超級龍熱

香港功夫映画と共に

龍熱が「闘道館」で世界No.1李小龍コレクター、ジェフ・チン氏と対面!

2018-07-10 18:08:57 | その他

さてさて、ちょっとご報告が遅れてしまいましたが、先週土曜に都内は「闘道館」で開催された李小龍の世界No.1コレクターであるジェフ・チンさんのトークイベントに行って来ました。皆さんもご存知のように私は昭和プロレスが大好きなので、巣鴨に移転した格闘技専門ショップ「闘道館」はそれこそ週一(っておいおい?)ぐらいで顔を出す、言わば龍熱の庭みたいな場所なんですが(^_^)、今回はさらに私がその真摯かつハイレベルなコレクター活動に一目置くカナダ人にして日本在住のコレクターであるブレット・マクファーレンさん主催のイベントである事も参戦理由の一つでした。
ほぼ満員状態で始まったブレットさん司会のジェフ・チンさんのトークイベントですが、運良く最前列中央の席(って私のチケット&席順番号は1番でした)を確保した私が真近で見たジェフさんの印象は渋い低音ボイス、温厚な雰囲気ながらことリーさんグッズの収集に関しては一切の妥協を許さない強い意志を感じさせる人でした。
イベントは会場のスクリーンに次々と映し出されるジェフさんのコレクター人生を彩った貴重なリーさんグッズの数々を楽しんだ後、ジェフさん×ブレットさんの「ドラ道」「燃えドラ」詠春アクション再現、ジェフさんへの質問コーナーに続いて、ジェフさんとのツーショット写真撮影&サイン会になりました。
ここで私は前の質問コーナーでジェフさんに浴びせられた質問が物足りなかった事もあって、壇上に上がりジェフさんとガッチリ握手を交わすと、その日会場に詰めかけたファンの誰もが予想すら出来なかった質問をジェフさんにぶつけたのでした!!
以下、その場で私とジェフさんの間で全て英語で交わされた会話をここにノーカットでお届けします。どうぞ!!

龍熱 ジェフさん、日本にようこそ!実は私とジェフさんはFacebook朋友なんです。

ジェフさん うん、知ってるよ。あとユーのチケットナンバーも1なんだよね?(笑)。

龍熱 よくご存知ですね!きっとブレットさんが教えたのかな。ところでジェフさんは「死亡遊戯」の丸太戦のフッテージは観ていますか?

ジェフさん えっ?えっと、それは「A Warriors Journey」のこと?

龍熱 いえ、新界野外ロケも含めた未編集のフッテージです。

ジェフさん あ、そうか。いや観ていないよ。でももしユーがその「死亡遊戯」のアンシーン・フッテージを観た時は真っ先に私に教えて欲しいな(笑顔)。

龍熱 分かりました(笑顔)。必ずお知らせします。

私とジェフさんがこのような熱い会話を交わした後、2人で並んでご覧のようなツーショット写真を撮り、今度はポートレートにジェフさんの直筆サインを入れて貰うサイン会になりました。
実はこのサイン会の時も、私とジェフさんは何故か「スタートレック」でミスターカトーを演じたジョージ・タケイの話や、ジェフさんが自身のコレクションルームで膨大な量のリーさん表紙本に囲まれポーズする有名な写真に関する意外な秘話を私に明かしてくれたりと様々な話題で盛り上がったのでした。
またこの時、ジェフさんの奥様から来場者全員に素敵なお土産も頂きました♪
さらに当日のイベント会場では、私も多くのリーさん信者の方々に声をかけて頂き、私も皆さんと一体何枚記念写真を撮ったか分からないほど本当に楽しい一時でした。
改めて、今回のジェフ・チンさんのトークイベント、毎年恒例になっているブレットさん所蔵の貴重なリーさんグッズを展示した素晴らしい展示会と共に、“世紀の闘神”李小龍のコレクション収集にその人生を捧げたジェフ・チンという類い稀なる人物と邂逅を果たせた事はとても有意義な事でした。ブレットさん、イベント本当に楽しかった。参加して良かったです(^_^)。
最後にジェフ・チンご夫妻、ブレット・マクファーレンさん、「闘道館」泉館長、そしてイベント会場で共に楽しい時間を過ごしたリーさん信者の皆さん、ありがとうございました。

