超級龍熱

香港功夫映画と共に

What was Artport and GOD?⑤ 吹き荒れるGOD狂騒曲!

2020-01-03 10:00:40 | 闘神伝説~李小龍

無事に劇場公開された「BRUCE LEE in GOD/死亡的遊戯」は、当然ながら日本中のリーさん信者が勇んで劇場に駆けつけました。私も何回か劇場に足を運びましたが、その度に劇場内で友人のリーさん信者や知り合いの編集者など誰かしらにバッタリ会ったのには思わず苦笑しました。

私が今でも強烈に覚えているのが、劇場で「GOD」を観ていて映画の中盤となり、ちょうど前半のドラマ部分が終わった瞬間、劇場のドアを意気揚々と開けて館内に入って来た男性ファンの「どうだ?前半のドラマなんか観ないで後半の五重塔ファイトしか観ない俺は凄いマニアだろう?」的な得意気な顔付きでした。
この「GOD」では劇場パンフレットも製作されましたが、この頃私は竹田直樹さんとまだ面識がなかった事もあり、パンフレットに執筆出来ませんでした。
劇場で購入したパンフレットの中身を見て「嗚呼、自分に書かせて貰えたら!」と複雑な心境になったのを覚えています。
しかし、その後の私は「GOD」関連媒体の殆どを執筆する機会を頂きました。
まずご覧の「映画秘宝」、「武術」誌、「フルコンタクト空手」、パイオニアDVDリーフレット、そしてアートポート社「BRUCE LEE in GOD/死亡的遊戯」DVD封入ブックレット等々。特に「GOD」DVDのブックレットは私の入魂の原稿でした。
ここで残念ながら今月休刊を迎える「映画秘宝」と「GOD」について書いておきましょう。
このトラックスーツ姿のリーさんが大きく表紙を飾る「GOD」特集号は、現在も多くのリーさん信者に愛されている「映画秘宝」の表紙だと聞いています。
この特集号では私が「GOD」特集のメイン原稿を執筆しましたが、実はこの時の私は既に「死亡遊戯」96分のラフカットを観ていました。
ただその当時はラフカットを観ている、または所有している事は超コンフィデンシャルな事項だったので、原稿ではそれを如何に読者に知らせず、かつ充実したコンテンツの「GOD」原稿を書くかでかなり苦心した思い出があります。
またこの「GOD」特集号の際はリーさんが表紙を飾る事が出来ましたが、私の香港功夫映画評論家としてのキャリアにおけるベスト原稿の一つである同誌の特集コラム「Yesterday Once more」の「燃えよドラゴン」特集ではリーさんが表紙を飾る事が出来ませんでした。
それは当時の編集長だった町山智浩さんの「「映画秘宝」はブルース・リーの専門誌じゃないんだ!」との強い反対があったからでした。当時の私はこの町山さんの反対に反発を覚えました。でも今となって見ると、映画専門誌として全体のバランスを考えた場合、その町山さんの判断は正しかったと納得出来るのでした。
それでも私はたまにこの「燃えよドラゴン」特集号の表紙を飾るジェニファー・コノリーの笑顔をネットで見かける度に、何ともほろ苦い想いが頭を過るのです。No Game of Death No life!!

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