長野に泊まった翌日は、長野電鉄で小布施に。
栗の花盛りで、
ホームに降り立ったとたん、匂いが溢れていた。
中央あたり、白い花が栗の花。
見える山の説明もあったが、
全部がスッキリ見えることはなかった、残念。
北斎館は観られないということで、
岩松院への経路を歩く。
小布施ミュージアムに立ち寄った。
小布施出身、日本画の中島千波を知った。
特別展も開催中で、ゆっくり鑑賞した。
繊細にして大胆。
いい絵に出会えて嬉しい。
岩松院に到着。
一番の楽しみだった北斎の『鳳凰図』がある。
この天井画は、いまなお、驚くほど色鮮やか!
時の変化を感じさせない。
裏に池があった。
小林一茶が
痩せがえる負けるな一茶ここにあり、と
詠んだ池とーー。
句碑があった。
ここには、福島正則の墓もあった。
重要文化財の浄光寺への道筋には
様々な花が咲いていた。
足がくたびれてて、石段にげっそり (笑)
でも上るっきゃない。
適当に歩いてると、あちこちに
電流を通す線で囲われている畑があった。
猪や猿の対策とのこと。
どこの農家も、鳥獣被害に頭を悩ましている。
動物保護とのバランスが難しい。
こんな庭木を発見!
刈り込んだ当のご本人がいらして、
しばし、お話をうかがった。
このお宅のウチワサボテンも花盛り。
北斎を庇護して迎え入れた高井鴻山記念館を観て
ダメ元で北斎館に。
北斎が描いた屋台画は観ることができた。
十分満足。
長野に戻り、松本に。