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今日は“薄命の貴公子”傅聲の35回目の命日です。

2018-07-07 00:13:48 | その他

今年も今日という日がやって来ました。そう、今日7月7日は邵氏公司、伝説の武打星アレクサンダー・フーシェンこと傅聲の35回目の命日です。
実は最近何とも残念というか、寂しい気持ちになる事がありました。私を含めた世界中の傅聲ファンが必ずや彼のベスト3に挙げるであろう張徹監督作品「唐人街小子」(77)。
久しぶりにこの映画が観たくなった私は天映娯楽社がDVDリリースしたシンガポール公開(短縮)版こと「ヒーロー・オブ・クンフー猛龍唐人拳」ではなく、昔からコレクターの間で出回っている約2時間のノーカット英語版をDVD化(したと称する)ソフトを某海外サイトで購入しました。
本当なら20年ぐらい前に購入した同英語版のオリジナルVHSを探せば良いのですが、肝心のVHSがどの段ボールに入ったか分からない状態なのと、今回良い機会なので「唐人街~」のノーカット版DVDを購入しておこうと思ったのでした。
ところが楽しみにしているところに届いた「唐人街小子」の英語版DVDを再生すると、何とそれは英語版は英語版でも90分もないカット版バージョンだったんですね・・・。
ちょっと前に某海外メーカーからリマスターされたノーカット2時間英語版DVDがリリースされていたのは知ってはいたんですが、今回購入した英語短縮版DVDのジャケが同作品の香港公開当時の素晴らしいイラスト仕立てのオリジナルポスターを使用していた事もあって、ついそちらを購入してしまった私だったのでした。
いま海外の友人に今度こそ「唐人街小子」のノーカット2時間バージョンを送って貰うよう頼んだところですが、それでも私は敢えて声を大にして言いたいのです。
日本の傅聲ファンの皆さん、いま国内で出ている「~猛龍唐人拳」はその大幅なカット編集も含めて、本当の「唐人街小子」ではありません。殆ど別の映画になっています。
本当の「唐人街小子」のソフト、本当の傅聲主演による傑作青春武打片は2時間ノーカット英語版だけです。
エンディングも全く異なります。それゆえノーカット版を観終わった時の思わず胸が締め付けられるような切ないほどの感動も「~猛龍唐人拳」では味わえません・・・。
私は角川がこの「~猛龍唐人拳」を含めた数本の邵氏公司作品をDVDリリースする際、某映画雑誌の編集者に頼まれて角川との打ち合わせに立ち合いましたが、その席でも角川の担当者2人に上記のノーカット版と短縮版の違いをそれこそ執拗に訴えたのですが・・・。

「唐人街小子」は、私こと龍熱が邵氏兄弟公司作品にハマった直後に観た張翼主演「魔魂鈴」(68)や劉家良監督作品「陸阿采與黄飛鴻」(76)などと共に、私の胸の奥底に忘れられない感動を刻み込んでくれた思い出の作品です。
今日、この七夕の日、きっと皆さんもそれぞれが様々な傅聲主演作品を観て、傅聲の雄姿を偲ばれる事でしょう。
そしてもし出来る事なら、そう、例え数人の方でもいいんです。
どうか是非「唐人街小子」を、それもノーカット英語版でご覧になって頂きたいでのです。
私はこの「唐人街小子」を初めて観た時「ああ、もしかしたら傅聲ってこの映画の主人公と同じような感じの青年だったんじゃないかな・・・」そんな気持ちになったのを覚えています。
そしてその時にコミカルで、時に爽やかで愛くるしい笑顔と俊敏な武打テクニックを併せ持った主人公こそが、誰よりも深く傅聲を溺愛した張徹監督がその監督人生で目指し思い描いた“浪漫英雄”と言う名の理想的青年像だったのかも知れません。
“薄命の貴公子”よ、邵氏公司伝説の武打星よ、今この瞬間も七夕の夜空に美しく光り輝く星となれ!アレクサンダー・フーシェンこと傅聲、その不滅の魂よ、永遠に!!!

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闘神伝説~李小龍(108) ブルース・リーがシャロン・テートの葬儀に参列する衝撃映像発掘!!

