超級龍熱

香港功夫映画と共に

出でよ!失われた60分フルタイムに挑む女子プロレスの女神よ!

2020-02-10 12:54:55 | 女子プロレス新女王!林下詩美

現在の女子プロレスはタイトルマッチも含めて殆どのシングルマッチが30分1本勝負である。
ただ私たち昭和プロレス世代から見ると、どうしても30分1本勝負はタイトルマッチやメインエベントの試合方式にあらずと感じてしまうのである。
以前の女子プロレスは当然タイトルマッチやメインは60分1本勝負、あるいは60分3本勝負が主流だった。
そしてその60分の試合方式、さらには男子プロレスでも本当に稀だった60分フルタイム戦をクリアしている女子プロレスラーは近年でも数えるほどしかいない。
それら“Going Distance”を達成しているのが豊田真奈美、井上京子に加えてNEO絶対王者に君臨した田村欣子さまなのだ。
さらに特筆すべきは田村さまはその60分フルタイムを2度クリアしている事である。
龍熱が田村さまに60分フルタイムを闘っている時の精神状態をお訊きした際、田村さまは「その前に40分の試合を1度経験してたけど、未知の領域になるその40分からが本当にキツかったわ。出せる技が殆ど無くなって来るし疲れて来るし、ラスト数分はもうフラフラだった!」との事。
偉大なNWA世界ヘビー級王者だったドリーファンクJrは世界各地で60分フルタイムの防衛戦を連日行っていた当時をこう回想している。
ドリー「15分1本勝負を4回やるつもりで闘っていた。15分闘うとそこでまた自分の気持ちをリセットするんだ。つまり私とチャレンジャーのファイトには山場が4回来るわけで、それを見て観客は何度も熱狂するんだね」余りにも生々しく、また深い元NWA世界チャンピオンの証言である。
確かな事はドリーファンクJrも田村欣子さまも他のプロレスラーの殆どが経験せずにそのキャリアを終わる“未知の世界”を何度も経験し、それを自身のレスラー人生における誇りと糧としていった事である。
昨年12月24日のスターダム後楽園ホール大会で木村花vsジュリアの壮絶なるド突き合いの果ての15分時間切れ引き分け。あのド突き合いを60分、いや時間無制限1本勝負でもう1度見てみたい!と思うのは龍熱だけではないはずだし、また花とジュリアならそれがきっと出来るはず。
今後の女子プロレスラーたちの中から先人たちが挑んだ“未知の領域”である60分フルタイムに挑戦せんとする勇敢なる女神の登場に期待したい。

Japanese Joshi Pro-Wrestling Legend Yoshiko Tamura.

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