超級龍熱

香港功夫映画と共に

洪金寶vs呉京激突!『奪師』&樂貿影視『鬼計双雄』VCDリリース!

2008-05-03 00:17:36 | 作品レビュー
ここ最近購入したDVDやVCDの中で、ダントツで嬉しかったのが樂貿影視からVCDでリリースされた鄭昌和導演、申一龍、陳恵敏、陳星主演『鬼計双雄』(76)です。
この作品は以前に当ブログでもレビューしたかと思いますが、実は遥か昔にVHS(北京語版)でリリースされていた本作のソフトは何故かオープニングのクレジット・タイトルがバッサリとカットされていたんです。
それが今回の樂貿影視版ではシッカリとその“幻のクレジット・タイトル“が収録(それもワイドスクリーン仕様!)されていてもう感激でしたねー!ってこの樂貿影視版『鬼計双雄』のVCDリリースって全然話題になっていないけど・・もしかしてこんなに大喜びしてるのって私だけなのかなぁ?(苦笑)。
他にも同じ樂貿影視の成龍出演作品『花飛満城春』(75)もありましたが、これは昔から『拍案驚奇』(75)と一緒にVHSで持っていたのでパスして、代わりに大陸版のDVDでリーさんのドキュメンタリー作品『龍:一九七三以后』を購入しました。
この作品は既に国内でもアートポートさんからリーさんの子役時代の出演作品のボックスに特典ディスクとして収録されているんですが、この大陸版DVDの『龍:~』のジャケットがもうメチャクチャにカッコ良いデザインなんです!!
表ジャケには紅色をベースにリーさん主演作品の名場面が帯状に入っていて・・そこにあの香港の港にそそり立つリーさんの銅像がシルエットでバァ~ン!と入っているんです!(号泣!)。もう超速攻のジャケ買いでした(キッパリ!)。私はこの『龍:~』DVDには文句なく2008年度ベストDVDジャケ・デザイン大賞を進呈したいですねー!
でもこのDVDの背表紙をよく見ると、本作品の英語題名が『DRAGON SINCE1937』と入っているんですが、1937年ってまだリーさん思い切り生まれてないんだけど?(苦笑)。

さて、同じく昨日は羅守耀導演、洪金寶、任達華、呉京主演『奪師(又題:血戦)』を観ました。
大陸版のDVD、それも無字幕で観たので物語展開の把握が難しかった事もあるんですが・・作品全体的には期待していたほどの完成度の作品ではなかったです。
余り細かく物語を書くとネタバレになってしまうのですが、洪金寶ことサモ・ハン演じる黒社会のドン、サモの弟の任達華、そこにサモ・ハンの愛妻ティエン・ニュなどそれぞれの思惑が複雑に絡み合い、やがて凄惨な抗争に発展していくという展開です。とにかくキャストが豪華で李修賢、張兆輝(快演!)、ケン・ロー、マギー・シュー、林雪(意外にアッサリと殺されます)、渋いとこで王天林などが顔を揃えているんですが、やはり当ブログ「超級龍熱」ではサモ・ハンと呉京の絡みに注目したいところです。
と言うか、この映画は呉京の武打シーンになるとそれまで淡々と展開していた画面が俄然盛り上がるんですねー!
呉京は髪を青っぽく染めて手には剣を持ち、片っ端から敵を斬りまくるヒットマン的なキャラクターなんですが、映画の中盤で警察に捕まったケン・ローの口を封じるために張兆輝や呉京たちが警察署に侵入します。
そして張兆輝がケン・ローを射殺した後、騒ぎに駆けつけた李Sirじゃなくて(苦笑)李修賢たち警官隊と激しい銃撃戦を繰り広げながら呉京たちが警察署からの脱出を試みるシーン、ここはかなり見応えあり!です。
特に呉京が狭い廊下で自分に迫ってくる2人の警官を電撃&トリッキーなアクションで一瞬で撃退するシーンは素晴らしいアクションで必見でしょう。
そして映画の最後の最後で、いよいよ洪金寶と呉京が対決します。何故ここで2人が対決する事になるかは、実際に映画をご覧になると判るかと思いますが・・私がこの2人の対決で何より感激したのが、最近では『SPL/狼よ静かに死ね』(05)を除くと、サモ・ハンがその出演作品群で文字通り全力でアクションを披露する事は殆ど無かったんですが、この『奪師』での呉京との一騎打ちでは久々にサモ・ハンがド迫力かつ気合い十分の武打シーンを見せている事でした。
今回はサモ・ハンが長パイプ、呉京が剣で互いに鬼気迫る表情と共に死力を尽くして闘うんですが・・もう激闘の最中のサモの決死の表情が素晴らしいんです!中でもサモ・ハンが呉京の一瞬の隙を突いて叩き込む豪快な右の後ろ廻し蹴りの速さと言ったら・・!(絶句)。
私はこのサモの廻し蹴りのシーンだけで5回も繰り返し観てしまいました(苦笑)。流石にサモ・ハン、まだまだ健在です。さらに呉京と延々と闘ったサモ・ハンが一瞬お互いに闘いを止め、ジッと睨み合った際にサモ・ハンが呉京に「ニヤリ!」と凄味タップリに微笑んで見せるんですが、ここのサモ・ハンも実に貫禄十分で私はまたも唸ってしまいましたねー。で、このサモ・ハンと呉京の一騎打ちの決着の行方、そしてその後に待っているサモ・ハンの衝撃の運命は敢えてここでは触れませんので、是非とも皆さんご自身がご覧になって見て下さい。
今回の『奪師』、作品としては今一つ全体的な物語の流れ等にキレが無かったんですが、サモ・ハンと呉京それぞれのクンフー・アクションには十分合格点を進呈しても良いかと思います。
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4 コメント

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SPL (yuuki)
2008-05-04 09:06:09
SPLの時のサモハンとウージンのドニーイェンとのファイトシーンは迫力と殺気あふれる名ファイトでしたね。今回も凄そうですね。ぜひ見てみたいです。
奪師 (龍熱)
2008-05-04 14:26:52
yuukiさん、

こんにちわ!
ほんと『SPL』のドニー、
サモ、ウージンの激闘
は素晴らしかったです。
今回はサモとウージン
が迫力の一騎打ちを
見せていますので、
機会ありましたら是非
ご覧になってみて下さい!
こんばんは~! (千夜)
2008-05-10 21:07:52
ご無沙汰しています。
やっと出ましたね!奪師!
私も拝見しました(香港版です)
サモハンさんと呉京君の見事な一騎打ち
ずっと鳥肌がたち、瞬きするのも勿体無く、
画面釘付けで楽しませていただきました。
大陸版を見たということですが、結末はどうでしたか?
香港版は呉京君との一騎打ち…サモハンさんの大きな山場…そして最後にサイモンさんのシーンで終わりでした。
全体としては私には満足感のいく作品とまではいきませんでしたが、
アクションは最高でした!
血戦 (龍熱)
2008-05-11 00:31:54
千夜さん、

こんばんわ!
千夜さんのブログ拝見していましたが、
千夜さん本当に色々と大変だったよう
で、その後如何ですか?
『奪師』は私の観た大陸版では、あの
サモ・ハンのラストの後に字幕の説明
(と言っていいのか)が出てエンド・クレ
ジットだったので、香港版にある任達華
のシーンは無かったですね。
これは私も香港版をチェックしないと!
でも千夜さんの仰るように呉京のアクシ
ョンは安心して観ていられましたねー!
あとラストの呉京とサモの一騎打ちも
大変良かったです!
今から呉京の次回作が楽しみですね。

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