2018-07-01 18:28:01 | 闘神伝説~李小龍

さてさて、またしても“世紀の闘神”李小龍関連の衝撃映像が発掘されました。
ハリウッドを震撼させたあのチャールズ・マンソン一家によるシャロン・テート惨殺事件。そのシャロンの葬儀の映像に何とサングラス姿で参列しているリーさんが映っていたのです!!
まずは下記のリンクから映像をご覧頂きたいのですが、ほんの僅かのカットなのでよく見ないと判り難いかも知れませんが、確かにブルース・リー本人です。間違いないです。
シャロン主演作品「サイレンサー破壊部隊」(68)でアクション指導を担当するなど、リーさんとシャロンは親しい友人でしたし、事件当日シャロンと共にマンソン一家に殺害された美容師のジェイ・セブリングはリーさんをウィリアム・ドジャーに紹介した人物でした。
それもあってか、このシャロン・テート事件とリーさんに関しては、やれマンソンとリーさんは面識があったとか、やれ事件当日はリーさんもシャロン邸に招待されていたものの、予定が入り難を逃れた等々・・・いま現在も様々な未確認情報が乱れ飛んでいます。
ただこのシャロンの葬儀に悲痛に満ち、暗く沈んだ表情で参列するリーさんの姿を通して、私は今も昔もたった1つだけ断言出来る事があります。
それはもしもリーさん、いえ格闘家ブルース・リーが事件当日にシャロン邸に居合わせたなら、無敵を誇るジークンドーの達人がマンソンたちの魔手からシャロンやセブリングを必ずや守り切っただろう、という事です。
それを思うと、このような無惨な事件が起きてしまった事が改めて残念でなりません。
そしてこの伝説のハリウッド女優シャロン・テートの葬儀映像の中にシッカリと刻み込まれたブルース・リーの姿こそが、この時既にリーさんこと李小龍が単なる一中国人俳優ではなく、立派なハリウッドの住人となっていた事を改めて証明しているのです。

 https://m.youtube.com/watch?v=rjlxdiYPLIo

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元アイスホッケー選手が遭遇した8日間の雪山地獄行脚!ジョシュ・ハートネット主演「マイナス21℃」来月公開!

2018-06-29 20:05:11 | 作品レビュー

さてさて、昨日は都内某所でスコット・ウォー監督、ジョシュ・ハートネット主演「マイナス21℃」(17)を試写で観て来ました。
いや~ここ連日の猛暑がブッ飛ぶほど身が凍りつくようなリアル・サバイバル映画でした。
元プロアイスホッケー選手のエリック・ルマルク(ジョシュ・ハートネット)は裁判出廷を6日後に控える身ながら、気晴らしも兼ねてシエラネバダ山脈にスノーボードにやって来ます。
母親との不仲やアイスホッケーへの未練から自暴自棄になりドラッグに手を出していたエリックは軽い気持ちで雪が舞うなか山に入ると「立ち入り禁止区域」でスノーボードを楽しみますが、何時しか自分が道に迷っている事に気がつきます。
食べ物も水も持たず、あるのは圏外の携帯と電波受信機。やがて山は夜になり、エリックは自分に迫る狼たちを追っ払いながら「大丈夫さ。何とかなるさ!」と自分を励ますのでした・・・。
しかし翌日雪で覆われた湖を歩いていたエリックは、突如氷が割れ湖に落ちてしまい全身がビショ濡れになり、ここから事態は急激に深刻化していきます。
着ていた服がビショビショになったエリックは一気に体温が低下し、痛めていた足の傷も悪化し、まともに歩けなくなっていきます。既に自分が山の何処にいるかも分からないエリック。
エリックと連絡が取れなくなった事を心配した母のスーザン(ミラ・ソルヴィノ)は単身シエラネバダに駆けつけると、救助隊の女隊長サラ(セーラ・デュモント)にエリックの捜索を依頼します。
しかし既にエリックが山に入ってから7日、スーザンはサラから事態は予想以上に深刻であると告げられます。
そう、その頃山中のエリックは彼自身の人生で未だ経験した事がない地獄の彷徨を強いられていたのでした・・・!!!

実話を基にした本作ですが、最初は軽い気持ちで「立ち入り禁止区域」に入った主人公が冬の雪山という大自然の脅威と自分自身の甘さ(必要な装備を何も持たずに山に入る)を身を持って思い知らされていく様が恐ろしいほどのリアルさで迫って来ます。
特にエリックが痛めている足の悪化と凍傷で次第に歩行すら困難になっていき・・・最後は余りの空腹に堪えかねたエリックが自分の●●を口にする辺りは壮絶の一言です。
果たして、サラたち救助隊の救出は間に合うのか?母スーザンの祈りはエリックに届くのか?
それは是非皆さんが来月公開となる本作をご覧になって確かめて頂きたいと思います。
人間は決して大自然を甘く見てはいけないんだ。映画の最後に登場するエリック・ルマルク本人の勇気ある姿を観てそれを痛切に感じた龍熱でした。
この「マイナス21℃」は来月7月21日より、新宿シネマカリテ他にて極寒の全国ロードショー公開となります!!

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闘神伝説~李小龍(107)新たに流出した「ドラゴン危機一発」の“ノコギリ脳天直撃”写真!!

