超級龍熱

香港功夫映画と共に

幻のフィルマーク作品『アグネス・チャンの香港大怪談/ひなげしのキョンシー』を観る!

2008-12-24 13:28:18 | 作品レビュー
昨日はちょっと必要があって韓国ホラー映画の『嫁の恨』(72)と『千年白狼』(83)を2本続けて観てたんですが、特に『千年~』は結構キテるねー!これは観ないまま状態の韓国ホラー映画群もちゃんと観ないと駄目かな。

さて、皆さんもご存知の江戸木純大兄の名著「地獄のシネバトル」で取り上げられた数多くの興味深い作品群の中で、今でも多くの香港映画ファンが心底観たがっている幻の作品こそ今回レビューする『アグネス・チャンの香港大怪談/ひなげしのキョンシー』(87)でしょう。
何故この『~ひなげしのキョンシー』が幻の作品となったか、そこに至る経緯は「地獄の~」に詳しいのでそちらを読んで頂きたいのですが、簡単に言えばトーマス・タン率いるフィルマーク・インターナショナル社が周峻階導演作品でアグネス主演作品『●鬼線(●の字PCで出ません)』(84)のアグネス出演シーンと、ブルース・ランバート導演による白人女忍者映画の映像を“合体”させ1本の作品に仕立て上げたのがこの『~ひなげしのキョンシー』という作品の正体です。
で、当時この『~ひなげしのキョンシー』を国内でリリースしようとした所、アグネス側からクレームが付き、最終的には作品の発売が中止となり、折角製作した日本語字幕入りビデオ、ポスター、チラシなどが全てお蔵入りしてしまった次第です。さて、では早速に『~ひなげしのキョンシー』自体のレビューに入りたいのですが、私が所有しているソフトは英語吹き替え版で英語題名は『Vampire Raiders:Ninja Queen』です。
オープニングでは例によってフィルマーク作品お馴染みのスタッフが名を連ねてたクレジットが映し出されますが、そのクレジットの中の「特別出演:アグネス・チャン」の英語クレジットが妙にワクワクしますね(苦笑)。
まあここでランバートが撮ったショボイ白人忍者やヘンテコなキョンシーのシーンに触れても意味がないと思いますので割愛して、肝心のアグネスは映画が始まってすぐにホテルの電話オペレーター役で登場します。
さすがに84年当時のアグネスは若くて可愛いんですが、映画自体は単なるB級のコメディー・ホラー映画で、アグネスの恋人?役が成龍映画でお馴染みのデブの蒋金だったり、アグネスを追っかけ回す幽霊チックな悪役が魚頭雲や杜少明、あるいは何柏光だったりとかなり単調&地味な展開で、どうやらトーマス・タンが自分たちの忍者映画と合体させる映画にこのアグネス主演作品を選んだのも何となく納得だったりします(爆笑)。
ただフィルマーク側の忍者映画で導師役の何柏光とキョンシー役の魚頭雲の2人が、合体編集に使用されたアグネス主演映画にも出演している点はちょっと要チェックポイントでしょう。
また映画の途中ではアグネスが黒の水着姿で海で泳いだり、クライマックスの船上での乱闘では土砂降りの雨でズブ濡れになったアグネスの服が若干透け透けになったりするんですが、きっとこれらのシーンがこの『~ひなげしのキョンシー』が当時無事に発売されていたとしたらファンの間で“お宝映像”化したのかも知れませんね。

そう言えば、この間大昔に日本のテレビ番組「ドレミファドン!」か何かの中の沢田研二の料理番組コーナーに、アグネスがジャッキー成龍と一緒にゲスト出演した回をビデオ録画した物が出てきたんですが、これってジャッキー信者にとってはレアなのかな?番組の中でのアグネスはジャッキーとは広東語でもう殆ど“タメ口”で喋っていましたね。
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2 コメント

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アグネスとブルース (李小龍特派員)
2008-12-26 09:38:17
アグネス・チャンも日本に来る前に香港映画によく出ていたんねすね。
そういえば、ブルースとアグネスは会っているんですよね。
1972年だったかアグネスとブルースが10大スター授賞式に選ばれています。
そのときの集合写真があるんです。
例のオフ会に渡しますね。
リーさん&アグネス (龍熱)
2008-12-26 13:38:14
李小龍特派員さん、

こんにちわ!
そうなんですよ、アグネスは当時も
ショウ・ブラザース映画に何本か出
ていたりと既にスターだったようです。
おお、リーさんとアグネスの写真とは
是非見たいですねー!
当日に拝見させて頂くのを楽しみに
しています。

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