということは、現場から考え、感じていくことが一番だと思います。
書店では、
看護コーナー、福祉コーナーそれぞれに、退院時支援のありかたについての書籍が並んでいます。
でも、それは、それぞれ、その資格者向けに書かれたものす。
各職能団体でも、
連携をスムーズに行うために必要な研修も企画されているでしょう。
もちろん、それぞれに必要で、重要な企画なのだと思いますが、
それぞれ、その職種で完結してしまう傾向にあるのではないでしょうか。
患者さん/利用者さんを支援の中心においたとき、
退院というのは、ゴールでもあり、スタートでもあります。
そこに、医療機関側、在宅支援側が関わり合い、支援するためには、
お互いの業務を知り、役割分担をしたり、補い合える関係であることが望まれます。
医療機関側、在宅支援側が一同に会した今日の勉強会の場は、
そんな支援のきっかけ作りの場にしていただくことができたのではないか・・・と思います。
これからは、
アンケートと、今日のグループワークをもとに、
ソーシャルワーカーとケアマネジャーによる生活支援ツールを作成していきます。
完成の目標は、来年3月。
これからが、本番になります。
参加率、約95%
会場の、ほとんどの席が埋まりました。
最初は、医師より、
テーマは「急性期医療と在宅支援」
医療機関完結型の医療ではなく、
各々の特性を活かして分担し協働して、地域の医療の質を高めていくことが必要。
そのためには、患者中心の地域連携を心がけるべし・・・と。
次は、7月末に行ったアンケート結果の報告。
アンケートは、
医療機関側には、退院調整にかかわるソーシャルワーカーさんや、退院調整にかかわる看護師さんに、
在宅支援側には、居宅介護支援事業所に勤務するケアマネジャーや地域包括支援センターのスタッフさんに、
それぞれ、連携にかかわる加算(「医療連携加算」「退院・退所時連携加算」「介護連携加算」)を知っているか。
医療機関側へは、それぞれの医療機関で、どのようなシステムで、在宅側からの情報を受け取り、
どんなふうに、その情報を活かそうとしているのか。
そして在宅支援側には、
情報提供を、どんなときに、どんな手段で行っているかや、
退院時のカンファレンスのあり方について、伺っています。
自由記載に書いていただいた意見では、
医療機関と在宅支援側で、少しずつ連携がとれている、という肯定的な意見もありましたが、
★医療機関側の事情もわかってほしい
★必要としている情報にズレを感じる時がある
★地域関係者のアセスメント力やトリアージ力を求めたい
★在宅生活をイメージして相談にのってくれたり、指導してくれる医師や看護師が少ない
★医療機関からの情報が一方的で、わかりにくい
といったものも、多くありました。
そして、メインのグループワーク。
各テーブルには、医療機関側からの参加者を1~2名。在宅支援側から5~6名とし、
★入院時に必要な情報交換
★退院時カンファレンスに必要な情報交換
について、約40分をかけ、行ってもらいました。
本当は、もう少~し、時間がほしかったですが、いたしかたありません。
でも、時間が少ないことが幸いしてか、意見交換は、活発でしたね。
勉強会のあとのアンケートでも、感想を書いていただいたところ、
白紙で提出されるかたの少なかったこと。
そして、書いてくださったかたからは、
★今まで、入院時の情報提供はしていなかったけど、明日からは情報提供していきます
★入院した時から、退院時の支援は始まっていると知りました
★医療機関関係者のかたと、病院という場を離れて話し合う機会がなかった。
これで、少し、病院の敷居が低くなったように思います。
★病院側での各部署の連携システムの構築を急ぐ必要性を感じました。
等々、数多くのご意見を伺うことができました。
今日の勉強会の成功の秘訣はなんだったのかな~と思うと、
一つは、「双方向」だったことかな・・・と思います。
あちこちで「連携しよう!」ということは聞きます。
でも、どうすることが連携なのか・・・ということは、現場から考え、感じていくことが一番だと思います。
書店では、
看護コーナー、福祉コーナーそれぞれに、退院時支援のありかたについての書籍が並んでいます。
でも、それは、それぞれ、その資格者向けに書かれたものす。
各職能団体でも、
連携をスムーズに行うために必要な研修も企画されているでしょう。
もちろん、それぞれに必要で、重要な企画なのだと思いますが、
それぞれ、その職種で完結してしまう傾向にあるのではないでしょうか。
患者さん/利用者さんを支援の中心においたとき、
退院というのは、ゴールでもあり、スタートでもあります。
そこに、医療機関側、在宅支援側が関わり合い、支援するためには、
お互いの業務を知り、役割分担をしたり、補い合える関係であることが望まれます。
医療機関側、在宅支援側が一同に会した今日の勉強会の場は、
そんな支援のきっかけ作りの場にしていただくことができたのではないか・・・と思います。
これからは、
アンケートと、今日のグループワークをもとに、
ソーシャルワーカーとケアマネジャーによる生活支援ツールを作成していきます。
完成の目標は、来年3月。
これからが、本番になります。
一方的な発言かもしれませんが
各医療機関の退院支援には差がありすぎますね。
入院する病院で極端に支援のしかたが異なることの患者側の不利益を問題提起することも重要だと思います。
期待しています。
在宅支援側も悩んでしますが、
医療機関側も、
高度化する医療の中で、
人々の生活をどのように支援していくのか、
悩んでいますね。
でも、なんとか、患者さん、利用者さんに
寄り添った支援をしたいと思っている仲間が、
自分のそばに、こんなに大勢いるんだ、
と思ってもらえたことは、
よかったかな・・・と思います。
話は変わりますが、
17日の岡山でのオフ会。
どんなお話がされるのか・・・。
楽しみにしております。
同じなのに、どこかズレが生じてしまう。
互いに向き合って話をすること、それがズレをなくす
一歩だと思います。
自分の位置、役割を全体から確認することも大切ですね。
どりーむさんがコーディネートされたのですか?
本当に素晴らしい研修だと思います。
ケアマネジャーと医療ソーシャルワーカーが
双方向で話し合う必要性は、
数年前から強く感じていました。
それは、「看・看連携」と
医療機関同士、
あるいは、医療機関と訪問看護ステーションの看護師間で
その必要性を問われているにもかかわらず、
なかなか上手く進んでいない、という現実を見ていたこともあるかもしれません。
今回の勉強会は、
一緒に企画させていただいている
病院の医療ソーシャルワーカーさんの体制が整った、
というきっかけがあります。
さっき、twitterにもつぶやきましたが、
「つなぐ」役割をするためには、
繋ぎたい両者に働きかける必要があると、
自分も、この企画を通して学ばせていただきました。
ただ、こういう勉強会に「参加しない人たち」にこそ、重要性を理解してほしいとも思います。
ですので、参加された方は自分の職場で「アウトプット」していただきたいですね。
繰り返しになりますが、
皆さんの問題意識の高さが
すごかったですね。
今度は、一緒に、
通所系サービスとケアマネジャーをつなぐ企画を、
一緒に考えませんか?