2018-06-24 22:29:34 | 闘神伝説~李小龍

さてさて、最近は試写で観た作品群のレビューや昭和プロレスの話題が多かった「超級龍熱」ですが、そろそろ当ブログのメインテーマであるリーさんこと李小龍や香港クンフー映画の話題に軌道修正していきたいと思います。
で、この写真です。そう、余りにも有名な「ドラゴン危機一発」の“ノコギリ脳天直撃”のスチール、それも新たに流出した激レアなスチールです。
こういうレアなアングルのスチールを見ると、すわ「やはりこの“ノコギリ脳天直撃”のシーンは撮影されていたんじゃないか!?」と色めき立つところですが、それに関しての私個人の意見はその可能性は限りなく低い、と言わざるを得ません。
詳しくは昨年に当ブログでリーさんの生誕祭特別企画としてお届けしましたトビー・ラッセル監督の独占インタビューを読んで頂きたいと思いますが、それでもこうしてリーさんの主演5作品の中では比較的関心度の低い「ドラ危機」が注目を浴びる事は大変喜ばしい事です。
余談ですが、この「ドラ危機」の“ノコギリ脳天直撃”のスチールが撮られた直後に、リーさんこと鄭潮安の電撃の後ろ廻し蹴りを浴びて工場の壁を突き破ってしまうギャングを演じた陳龍ですが、先日「超級龍熱Facebook」で私とFacebook朋友である某氏から「陳龍はいま入院中で容態も余り思わしくないようだ」との情報を貰いました。
もしそれが事実だとしたら、「ドラゴン危機一発」という香港映画の歴史にアクション革命を起こした伝説的作品の貴重な歴史の目撃者に当時の思い出などを語って貰う機会がより難しくなりつつある、という大変辛く厳しい状況を再認識しなければならないようです。
今は皆さんと共にリーさんこと李小龍が率いた“李家班”の重鎮の1人でもあった陳龍の回復を心から願いたいと思います。

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人はなぜ山に登るのか?その答えを求めて。ジェニファー・ピードン監督作品「クレイジー・フォー・マウンテン」来月公開。

2018-06-24 21:45:37 | 作品レビュー

さてさて、先週は都内某所でジェニファー・ピードン監督による山岳ドキュメンタリー作品「クレイジー・フォー・マウンテン」(17)を試写で観て来ました。
名優ウイレム・デフォーが渋い低音でナレーションを担当する本作はモンブラン、エベレスト、マッターホルン、アイガーなどなど世界の名峰登頂に挑んで来た人間たちの長い歴史をオーストラリア室内管弦楽団が奏でる数々のクラシックの名曲に乗せて勇壮かつ幻想的な景色と共に映し出していきます。
特にクライマーが目も眩むような高所でロッククライミングするシーンは、まるでクライマーたちと私たち観客が同じ目線、同じ場所にいるようなアングルで撮られていて、これは一体どうやって撮影したのか?と思うほどのリアルさと臨場感で観る側に迫ります。
また映画の中盤に登場するフリーライドスキー、カイトスキー、ハイライニング、マウンテンバイクといった下手をしたら死と隣り合わせのようなエクストリームスポーツを取り上げるシーンでは、轟音と共に斜面を下る雪崩とまるで競争するかのように雪面を滑走するスキーヤーが遂には雪崩に呑みこまれていく場面が映し出され、思わず息を呑んでしまいます。
ただ個人的には威厳に満ちたクラシック音楽の旋律に乗って映し出される数々の名峰は美しく壮大で、そこに人間を頑なに拒み続ける大自然の偉大さを感じながらも、それを約80分間、延々と同じ風景を見せられるのは流石にちょっとワンパターンかなと感じました。
要するにこの「クレイジー~」は女性監督であるピードン監督が山を心から愛し、また山の魅力を深く理解しているからこそ可能だった美しい映像と勇壮な旋律の見事なコラボレーション作品である事は十分に理解出来ても、やはりこの映画は山好きな方だけが100%楽しむ事が出来る作品、言わば観る人間を選ぶ作品であると言わざるを得ない龍熱なのでした。
人は何故山に登るのか?その答えをこの映画で見出したい方にはお薦めしたい作品ですが、高所恐怖症の方は・・・少しだけ心の準備をされてからご覧になった方が良いでしょう(^_^)。
この「クレイジー・フォー・マウンテン」は来月21日から新宿武蔵野館にてロードショー公開との事ですので是非。

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“皇帝戦士”ビッグバン・ベイダーことレオン・ホワイトが死去。

2018-06-21 21:21:41 | ニュース

龍熱者が大注目のドニー兄貴最新作「葉問4」ですが、無事に中国での撮影を終え来月からイギリスでの撮影に入るようです。
ただ中国での撮影終了を祝っての葉偉信監督、袁和平武術監督、さらにはスコット・アドキンスらスタッフ&関係者全員が揃った大記念写真撮影の場に肝心の主演武打星であるドニー兄貴が「燃えよデブゴン」や「大師兄」の撮影でクタクタに疲れ切っていたため参加する事が出来なかったそうです(^_^;)。
私もこの「葉問4」の大記念撮影会の写真を見ましたが、確かに何処にもドニー兄貴は写っていませんでした。ドニー兄貴、くれぐれも体調には気をつけて下さいね。

