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差別主義者に救いはあるのか?ジェイミー・ベル主演「SKIN/スキン」5月公開。

2020-02-05 16:17:25 | 作品レビュー

さて、一昨日になりますが都内某所でガイ・ナティーブ監督、ジェイミー・ベル主演「SKIN/スキン」(18)を試写で観て来ました。

2003年に実際に米国で発足したスキンヘッド集団「ヴィンランダーズ」の共同創設者ブライオン・ワイドナーの実話を基に製作された本作。白人至上主義ギャングを率いる両親に養子として育てられた若者ブライオン・ワイドナー(ジェイミー・ベル)は全身に入れ墨を入れ逆にそれを誇り、暴力と差別のド真ん中に生きる粗暴な毎日を送っていました。

ある日、ブライオンは3人の娘を持つシングルマザーのジュリーと恋仲になります。ジュリーや娘たちとの日々から人間本来の優しさに目覚めたブライオンは白人至上主義思想を捨て、また両親やギャングの仲間を捨て、ジュリーたちと新しい人生を歩み出そうとしますが、白人至上主義に染まった両親はそれを許さなかった!。ここからブライオンとギャング団の骨肉の闘いが始まるのだった!

本作「SKIN/スキン」は主人公ブライオンの愛する女性と義理の肉親に挟まれながらの苦悩。そこから人種差別思想の誤りを悟り、全身に入れた入れ墨除去を決意し更生するまでをリアルかつストレートに描いています。

アメリカに深く根づく白人と黒人の差別闘争を軸に、1人の若者が差別思想を捨て、自分の過ちを認め、最後には愛によって救済されるまでを描いた本作、是非ご覧になって頂きたいです。 

ちなみに試写では本編上映前に同テーマを扱い超バッドエンディングが用意された19年アカデミー短編賞を受賞した短編も上映されました。龍熱的にはこの短編のほうがインパクトがありました。

この「SKIN/スキン」は5月9日から新宿シネマカリテ他にて全国順次ロードショー公開となります。

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2 コメント

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Unknown (象が転んだ)
2020-02-06 08:25:57
ブルースリーの怒りが伝わってくる様な映画の様ですか。
ブルースリーも人種差別には反対してましたね。
そんな中、トランプは無罪で
大統領演説は聞いてて虚しかったです。
アメリカに救いはあるのか?
Unknown (dragonfever1127)
2020-02-10 07:37:18
象が転んださん、

おはようございます!
差別は間違いである、と悟った人間は果たしてやり直せるのかを問うた映画です。是非ご覧下さい。
はい、リーさんは差別に反対していましたね。当時のアメリカは今より何倍も差別が激しかった中で生きたリーさん。
そのリーさんを今ではアメリカ人を含めた世界中の人間がリスペクトしています。リーさんは差別に勝ち、それを超越した偉大な人です。

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