GUINNESS BOOK

英国系パブ&ビール飲み歩き日記+α

本場のポーター “MANCHESTER STAR”

2006-09-13 | イギリスのビール
洗足“Pangaea”に入荷した、イギリス“J.W.LEES”の“MANCHESTER STAR”。

初めて見るブランド。
ハンドポンプから注がれていますが、リアルエールではなく、ハンドポンプ向けに弱いガスで提供しているそうです。

濃い目のこげ茶色のビールは、サッパリしてかなり酸味が強め。
ポーター(荷運びさん)が仕事の後にグイグイ飲めるような、軽い口当たりです。
このビールが初めて造られたのは1884年だそうです。
冷蔵庫などが無い時代、サッパリと飲ませるには、酸味もいい演出だったのかも知れません。
ビールの本などに書かれている、
ペールエール + ブラウンエール + 古くて酸味のあるブラウンエール
というポーターのルーツに近いビールだな、と思いました。
このビールは品切れになってしまいましたが、Pangaeaで飲める瓶のリアルエールでも、本場のポーターの味わいが楽しめると思います。


日本で造られているポーターは、甘く濃い、リッチな味わいのものが多く、スタウトとの境界線が良く分かりません。
スワンレイク・ポーターやエチゴのインペリアルポーターも大好きなのですが、あれはまた別の進化なのかな…と思います。


Dorothy Goodbody's OurGlass
ラベル買いした、イギリス“Wye Valley Brewery”の“Dorothy Goodbody's OurGlass”。

OurGlassはHourglass(砂時計)のもじりではないか、とのお話でした。
砂時計はその形から、グラマーな女性の例えに使われたりするそうです。

畳表のような、イギリスっぽいホップの香りが印象的でした。





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