さて、ここで訃報です。“皇帝戦士”ビッグバン・ベイダーことレオン・ホワイトが19日に亡くなったそうです。63歳でした。
ショックです。何年か前から余命宣告されていたと聞いてはいましたがまだ60代、早すぎますよね。
あのTPG登場の両国暴動事件のリングでアントニオ猪木相手に日本デビューしたベイダーは藤波や長州、さらには闘魂三銃士の厚い壁として立ちはだかり、その後もUWFインター、WCW 、WWE、全日で次々とベルトを奪取するなど、まさに世界を又にかけて活躍したトップクラスの巨漢レスラーでした。
あの巨体でムーンサルトプレスを楽々使いこなすベイダーは、片目を腫らしたままでのスタン・ハンセンとの死闘や、猪木がガチで逝っちゃったんじゃないか?と観客が真っ青になった超高角度ジャーマンを放ったドームの猪木戦など数々の伝説的な名勝負を残しました。
ベイダーはハードヒットを身上とした巨漢ヒールでしたが、それでも相手の顔面をブン殴りながら日本語で「ガンバッテガンバッテ」と鼓舞する姿は何処か人間味も感じさせる素晴らしいレスラーでした。...また1人、昭和プロレスを彩ったレジェンドが鬼籍に入りました。寂しいです。合掌。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl…

Big Van Vader aka Leon White passed away on this 19th.He was still 63.Vader was true pro-wrestling legend not only in Japan but in WCW or WWE.
His great matches against Stan Hansen or Antonio Inoki are forever.
Yes VADER TIME is never end!!

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ナチスの恐怖の足音から逃れて。クラウス・レーフレ監督作品「ヒトラーを欺いた黄色い星」来月公開。

2018-06-13 19:12:30 | 作品レビュー

ブログにコメントを頂いたカトーさんの情報ですが、来月7月20日のリーさんの命日からCSの「衛星劇場」で「グリーン・ホーネット」が日本語字幕版で放送開始ですね。
先日に「超級龍熱Facebook」でもこの話題をアップしましたら、沢山の皆さんが放送を喜んでいました。今から放送が楽しみです(^_^)。

さてさて、この映画、実は先週試写で観ていたんですが、レビューをアップするのが遅れてしまいました。クラウス・レーフレ監督作品「ヒットラーを欺いた黄色い星」(17)です。
1943年2月、ナチスのドイツ政権は強制労働のためにベルリンに残された全てのユダヤ人が逮捕され、首都からユダヤ人がいなくなったと宣言します。
しかし実際には約7000人のユダヤ人が潜伏し、最終的には約1500人が戦争と迫害から生き延びたのでした。
この映画はそのうち4人のユダヤ人の物語で、劇中にはまだ存命だった当時の彼ら4人のインタビュー映像がドラマ部分と交互に挿入される、言わばセミドキュメンタリーの形を取っています。
題名にある“黄色い星”ですが、これはナチスがドイツ人とユダヤ人を区別するために、ユダヤ人の服に強制的に縫い付けさせた黄色い星マークを意味しています。
ナチスによるユダヤ人大量虐殺、いわゆるホロコーストを取り上げる映画にはこれまで必ずと言っていいほどユダヤ人収容所の目を覆うような惨劇や残酷な処刑シーンが出て来て、私はこの人類史上稀に見る蛮行、いえ戦争犯罪の事実から目を背けてはいけないと思いながらも・・・どうしてもこのジャンルの映画が苦手でした。
ただこの「~黄色い星」にはそのような残虐シーンは全く登場せず、むしろナチスの魔手から懸命に逃げ延びようとするユダヤ人たちに手を差し伸べた人たちの勇気と善意を中心に描かれている点に感心しました。
彼らユダヤ人たちはこの悪夢のような戦争が1日も早く終わる事を願いながら、ある者は同胞のために身分証を偽造し、ある者は戦争未亡人を装って幸運にも心優しいドイツ国防軍の将校邸にメイドとして雇われ、ある者はヒトラー青少年団の制服を着て身元を偽り反ナチスのビラ作りに協力しながら、必死にその日その日を生き抜こうとします。
そして遂にドイツが連合軍に敗北する日がやって来ます。ベルリン市内にソ連軍が侵攻して来た事に歓喜した彼らユダヤ人たちは諸手を挙げてソ連兵を歓迎します。
ところが、ナチスの「ベルリンからユダヤ人は一掃した」との宣言を信じるソ連兵は、ユダヤ人だと称する目の前の若者たちが実はドイツ人ではないかと疑い、彼らの眼前に銃口を突き付けます!

