ある記憶

遥か遠くにいってしまった記憶たち

同窓会

2008-01-19 01:08:17 | 
さっき帰った。部下も今日は軒並み新年会とか言っていた。僕も、当時の同級生の同窓会というか新年会に出た。
昔話に花が咲いた。あの話、この話、ここで言えないことばかり。
20年前に一足飛びに戻り、あの頃の空間に浸りきった。
と同時に、今の現実にみんなため息をつきつつ。
早い奴で息子がもう25才になるという。
下のほうでも娘はもう10才だという。
未だに学生気分で人生を憂いているのは僕ばかり。
みんな日々の現実にいっぱいいっぱいのようだ。
僕の環境をみんな羨ましがっていたが、僕は僕でそれ以上の悩みがある。
生きている限り、どんなステージで、どんな境遇にあろうと、人は苦悩から解放されることはない。
そんな現実から目をそらし、人は生きざるを得ない。日々の煩雑さゆえにそんな現実を振り返る暇もなく時間が過ぎる人もいる。

僕は、そんななかで空虚に日々を過ごしているんだなあ。
思想も信仰も自己愛も何も無い。
刹那の愛、刹那の恋、刹那の友情、刹那の生甲斐、刹那の情熱、刹那の・・・、
その刹那の積み重ねのみでできている自分の生き様。

またしても酒をしこたま飲んだ。
そしてフィリピンバーでいやになるほどカラオケを歌ってきた。
実は、僕はカラオケが好きで、自分で言うのもなんだが歌が上手い。
聞きたければいつでも聞かしてあげよう。実は、ダンスも上手い(マジ?)。
飲んでも歌って踊ったよ。僕の中の空白は埋まりはしないが、それはそれで刹那を楽しめばいいんだ。

瀬戸内晴美のように出家するまで煩悩は消えないだろうね。
寂聴師匠に弟子入りを希う。

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