ソ連兵「お前たちがユダヤ人だと?嘘をつけ!ベルリンにもうユダヤ人はいないんだ!」
ユダヤ人青年「いや今まで必死に隠れていたんだ。僕らはユダヤ人だ!本当だ!」
ソ連兵「よし、ならお前たちがユダヤ人だと、今ここで証明しろ。さあ、いいか?」

ここでソ連兵がユダヤ人青年たちに彼らがユダヤ人である事を証明させるために求めた“ある行為”とは何か?それを聞いたユダヤ人青年たちが戸惑いながらも取った行動とは!?
さらにこのソ連兵は何故目の前のユダヤ人たちの素性をそこまで執拗に問い詰めたのか!?
その場で全てが真実であると証明された時、余りにも悲しく、それでいて観る者の魂が揺さぶられるような熱く、深い感動のエンディングが私たち観客を待っている!!

この「ヒトラーを欺いた黄色い星」は、来月7月28日から「ヒューマントラストシネマ有楽町」他にて、全国順次ロードショー公開となりますので是非。

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龍熱の昭和プロレス放談seasonⅡ ① NWA新世界王者ジャック・ブリスコ誕生!その時、香港では何が起こっていたのか!? 

2018-06-07 22:16:08 | 龍熱の昭和プロレス放談

さてさて、いよいよ再起動しました「龍熱の昭和プロレス放談」seasonⅡですが、その第1回は1973年にアメリカはテキサス州ヒューストンで“南部の麒麟児”ジャック・ブリスコが“美獣”ハーリー・レイスからNWA世界ヘビー級王座を奪取した日を検証したいと思います。
まず話はハーリー・レイスがNWA世界王座を奪取したドリー・ファンクJRの王者時代に遡ります。
当時約4年数ヵ月にも渡ってNWA世界王者に君臨していたドリーですが、さすがに4年もの長期政権で肉体的にも精神的にも疲れ切っていました。
それはNWA系のプロモーターたちも、ドリー本人も、そしてドリーの実父でNWA本部に強い発言権を持つドリー・ファンクSRも「そろそろドリーも王座を誰かに明け渡す時が来たようだ」との意見で一致していました。
NWA本部がドリーの後継者に強く推していたのがアマレスで最強を誇り、プロレス転向後も王者ドリーに何度も挑戦し毎回あと一歩までドリーを追い込んでいたジャック・ブリスコでした。
そうして「今度ブリスコがドリーに挑戦した時こそ王座移動は必至だろう!」との期待の中で決定したドリーvsブリスコのNWA世界戦ですが、何とドリーがブリスコ戦直前にアマリロの牧場で怪我をしたとの理由でこのドリーvsブリスコ戦は急遽中止となります。
これにはNWA世界王座奪取に燃えていたブリスコも酷く落胆しましたが、さらにブリスコを2度目の衝撃が襲います。
そう、何とドリーがNWA世界王者から転落したのです。絶対王者だったドリーを背後から腹部へパンチを浴びせ、そこから必殺のブレーンバスターでフォールし、新たにNWA世界王者となったのはブリスコと同じくNWA王者候補だったハーリー・レイスでした。
このドリーからレイスへの王座移動は、ドリーのブレインであるドリー・ファンクSRによるドリー王座転落後のNWA内でのファンク一家の勢力維持を含んだ策略に違いない!との声が多々ありました。
それでもブリスコは気持ちを切り替えると、新王者レイスへの挑戦を目指して日々奮闘し、遂に1973年7月にテキサス州ヒューストンでレイスのNWA世界王座挑戦のチャンスを掴みます。
前回も触れましたように、この世紀の一戦の試合前にルー・テーズやジン・キニスキーも巻いた由緒ある皮製のNWA世界王座のベルトが中央に地球を象った新たなデザインのベルトへと交換するセレモニーが行われています。
60分3本勝負で行われた試合は、1本目はレイスが得意のブレーンバスターでブリスコをフォールし先制。2本目はブリスコが足四の字固めで返しタイとし、決勝の3本目はハイアングルアトミックドロップで追い込むレイスを気迫で蹴散らしたブリスコが電光石火のルー・テーズ・プレス(フライングボディシザース・ドロップ)でレイスをフォール!!
ここに新NWA世界ヘビー級王者ジャック・ブリスコが誕生!写真がブリスコが2対1でレイスを下しNWA世界王者となった瞬間を捉えた1枚ですが、僅か数ヶ月で王座を転落し呆然とする敗者レイスを尻目に当地のプロモーターのポール・ボーシュの手洗い祝福を受けるブリスコの姿が印象的ですね。
ちなみにこのレイスvsブリスコ戦の試合映像ですが、驚くべき事に現在その映像の所在が確認出来ないそうです。
私が日頃お世話になっている埼玉在住のアメプロ最強コレクターのTさんにこの試合の映像の存在を訊いたところ、Tさん曰く「確か1度観た記憶がありますが、何処に入ってしまったかなぁ」との事で、もしこの歴史的にも貴重な試合映像が現存しているなら是非観てみたいですね(^_^)。
さて、最後になりましたが、このハーリー・レイスにジャック・ブリスコが挑戦したNWA世界ヘビー級タイトルマッチが開催された正確な日付けをここに書き記しておきたいと思います。
その日付けこそが1973年7月20日でした。そう、リーさんこと李小龍信者の皆さん、いや香港クンフー映画ファンの皆さんなら、この日に遠くアジアの美しい夜景を誇る香港で何が起こっていたのか、もうお判りですね。
そうです、このアメリカはテキサスで歴史的なNWA世界王者の交代劇が起こった同じ日、香港では“世紀の闘神”にしてアジアのスーパースター李小龍ことブルース・リーが急逝していたのでした!!
嗚呼、何と言う偶然でしょうか。勿論、歴史上における衝撃度ではりーさんことブルース・リーの急逝がNWA世界王者の移動劇よりも遥かに大きく、また重要な出来事である事は言うまでもないでしょう。
ただそれでも私はこの2つの出来事が例え時差の違いがあったとしても、同じ年の同じ月の同じ日に起きていた事の奇蹟に只々驚きを禁じ得ないのです。
こうして、遂に悲願のNWA世界王者となったジャック・ブリスコは当初は赤の台座だった新NWA世界ヘビー級のベルトを黒皮に変更すると、世界各国で精力的に防衛戦を行っていきます。
しかし、そんな無敵王者ブリスコも翌年の1974年12月に日本は鹿児島でブリスコを待ち構えていた“東洋の巨人”の執念の前にまさかの王座転落を迎えるのでした!!嗚呼、昭和プロレスよ、永遠に!!

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落ち目の悪役覆面レスラーがマスクを脱ぎ捨てる時!棚橋弘至主演「パパはわるものチャンピオン」9月公開!!

2018-06-06 17:38:06 | 作品レビュー

さてさて、昨日は都内某所で藤村享平監督、棚橋弘至主演「パパはわるものチャンピオン」(18)を試写で観て来ました。

かつて大人気プロレスラーだった大村孝志(棚橋弘至)は、その絶頂期に膝を負傷しリングから長期離脱して10年、今ではマスクを被った悪役レスラー、ゴキブリマスクとしてファンからブーイングを浴びる毎日を送っていました。
妻で小さな美容院を経営する詩織(木村佳乃)はそんな孝志を変わらず応援してくれていますが、孝志は9歳になる息子祥太(寺田心)にはまだ自分の仕事がプロレスラー、それも悪役レスラーである事を言い出せずにいました。
そんなある日、どうしてもパパの仕事が何か知りたかった祥太が孝志の車に忍び込み、プロレス会場で孝志がゴキブリマスクとしてファンからブーイングを浴びながらリングで闘う姿を知ってしまいます。

祥太「パパの仕事ってプロレスなの?それに悪者レスラーでしょ?パパなんて嫌いだよ!」

祥太の言葉にショックを受ける孝志ですが、そんな孝志に毎年団体の最強レスラーを決めるビッグイベント「Z-1クライマックス」に出場するチャンスが訪れます。
この「Z-1クライマックス」に何としても優勝して、かつてのエースレスラーとしての栄光と祥太の愛情を取り戻そうと燃える孝志でしたが、学校で密かに好きな女の子に自分の父親がゴキブリマスクではなく、新時代の最強レスラーであるドラゴンジョージ(オカダカズチカ!)だと嘘をついてしまった祥太は・・・

祥太「パパ、悪者のゴキブリマスクなんて嫌いだ!プロレスなんかもう止めてよ!」

と頑なに孝志を拒絶するのでした・・・。
愛する息子との断絶に苦しむ孝志、いやゴキブリマスクはそれでも「Z-1クライマックス」で奇跡の連勝を続け、いよいよ優勝戦進出者決定戦となる強豪スイートゴリラ丸山(真壁刀義)戦を迎えます。
この試合で意を決した孝志はリング上でマスクを脱ぎ捨て、10年振りに素顔の大村孝志として丸山と闘いますが、試合には惜敗し、勝手にマスクを脱いだ事で団体からも解雇されてしまいます。
全てを失ってしまった孝志は祥太の望むように大好きなプロレスを止めようと決意しますが、その祥太も片思いの女の子に「祥太クンのパパってドラゴンジョージじゃなくてゴキブリマスクだったの?祥太クンの嘘つき!大嫌い!」と言われてしまいます。
この時、祥太は初めてパパの孝志に自分が何度も「嫌いだ!」との言葉を浴びせた事で、どれだけパパを傷つけていたかを知るのでした。しかしここで大村家に奇跡が起こります。
スイートゴリラ丸山を倒し「Z-1クライマックス」3連覇を達成した最強王者ドラゴンジョージが優勝記者会見で驚きの発言をしたのです!!

ドラゴンジョージ「同世代の選手で闘いたい相手?特にいませんね。ああ、でも1人だけ闘ってみたい選手がいます。誰かって?大村孝志さんです。但し、今の大村さんじゃなくて、僕が昔に憧れていた伝説のエース、大村孝志さんなら、ですけどね!」

この絶対王者の発言に団体は急遽孝志を復帰させ、ドラゴンジョージvs大村孝志のスペシャルマッチを決定!全国のプロレスファンが注目する世紀の一戦となりますが、既に引退を決意した孝志はドラゴンとの試合を固辞します。
そんな孝志をジッと見守っていた妻の詩織、そして昔から孝志の大ファンだった雑誌編集者のミチコ(仲里依紗)から以前の孝志、いやパパがどれほど素晴らしいレスラーだったか、そしてどれだけプロレスを愛していたかを教えられた祥太は、自分の全ての想いを込めて大好きなパパにメッセージを書き記すのでした。

祥太「パパ、めざせ!チャンピオン!」
孝志「祥太・・・!」

そして迎えたドラゴンジョージvs大村孝志の大一番。孝志は試合前に友人の医師大友(大谷亮平)から告げられた「大村、この痛み止めの注射でお前の膝は必殺技フライハイの衝撃に1度だけ耐えられる。いいか、1度だけだぞ?」との言葉を胸に絶対王者ドラゴンジョージとの決戦に挑みます。観客席には女の子と仲直りした♪祥太とミチコ、そして美容院でテレビ観戦する詩織。
果たして孝志はドラゴンジョージの必殺技ドラゴンメイカーに耐え抜き、伝説の必殺技フライハイで勝利を掴む事が出来るのか!?
いま愛する家族のために、そして自分が人生を捧げたプロレスのために闘うプロレスラー大村孝志、その運命のゴングが鳴った!!

プロレス界には関係者だけが知る隠語でケーフェイと言う言葉があります。英語のフェイク(Fake)を逆にした言葉で、このケーフェイには様々な意味が込められているんですね。
そのケーフェイという言葉が持つ意味の一つに、プロレス界の住人がプロレスという特殊な格闘芸術の裏表を決して外部に明かす事なく頑なに守り通す、があります。
私は近年のプロレス関連の出版物や映像作品が、このケーフェイをアッサリと破り、実に軽々しくプロレスの裏表を晒しているのをとても寂しく思っていました。
当初この「パパはわるものチャンピオン」も作品の英語題名が「My Dad is Heel Wrestler」とあり、このHeel=ヒール(悪役の隠語)も普通一般的には知られる事がないケーフェイの一部なので、私はちょっと不安な気持ちと共に試写を観始めたのでした。
でも私のそんな不安は取り越し苦労でした。藤村監督はこの「パパはわるものチャンピオン」で長年に渡って日本人に愛され続ける娯楽スポーツとしてのプロレスの素晴らしさを、プロレスの醍醐味はその勝敗ではなくレスラーの生き様にある事を、さらにはヒール・レスラーという存在の重要性と奥深さを、そして何よりも家族がプロレスを通して固い絆を再び取り戻す姿を涙と笑いと共に感動的に描き切っていました。実にアッパレです。
主演の棚橋も抑えた演技が好感持てますし、その棚橋の相棒レスラーであるギンバエマスク役の田口隆祐がまた何とも良い味出してます(^_^)。
クライマックスのドラゴンジョージと大村孝志の白熱の攻防戦は、その衝撃の決着シーンも含めて、プロレス観戦歴40年以上の私も思わず手に汗握ったベストバウトだと断言します。
私はこの「パパはわるものチャンピオン」を周囲のプロレスファンの友人に自信を持って薦められます。堂々と胸を張って薦められます。
藤村監督、素晴らしいプロレス映画をありがとう!!
この「パパはわるものチャンピオン」、ハッキリ言って龍熱の超お薦めです(^_^)。
さあ、棚橋弘至主演「パパはわるものチャンピオン」は9月21日から全国ロードショー公開となりますので是非!!

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